キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

シーソーゲーム

今クール観てるドラマは朝ドラ「あんぱん」、朝ドラの再放送「チョッちゃん」、あと日曜劇場「キャスター」と日曜夜中の「ダメマネ!」だけで。

それらについても語りたいことは山ほどあるんだが、措いて。

 

それこそ「あんぱん」で。

シーソーってけっこう重要なアイテムなんだが、措いて。

 

身内の話。

だらだらと、とりとめなくなること必定エントリー。

 

 

先月末、父方の伯母が亡くなったという報せが入った。

父のすぐ上のお兄さん。

あ、「すぐ上」っても「男きょうだいでは」で、間に伯母(お姉さん)が2人挟まってる(物言い!)なんだけどな。

 

9人きょうだいだてらには、齢もわりと近いってんで父もずっと「くめおちゃん」なんて呼んでたりして。

あ、先月末に亡くなったのはそのつれあいで。

 

89歳ってんだから、それこそ長嶋茂雄とタメだし。

まあ、大往生でさあな。

 

きょう、お葬式があって。

キクチは行けなかったので、母に行ってもらった。

 

 

その伯父は、後年、小学校の校長先生を務めたくらい。

小さい頃から優秀なひとだったらしくて。

(けっきょくおんなじ大学に行ったらしいんだが)

子どものころはよく、出来のいい兄貴とすかぽんたんな弟ってんで比べられた。

って、父は生前言ってたっけな。

 

キクチが知るかぎり、父はそのおじさんを「くめおちゃん」「くめおちゃん」って慕ってて。

父の実家に集まっちゃ、徹マンしたりとか。

 

あ、どうせこんなエントリーだからもうひとつ付け加えると。

その伯父はキクチの母校・ノリ弁実業の近くに住んでて。

 

で、たまさか。

キクチが高校時代の同級生で。

小学校のとき、教頭だった伯父がいたってひとがいて。

「うおおお!」ってなったんだが、まあどうでもいいな。

 

 

今回? 亡くなった伯母は。

職人家系なキクチ家とはちょっと毛色が違うっていうか。

子ども心にも、明らかに貴婦人みたいな感じのひとで。

盆暮れや法事に父の実家に一族が全員集合したときも。

なんとなーく、浮いてるようなひとだったんだが。

 

19年前の春、父が亡くなったとき。

その数年前に夫を亡くしたその伯母が。

葬儀のだんどりとか、聞いてもないのに(物言いぇ!)何度も電話してきていろいろ教えてくれて。

 

キクチは幼いころの記憶で、ちょっとツンとしたお高い近づきづらいひとってイメージがあったのに。

そのイメージが完全に覆った、ああ、いいおばさんだなあ、ホントはあったかいひとなんだなあっておもった覚えがある。

伯父が父をかわいがってくれてたから、伯母も父にはひとかどの想い入れを持ってくれてたってことなんだろうね。

 

なあんてことを思い出した。

クソとりとめねえな!

 

 

んで、きょうのお葬式。

葬儀場がじゃっかん交通の便のよくないとこってこともあり。

母が齢なりに脚が弱ってきたってこともあり。

剣道の達人ないとこのいわおさんがクルマで超絶豪邸で来て拾ってくれるってことになった。

 

葬儀場は多摩ニュータウンで。

そのいとこは国分寺に住んでるから、超絶ビッグシティ狛江に寄るのはあきらかに遠まわりなのに、まっことありがてえ!

 

 

その達人いとこは17〜18コ上。

なのでキクチにとってはパイセンすぎて、上記のとおりふだんから「さん付け」なのよ。

 

どちらかというと母と齢が近く。

親が結婚するとき、彼は高校生だったので。

母はむかしっからそしてきょうも「くん付け」なのな。

 

結婚前、実家の離れに下宿してた父にとっては。

実質弟っていうか、そういう感じですげえ仲よかったし。

実際、結婚してからも実家の下宿屋に仕事部屋を借りてたりして。

当時は独身だった達人いとことウタゲのノリも合ったんだか、夜な夜な数件隣のスナックにかよってたほどってのもあって。

父は「いわ」って呼んでたっけな。

 

きょうはいつもにも増して、いらねえ脇道多いいな!

いわさん、元気してるかな?

 

 

。。。

 

 

今朝、達人いとこが母をピックアップしてくれる時間。

キクチはまだ家にいたので、懐かしさもあり、去年、超絶豪邸の修繕をいろいろやってもらったお礼を言わなきゃもあり、わざわざ母を連れてってもらうお礼も言いたかったのもあり。

 

のこのこ出てって、挨拶し。

(上記したようなそんなんわけで、いとこなのに超絶敬語ぇ)

母を乗せたクルマを見送った。

 

母がクルマに乗り込もうとドアを開けたとき。

車内からちょっと大きめな音で聴こえてきたのは。

よしんば、近所じゅうに聴こえちゃうぐらい大音量で流れてきたのは。

ミスチルの「シーソーゲーム」だった。

 

キクチはわりと積極的にミスチルがすきなほうなので。

「シーソーゲーム!」って言おうとしたが、よしといて。

クルマを見送って家に入るやいなや。

「今度いつかいとことミスチルについて語ってみてえなあ」思いつつ。

 

シーソーゲームが収録されてるボレロってアルバムをひっさびさに取り出して、再生してみて。

そのぶん、出社が遅れた。