キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

無類の親戚好き

表題は朝ドラ「ばけばけ」で出たセリフなんすけどね。

 

あ、今月から始まった「ばけばけ」。

まだキクチの中でイマイチ乗り切れないものがあるっていうか。

ヒロインのおじいちゃんのキャラ設定やノリに、いわく言いがたいトラディショナルなNHKっぽさというか、こちとら朝っぱらからそんなムダにハラハラしたかねえんだよ感があるんだが、措いて。

(あるじゃん? NHK特有のアレ。紅白の幕間にやるコントとか寸劇みたいな何とも言えない温度感のやつ)

 

 

「ばけばけ」はすげえ雑に言うと、ヒロインのトキ(高石あかり)は小泉八雲の奥さんがモデルなんですっていう話。

 

明治になってわりと間もなく。

元・下級武士のトキの父(岡部たかし)と母(池脇千鶴)は実は養父母で。

親戚の雨清水家は元・上級武士。

伯父の傳(堤真一)と伯母のタエ(北川景子)が本当の父母なんだが。

トキはそのことをまだ知らない、と。

 

先週の中盤だったかな?

雨清水家が営む機織り工場に、ただ女工として働いてるだけのはずのトキを、伯父の傳がやたら目にかけてかわいがるので、訝しむトキに対して。

父・岡部たかしが取り繕ってるつもりなのか「それは無類の親戚好きだからじゃないかな?」みたいな言い訳をするってのが、軽くハマって。

いま「絶賛、おれもむしょうに『無類の○○』って言いたくてしようがねえ!病」に罹病中である。

 

 

あ、何を言いたいかというと。

だからコウね、更新をサボると説明することが長くなるんだぜ!?っていうか。

 

きょうの回で、ですね。

あ、以下、説明がすんげえへたっぴいなんだが。

伯父の傳が過労だか心労でわりと急死しちゃって。

あ、そのいまわの際あたりに、実はトキは雨清水家の子だってことが周知される(?)。

(結果、堤真一は、「いや、おトキの親は岡部たかしと池脇千鶴じゃ」と言い張る)

みたいなことがあって。

 

。。。説明がホントにへたっぴいだな!

 

帰宅したトキに、育ての父も母も祖父も気をつかいまくる。

そして、婿の銀二郎は「新しい怪談、話そうか?」なあんてやさしく言う。

 

銀二郎はトキの最初の結婚相手。

お見合いでともに怪談好きということがわかり、超絶意気投合したんだけど。

 

それに対してトキ。

「いや、いまは一人にしてほしい。一人で取り乱したい」すごく冷静に言って外出する。

 

ひ、一人で取り乱したい、てwwww

 

 

上記した「無類の親戚好き」も「一人で取り乱したい」も言葉のセンス的にキクチにジャストコレズバリすぎて。

なんつうの?

とんでもねえDV夫なのにたまーにすんげえやさしくしてくれるのを許しちゃうバカ嫁? ほだされ妻? みたいな感じってえの?

 

ドラマ自体とかおじいちゃんのキャラ設定には全然入り込めないでいるのに、よしんば離脱の機会をうかがってるフシすらあるのに。

うかつに離脱したら逆に、今後またいつあるかもしれないジャストコレズバリを逃すことにもなりかねないので。

 

ちょっと困っておる。