を、いきなり覆すと。
本戦は駅伝で予選会はタイム合計の記録会だから、そもそも別競技なんだよね。
そもそもとか言うなら、「どっちがおもしろいか説」の問いの答えになってない説ぇ!!!
でも何で「駅伝の予選」なのに駅伝じゃないんだろうな?
タスキをつながないんだろうな?
ま、どうっでもいいかな()
*
ぼくたちの農大がやったですよ!
下馬評では「あわよくば通過するかも」って位置付けで。
12、13番手ぐらいな感じだったのに。
堂々の6位!
で、その6位ってのもさることながら。
大エースの前田クンがゴールしてほどなく、3人も4人も松葉緑がゴールに飛び込んできおった!!!
ってのがものすんごくうれしい。
本日行われた、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会に出場した選手の結果を報告致します。
— 東京農業大学陸上競技部男子長距離ブロック (@TUA_LD) 2025年10月18日
2年ぶりに本選出場を果たすことが出来ました。
沢山の応援ありがとうございました!!✨#東京農大 #大根踊り#箱根復活 #松葉緑の革命 pic.twitter.com/FM5ScrZ3Vn
サッコン、学生のタイムの基準が年ごとにインフレしすぎて。
もう、(じぶんと同世代の)30年前はおろか。
コロナ直前の、青学に神林がいたころの基準すら「遅え」みたくなってるのな。
(神林が下級生のころ、64分台でハーフを走って「まずまず」って言ってた記憶がある)
それがきょうび。
農大の4番手すら62分台、6番手でも63分台。
今回の予選会、通過した学校の大半が10番手でも63分台だったりすんだもんな。
*
なんか、農大を褒めてんだかけなしてんだかわかんなくなってきたが。
じぶんで「農大すら」言っといてナンだが。
もはや農大って。
「前田クンという超絶逸材がたまたまいる」チームでも。
「そこに上級生でそこそこ一線級で走れるひとが1人か2人いてそこ頼りなチーム」でもなく。
毎年、「スタート前に大手町で応援団の大根踊りを見られるチーム」になりつつあるっていうか。
そのルートを着実に突き進んでる感がある。
ただ、課題は7番手以降。
これもじぶんで言っといてナンだが、これは「課題」っていうか「今後に向けた超絶wktk要素」って言っていい。
ハーフ63分台が10枚そろう日も、そう遠くない気がする。
それはよしんば前田クンが卒業したあとになるかもしれないケド、伝統ってそうやってつくられてく(再興されてく)もんで。
その、受け継いでく感?
タスキをつないでく感?(駅伝だけに!)
って、マンガ「キャプテン」の墨谷二中みたいなふんいきもあって。
キクチの鼻血が止まらない。
(タイムベースで話をほざいたが)
(箱根予選会のコースって)
(もともとタイムは出にくいんだよな)
(立川ハーフ走ったことあるひとならわかるかもしんないけど)
(15k以降、昭和記念公園の中はずっと細かなアップダウンだし)
*
あ、いちおう表題に戻ると。
仕組み的に結果が最後までわからないってこともあってか。
天国と地獄的な悲喜こもごもが詰め込まれてるからか。
予選会のほうが本戦よりおもしろい説ってのは確かにあるな。
ってのは、きょう観てておもった。
逆に言うと。
箱根駅伝本戦って、ドラクエとか信長の野望みたいなもんで。
ある時点以降はもうクリアに向けた消化ゲームみたくなっちゃうじゃん? 結果が見えちゃう。
「10区はラスト問題だからボーナスポイント100万点デース!」みたいなことがない。
ってことかなと。
そういう意味では、日体大。
「集団走」っていう予選会最強の武器を持ってるから。
きょうもあんな窮地から大逆転したわけだけど。
それはあくまで予選会の必勝法に過ぎないから。
本戦でふるわなくって、毎年毎年予選会にまわって。
そんで、予選会を毎年毎年圧勝するっていう。
こんな言い方は決定的に間違ってるかもだが。
「2軍で圧倒的にホームラン王獲る大森が1軍ではからっきし通用しない」的な感じはある。
どうしようもない現実。
だって、競技が違うんだもん。
*
最後に農大に話を戻すと。
大エースの前田クン。
去年、肺気胸を患って予選会すら出られなかったり。
(長距離選手で、肺に穴が開いて空気が漏れるとかとんでもない絶望だったろうな)
その後も故障しながら。
よくぞ戻ってきてくれました!なんだけど。
きょうもやはり、本調子ではなかったらしいな。
小指徹監督は前田が足を痛めて「直前1週間ぐらい全然練習していなかった。(本人は)30パーセントぐらいと言っていた」と明かし、
でいて、ちゃんと日本人トップ争い。
本調子だったらどんだけなんだろうか。
というロマンが尽きない。
まゆげの太さはたしかに、30パーセントぐらいだったけどなw