痛風の件その17。最終回。
週が明けても、なかなか走れないでいた。
繁忙期の第2波で気力が残ってなかったり。
夕立ち? ゲリラ豪雨?ゴリラげいう? で断念したり。
いちおうやる気まんまんで、ふつうのパンツじゃなくランパンを下に履いて出勤しはじめたのに。
ランパンをただのふつうのパンツとして消費するまま、月火水が流れてった。
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しかしして、木曜。
おしごとがいい感じで回転してって、夕方にはもうこれで校了までのベルトコンベアに乗せときゃいいって目処がついたので。
早めに職場を出て。
帰宅して、トイレに行って、麦茶を飲み、着替え。
ひっさびさにカロスセンセイを起動してみた。
ジョギングっすよ!
25日ぶりっすよ!
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多摩川の河川敷を、駒大グラウンドの先のどんづまりまでの往復6kちょい。
結果から言うと、「とりあえず走りきれさえすりゃいい」ってスタートして。
止まることも、くたびれ果てることもなくコンプリートできたんだが。
カラダの動きにまかせて無理せず進むと、キロ6分がやっとこ。
脚が想像以上にぜんぜん前に出ないし。
上半身と下半身の動きがバラバラで、どう連動させていいのかわからなくなっちゃってて。
呼吸も苦しくなってくし、体感おんなじ感じで進んでったらナチュラルにペースダウンして、後半なんかキロ6分半も切れなくなってくし。
「ああ、こういうことなんだよね。。。」っておもった。
(↓クソ辺境にあるまじき、できれば絶対やりたくない走った記録の証拠ぇ)
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でも、なにはともあれ止まらず歩かず、コンプリートでけたってのはうれしかった。
なにより、ほうほうのていでコンプリートしたくせに。
爽快感がものすっげかった。
偽善くせえ物言いをすると。
速いとか遅いとかにジレンマを抱くのはそもそもクソ贅沢で。
40分ぐらいだけど、肉体をアクティブに動かしつづけられる状態にあるってことが。
どんなにありがたいことかを、噛みしめて、反芻して、実感した。
しましたとさ。
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現実問題?として。
「キロ6分半で6kちょいがやっとこ」が。
どう、6分に、5分半に、5分にしようってんだ?
どう、7kに、10kに……42.195kにしようってんだ?
ってのに今後ぶち当たるんだろうが。
そんときゃ、そんときよ。
少なくとも。
きょう味わえたこの超絶爽快感・感謝感は。
胸に深く深く刻み込んで、一生忘れないでおこうとおもった。
おもいましたとさ。
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そんなんわけで。
この自分の備忘のためだけのクソ日記シリーズ。
「まがりなりにも走った」にたどり着いたので大団円。おしまい。
と言いつつ、「外伝」と銘打って。
その間に考えたこと、試みたこともまとめるショゾン。
じぶんにとっては、むしろそっちのが重要で。
なんつうか、「カムイ伝よりカムイ外伝のほうがおもしろいよね?」ぐらいの。
わかりづらさにわかりづらさをトッピングするぜ!