「違和感を覚えたらサッと退く」というようなことをどこかで誰かが言ってて。
それってのは発言者が、60歳前後の「いい齢した」ひとで。
齢なりに、じぶんがやりたいことだけをやろうって考えて。
それにはどんなに長年の付き合いがあろうと、しがらみや情があろうと、商売として割がよかろうと、「おやおや?」とおもった物事からはじゃんじゃん距離を置くようにしてる。
なぜなら、そんなことにリソースwを割くのは時間も労力ももったいねえから。
その分、じぶんがやりたいことをやるためにリソースwを傾けたいから。
的な言い分だったとおもう。
キクチは、たしかにかにっておもった。
「違和感を覚えながらもだらだら続けてる」
「でいて、おやおや?と思いつつ、わざわざ顔を出しちゃう」みたいな。
そのだらだらとかわざわざってのが、じぶんにとってはすでにムダな物事でしかないんだよね。
「おやおや?」って思うこと自体、じぶんにとってネガティブ方面に感情が持ってかれてるってことでもあるし。
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あ、具体的に何があったってんじゃなく。
冒頭の言葉を思い出して、あらためてたしかにかにっておもいましたってだけの話な。
そんでキクチも数年前からそういう、ある意味てめえの直感に頼るようなことをわりと大事にしてるんだが。
ヒトもモノもコトも。
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やってみてわかったのは。
「サッと退く」「距離を置く」と。
「パッと近づく」「躊躇なく手に取ってみる」は真逆だけど、絶対値はおんなじじゃんってこと。
だから、「サッと退く」回路をじぶんのなかにつくるということは。
新しいじぶんに合ったものを、嗅ぎ分ける・距離を縮める回路を同時にこしらえてると言うこともできるっていうか。
。。。理屈っぺえな!!!
そもそもこれって。
「理屈じゃなくまず脳みそやカラダを動かすのは案外いいし正しげ」って話なのになっ。
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昨日の帰り。
電車で隣で女子高生が3人ぐらいキャピキャピしてて。
最初ちょっとうるせーなーっておもったんだけど。
そのうちの1人が。
「今週末、お父さんの会社の社員旅行に行くことになった」っつってて。
「お父さんが社員旅行の幹事で、私も誘われた」
「参加する社員はみんな社員のみなんだけど、楽しそうだし」とつづけた。
何か、いろんな方角から興味が湧かねえ?
「今風のなめた喋り方だけど、いいお嬢さんじゃん!」とか。
「お父さん、死ぬほど喜んでんだろうなあ」とか。
「すんげえポジティブだな!!!」とか。
「ほかの子らは何でこの話をふつうに訊いてんだぜ?」とか。
「あ、いちおうだけど『お父さん』って血縁的な父だよね?」とか。
って、表題と何も関係なくねえか?