数ヶ月か前、どなたかと「SNSとかの投稿が自撮りだらけ」について語ったことがある。
「語った」っていうと議論臭がするけどそんな大それたことではない。
雑談の範ちゅう。
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おれはわりとじぶんが映ってる写真をSNSにあげないほうだとおもう。
っていうか、あげるあげない以前に写真に積極的に撮られたがらないほうだとおもう。
なので、積極的にあげるひとっておいおいすげえなっておもう。
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あ、これはいい悪いをほざきたいんではなく、ただの個人の好みにすぎない。
「すきな色」について言ってるようなもの。
たとえば「青がすきで赤がきらいだ」っつってるひとがいて。
「赤がすきで青がきらいなおれに向かって何だゴルア!」ってならないじゃん?的な。
ん?
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それはサッコンの個人情報的なこととも関係ぶう。
そんなん、クソどうっでもいい。
もっと主観的なもんだい。
じぶんは、じぶんが映ってる写真に対して。
「ああ、やっぱ見るに耐えないキモブサだわあ」っておもうので。
ヒトサマにさらすにはしのびない出来なのでなるべく避ける。
よしんば「キモブサ」は抜きにしても。
たんじゅんに基本的に、50代のおじさん・おじいさんなんてビジュアル的にきたならしいに決まっておって。百歩譲っても「映えるものでは到底ありえない」じゃん? 見せられる側に立つと。
ただ、さらすことを絶対NGにしてるわけでもないから。
致し方なく、理由があるときはさらすことはある。
そこは躊躇なく。
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いっぽう。
そういうビジュアル貧民窟の底にいるからこそ。
妬みだか嫉みだか憧憬だかはわからんが。
自撮り・おのれの造形が映ってる画像を。
ふつうにさらしてるひとって「すげえな!!!」おもう。
たとえば、名所旧跡を訪ねたとして。
そこにナチュラルに、自撮りができるひとってすげえなっておもう。
「姫路城と私」みたいな。
たんじゅんに、すげえなっておもう。
(いや、存じ上げてるかぎりでは)
(「集合写真の撮影者として自撮りをカマす」ってのが役割になってるひともいらして)
(それはそれで別種目っていうか、目的が違うっていうかここで言いたい趣旨とは違う)
(ってこともある)
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いや、ただそんだけのこと。
あえて偽悪的にほざくならば。
「そんだけごじぶんに自信を持ってらっしゃることはすばらしいなあ」なんだが。
修学旅行の記念写真のように。
ある種、ソコニイマシタヨの存在証明(ってえとまたニュアンスが変わってきちゃうかもだが)だったり、楽しい思い出をちゃんとメモライズしとく(日本語ぇ)ためのものであったりとか。ってことがあるのも、わかりる。
わかりるが、おれなんかにはとてもできないなあと。
じぶんにとってそれは大それてるなあと。
おもいましたとさってだけのこと。
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。。。
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モサモサにたまらぬ不便を感じたこともあり。
おしごとのエアポケットを縫って数日前、美容院に行った。
そして、ひととおり終わったあと、美容師さんに奏上してみた。
「いま、これを撮ってくださりませぬか!」
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髪を切るときって、最初に必ず「きょうはどうしましょう?」言われるじゃん?
それにそなえて、「こんな感じ」のイメージを固め。
美容師さんに見せるための画像をキープしとく。
それがすんげえ苦手で!
あまつさえ、ここ6〜7年ぐらいだいたい同じようにしてもらうので。
おんなじ画像を見せつづけてきた。
いや、髪を切りに行くたび、事前に「もっといいのはないか?」ってんで画像検索してみるんだが。
てめえの希望を最も集約したのがそれなんで、おんなじ画像を見せつづけてきたんだけど。
それ含め。
カットモデルの画像って、おのれにもてあますじゃん?
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カットモデルって。
基本的に若いイケメンがほぼ全部。
ヘアスタイル的には希望にそぐうんだけど、このクソキモブサじいさんがそれを掲げるには恐れ多く恥ずかったりする。
じゃあ、ってんで。
「50代」って縛りを入れて検索すっと。
キクチがいつもしてるおかっぱなんて一つもヒットしなかったり。
おじさん・おじいさんすぎて「いくらなんでもこれはちょっと。。。」だったり。
「タロー?ジロー? なにろーラモだよ!」ってぐらいの、イタリア伊達おとこみたいなイケオジだったりして。
いずれも(キク)チー牛にはそぐわない。
いや、ヘアスタイル的にはそぐうんだけどやっぱけっきょく。
「もともとの造形がぜんぜん違くね?」
「ぷっ、おめえそんな夢見てるのwww」
っておもわれるのは恥ずいっていうか。
よしんばおれなんか、人生全部恥さらしだからいいとしても。
実際に髪を整える美容師さんを困らすわけにはゆかないじゃん?
ヒロシーラモは。
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調子が出てきてすんげえ長くなっちった。。。
数日前、美容院に行って。
ひととおり切ってシャンプーをしてるときに世紀の大発見をしちまった。
「そうだ、きょうの仕上がりを自撮ればいいんじゃん!」
ってんで、美容師さんに奏上してみた。
カットモデルがじぶんならば、より現実的だし。
イケメンモデルをおめおめとさらす辱めを回避できるし。
かたや。
「髪を切ってもらう」って「トイレ」とか「風呂」とおなじで個に閉じた世界だから、ヒトサマがどうしてるかはわからないもんで。
お作法?やり方?ってのは、てめえの経験則でしかない。
だから上記、世紀の大発見ナドトふいてみたが。
おんなじこと考えてるひともいるだろう。いるに違いない。
「こういうこと言い出すひとって、ほかにもいますよね?」
訊いてみたらば。
「いらっしゃいます」と。案の定。
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ただ、そう慣れてはいらっさらないようなので。
恥を忍んで、先陣を切る的な意味で鏡に向かって自撮りしてみて。

「これはいわば」
「カットするひと自身が様子がわかりやすいように、撮っていただくほうがよいのでは?」ほざき。スマホを押しつけ。
「じゃ、失礼しまーす!」いやいや?ノッてくだすって。
いろんな角度から何枚か撮るのかとおもったら、1枚撮ったのがコレ(↓)。

言っても、こっちがむりやり付き合わせちゃったから。
「これでいいんすか!?」「1枚でいいんすか!?」ツッコんだものの。
「これでわかります!」と。
おめえ、わかりやすくおざなりじゃね?
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。。。
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何を言いたいかというと。
(上記でじゃっかん自撮りをディスっときながら)
「キクチおめえ、鉄人みずから自撮りチョーさらしてんじゃねーかよ!」である。
おめえもその、自撮りをいちいちアップしたがる自意識過剰といっしょじゃん?
(上記で、「自意識過剰」までは言ってないよな。ボケツ!!!!)
と、同時にというか。
マジで戦慄だったのは。
「ほっぺたの肌、チョークソきたねえ。。。」