6月のはじめに痛風が出て。
おさまったとおもって走ってみたら、なんか右足親指がてきめんに痛くなるし。
折から、ずっとクソ暑くて外に出たくないしで。
この3ヶ月間、ほぼ走れなかったというか走らなかった。
まだクソ暑いはクソ暑いケド。
もう9月だしってんで、ちょっとずつ走ってみることにした。
*
覚悟はしてたケド。
衰えは想像してた以上で。
斜め上で。
でいて、でもその衰えが。
ブランクのせいだか。
引きつづくクソ暑さのせいだか。
寄る年波のせいだか、わかんねえ!
とにかく、まあ。
11月にハーフとフルをエントリーしちゃってあるので。
付け焼き刃を付け焼き刃しようとはおもってて。
さっき、仕事帰りに2つ先の急行駅から走ってみた。
超絶地元駅の駐輪場まで7.5k。
キロ6分がすんげえキツいっす。うっす。
そんなことはクソどうっでもいいとして。
*
スタートして2kぐらいかな?
関中っていう、およそ51年半前におれっちがこの世に生を受けた病院があるんだけど。
まさにその、関中の横を走ってるときに世紀の大発見をしちまった。
「おれ、混じるマンじゃね?」
(コレ、読み返してみるとそこそこよく書けてるな(↓))
「混じるマン」とは、吐息に音声が混じるおじさんマンのこと。
マラソン大会とかで、よくいるじゃん?
関中の横で。
その混じるマンに、じぶんがナチュラルになってることに気づいちまったのさ。
そこで気づいた=そこまで気づかなかった、ってことは。
そこまでの2kも混じるマンだったであろうってことで。
すれ違ったり近くを通ったりしたひとたちに
「このじいさん、うるせえな」っておもわれてたんだろうな。
と想像した。
ま、どうでもいいんだけど。
上記リンク先って、7年ぐらい前のやつで。
たぶんそのころ、キクチは混じるマンをてめえとは異世界の、遠い遠いおじさんだとおもってたはずで。
でいて、いままさにじぶんがその遠い遠いおじさんに到達してる。
いや、それがどうだってんじゃなく。
何を言いたいかっていうと。
そっからメルヘンの世界に入り、楽しく走り終えられましたとさって話なんすけど。。。
*
手塚治虫のマンガだか(火の鳥?)、どっかの民話だかで。
「路傍で見かけた見すぼらしい老人が」
「実は何十年後かのじぶんだった」
みたいな物語があったじゃん?
若いころのじぶんが見すぼらしい老人を目にして。
「あああ、こんなんじじいマジ終わってるよなあ」とかおもいながら通りすぎるんだけど。
それから何十年か経って、道端にたたずんでると。
向こうから来た若者が、じぶんのことをものすんげえ蔑んだ、憐れみのまなざしで見ておって。
よく見たら、その若者はかつてのじぶんじゃねーか!
みたいなやつ。
*
それって、あながちフィクションじゃないかもしんなくって。
(あ、「手塚治虫の」以降は、走りながらメルヘンの世界に入ったキクチがしてた妄想ね)
たとえば、マラソン大会って。
走ってるひとの99.9%以上は他人じゃん?
まったく知らない人。
当然、どこに住んでるかも、どんな人かもわからないし。
よしんば、どの時代の人であるかもわからない。
↑いや、そこに過去や未来からタイムスリップしてきた人が、いないだろうけど、絶対いないとは言い切れなくて、ひょっとしたらいるかもしれないじゃん?
とくにマラソン中って。
日常とは明らかに異質な、変なアドレナリンが出てるから。
あまつさえ、あれだけの群衆が入り乱れてるから。
中にはうっかり、時空を超えて場を共有しちゃってる人だっているかもしんないし。
ひょっとしたらじぶんがうっかり、過去か未来のマラソン大会にリープしちゃってるってこともあるかもしんない。
「絶対にない」とは言い切れない。
と、すると。
あのときの混じるマンは、実は何年後かのキクチでしたー!
ってオチもありうりで。
*
あるいはこれもたとえば、ですね。
キクチがいま、多摩川の河川敷を上半身ハダカでジョギングしたとする。
そこで、40歳手前ぐらいの若者によく出くわすとする。
その若者は、おれっちのことを陰で「ダーハダカおじさん」なんて呼んでて。
「いつもいるんだよねえ」なんつってて。
それをブログに書いちゃったりなんかしてて。
「ダーハダカおじさんを見つけよう!」とかいうしょうもねえ企画を立てて、おともだちと連れ立って多摩川の河川敷をジョギングして。
キクチを見かけて、モモコフさんとかサンカクさんとかにっちさんとかhinokiさんとかExitさんとかが、よくわかんないけど「見つけた!」って超絶wktkしてる。
ってことも「絶対にない」とは言い切れないわけですよ。
っていうか、むしろ「ある」と言ったほうが現実的だったり。
日常でもあるじゃん?
「この若者、なんかむかしのおれとダブるな」みたいなこと。
それもあながち。。。
。。。
ほらね。
そんなことが思い浮かんじゃったら。
知らねえうちに楽しく駐輪場まで走り終えられちゃうよね。