キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

オーケストラのコンサート(後編)

オーケストラのコンサートのつづき。

 

ゲスト?客演?のピアニストのひと。

パフォーマンスはロンのモチすばらしかったんだけど。

袖に下がるときの歩き方がミュージシャンってよか落語家みたいなところにミョーにツボった。

このひとだな(↓)。

www.youtube.com

というのは、別に「ほざきたかったこと」ではない。

 

クラシックって、1曲が長いじゃないすか。

ビートルズの「Her Majesty」(チョー短い)みたいなわけにはゆかず、だいたい数十分単位に及ぶ。

それをだいたい憶えてるってすげえなとおもったし。

どうやって憶えるんだろうとおもったし。

 

あまつさえ。

それぞれの楽器のひとって、ずっと演奏しつづけてるわけじゃなく。

途中でインターバルがあったりする。

わかりやすくシンバルなんか、「ここぞ!」ってときにジャーン!って1、2回やるだけだったりするように。

 

あれって、全体を憶えてなくちゃできないとおもうし。

たとえばビオラなら、再登板がそろそろってとき。

ビオラのひとたちが一斉に楽器を顎と肩の間に挟んで構えはじめるのね。

ってことは、楽譜に「位置について」的な記号があるんだろうか?

 

でもクラシックって、サビ?以外の9割ぐらいは何つうの?

抑揚を抑えてあるっていうか、盛り上がりに欠けるっていうか、日常を淡々とあゆんでつながてますって感じじゃん?

「毎朝6時に起きて、ラジオ体操をする。朝食は納豆ご飯とみそ汁。お代わりはしない。庭の草木に水をやって、7時半に家を出る」みたいな。

 

そのさあ。

「朝食の納豆ご飯」の納豆をかきまぜてるとこで、ビオラがそろそろ再登板だって肩をつくりはじめるわけでしょ?

 

日常でも、別に遅れそうだから駅までダッシュとか、チャリに乗ろうとおもったらハンドルがベトベトしてるとか、アクシデントがあれば「そろそろ再登板かな?」ってわかりやすいだろうが。

納豆をかきまぜるのなんて、ある意味、不随意運動で。

「昨日の箸を入れる角度はなかなかよかったな」とか。

「464回かきまぜるところを、今朝は468回まで増やす」とか。

誤差すぎて認識しないだろうし、仮にそうだとしても憶えちゃいないはずで。

 

みなさん、どうやって「おれの出番だ」って憶えてられるんだろう?

うーむ、バカな小学生みたいな疑問の持ち方だな!

 

 

。。。

 

 

やっと本題に入る。

ほざきたかったことの2つ目。

 

何というか、言い方・書き方がむつかしいんだが。

むつかしいというか、じぶんがすんげえ思ったってことと、それをコウ文面にするとクソ平凡にしかなりえないっていうののはざまをたゆたってるものなんだが。

 

ものすごく平たく言うと、「刺激を受けた」。

 

それは、「おれっちもピアノやろうかな」みたいなこともさることながら。

(これってその場で思っても、明日には忘れちゃうやつだぜ?って思ってたら、やっぱり次の日にはすっかり忘れてたっていう案の定を具現化したみたいなやつ)

 

振れ幅ってえの? 

いっちさんって、専門職なおしごとされてるじゃん?

で、それに紐づいたミリタリー的なこともされてるじゃん?

登山されてるじゃん?

こうして弦楽器をなさるじゃん?

(そして、お酒もすげえ飲まれるじゃん?)

 

キクチすら存じ上げてる主なものでも、このように4つあって。

でいて、それらはそれぞれそんなに近くはないというか、ぜんぜん別のこと。

って、すげくね?

 

「マラソンだけを極めるぜ!」もそりゃすげえとおもうけど。

複数のことをそれぞれ、職業にしたり、コンサートに参加できるほどにしたり槍ヶ岳(だっけ?)に登頂できるほどになるって、なかなか、なかなかだとおもうんですわ。

どっちのがすげえってんじゃなく。

 

 

そんなかで。

てめえの胸に手を当ててみますれば。

いまからでも、1つでも2つでも何かを始めてみる。

できれば、いままでやってたこととはまったくの畑違いなことを。

 

ってのは、具体的なことは何一つ思い浮かんでないのに。

考えただけでちょっとだいぶワクワクするっていうか。

まあ、そんなんわけで。

 

 

あ、今回そうおもったってのは。

前エントリーでほざいたようにいっちさんがカッコよかったのと。

たぶんこれがいちばんキクチにゲットオンしたんだけど。

何より、いっちさんが楽しそうに取り組んでらっさる(ように見える)からで。

 

なんかちょっと触手を伸ばしてみるショゾン。

「見つけてやるー!!!」ってより「ちょっといいなあと思ったら躊躇なく飛び込んでみっか」的な心持ちで。

 

そういう意味では。

ブラックラムズの応援ってのは、アリなのかもねん。

(やっぱ書き方がむつかしかった。。。)