キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

四字熟語?

老害そのものみたいなことをほざく。

 

ここ半年前ぐらいからだろうか、1年ぐらい前からだろうか。

助詞や接続詞を省いて単語を2つ連ねただけの言いまわしがじわじわ広がってきてるのが、すっげー気になってる。

 

「名作期待の朝ドラ『あんぱん』」みたいな。

これって「名作になることが期待される朝ドラ『あんぱん』」って意味だよねきっと。

 

 

このムーブメント?ってたぶん。

いまんとこ書き言葉だけだから。

 

最初、ビジネス誌とか日経新聞とかでつかいはじめられて。

そういうのを日常的に読んでる意識高ーめのビジネスパーソンが、嗅覚するどーくキャッチして。

アンドリリースして。

それがビジネスシーンに蔓延り出してる。

 

って流れだとおもう。

 

でいて、そういうのがいつの間にかスタンダードにすり替わる、ありがちなとてもたちの悪いパターン。

そしてそれを「時代によって言葉は変化するのだよ」などというクソ雑なロジックでパワープレーするところまでがワンセットだったりして。

 

 

四字熟語系でいえば、10年ちょい前?から「提供価値」っていうまったくもってイミフな日本語?が蔓延りだして、いまやスタンダードになっちゃったよね。

「提供する価値のあるサービス」とか「いかに価値のあるサービスを提供するか」って意味なんだろうけど、略しすぎじゃん?

 

狂牛病のころ。

焼肉屋でたらふく食って、お店を出るとき。

にょうぼうが「あああ、ニクヨクが満たされたー!」って店中にとどろくようなデカい声で言って、さすがに「オイコラ!」ってなった。

「焼肉を食べたいという欲」って言いたいんだろうけど、略しすぎっていうか略し方が決定的に間違ってんだろと。

 

ってのがキョライした。

ってのはクソどうっでもいいな!

 

 

「名作期待」のたぐい。

もともとは、記事なり広告なりの見出しなりを省略するための技巧?なんだろうね。

たしかにかに、書き言葉・漢字なら一目でおおかたの意味を汲み取れたりする。

「中国語全然わかんないけど、これはフレンチレストランなんだろうなって何となくわかる」みたいなことあんじゃん?

 

でもそういう、半可通ぶったエセギョーカイ人の所業みたいのを、意識高ーめになんとなーくトレンドの最先端っぽいって勘違いして広められても困るのだよ。

 

ん?

誰が困るんだよ???

 

あんま誰も困らねえけど、「あああ、またそういうやつね。。。」って、見せられてるこっちが何でそんなに恥じらわなくちゃなんねーんだよ!

みたいな気持ちになるのはとてもつらいでーす!

 

 

ラグビーでアンパイアの判定に本部が合意したときの「アグリーです」もたいがいだよな。

ルー大柴かよ! あるいはタラちゃんかよ!