朝、路地を通りかかったら、小学校5、6年生の女の子たちがゆびきりげんまんをしておった。
ひとしきり終わったあと、その中の1人の少女が問う。
「ハリセンボン、トーマスってどういう意味?」
「ハリセンボン、のーます、だよ!」
キャッキャッキャッ!
一同、大爆笑。
ルパンルパーン、みたいなもんだろう。
かわいらしい。
別の少女が問う。
「ハリセンボンを丸飲みするのってキツいよね?」
キャッキャッキャッ!
一同、ふたたび大爆笑。
「ハリセンボンじゃなくって針を1000本だよ!」
あれを動物のハリセンボンと思うって、1周まわって斬新だ。
角野卓造じゃねーよのひとの地元だからっていうのもあるんだろうか?
そんなわけはないか。
かわいらしすぎる。
ただ。
嘘をついたオトシマエとして。
針を1000本飲まされるよか、ハリセンボンを丸飲みさせられたほうがたしかに刑として重いのかもなあ。
ナドト。
どうでもいい納得をしながらすげえほっこりした。
しましたとさ。