キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

青学の往路区間エントリーはマジすげえ! 2025箱根駅伝その6

その4でほざいたとおり、区間エントリーが発表され、鶴川は3区を走ることが決まった。

1区宇田川、2区黒田然、3区鶴川、4区荒巻、5区若林

リザーブに黒田朝日、太田蒼生ほか

 

なお、誰でも思いつく至極順当な?並び(キクチもそう予想)を再掲すっと(↓)。

1区荒巻、2区黒田朝日、3区太田蒼生、4区鶴川、5区若林

きょうは「原監督ってつくづくすげえな」を今回の青学のオーダーから浅く薄くほざこうとおもうんだが、「誰でも思いつく」のほうから見てったほうがわかりやすそうだな。

 

 

「誰でもおもいつく」のほうはド直球勝負。

4区を除いて去年とおんなじ。

去年の4区はエースで最上級生の佐藤一世。

そこに鶴川が入ったというか、入れ替わったというニュアンス。

 

鶴川は前述したように1区でもいいし。

もし復路に回せるようであれば。

独走してれば、ダメ押しのダメ押しになるし。

優勝争いをしてれば、超絶切り札になるし。

もし出遅れてたとしても、ゲームチェンジャーになりうる。

 

という配置もできる。

(実際、1区荒巻、4区にスーパールーキー折田っていう案もアリだとおもうんだが)

(話がややこしくなるので措く)

 

つまり、2、3、5区は固くイクよねっていう布陣。

 

 

一方、太田蒼生は4区もある。

いや、「ある」どころじゃなく、前々回、駒大・鈴木芽吹、中大・吉居駿恭とバッチバチにやり合って区間2位だったので濃厚な候補の1つなわけで。

そうすっと「3区鶴川も十分ある」ってことなんだけど。

 

結果的にそうなったんだけど。

話がややこしくなるので措く。

 

 

それらを踏まえて。区間エントリー再掲の再掲。

1区宇田川、2区黒田然、3区鶴川、4区荒巻、5区若林

リザーブに黒田朝日、太田蒼生ほか

これがまさに「原監督ってつくづくすげえな!」。

 

簡単に言うと。

「もし若林が走れないとしても対応できる2段がまえ大作戦」。

 

。。。おめえキクチよお。

青学だからって、何で原監督みてえな物言いをするのかはじぶんでもわからん!

あまつさえ長え! 簡潔じゃねえ!

 

 

2段がまえの表バージョンは、というと。

アクシデントがなければ、実際にそうしたように、2区に黒田然(弟)じゃなく朝日(兄)が入るだろう。

じゃあ、太田蒼生は? 1区でも4区でも(宇田川か荒巻が引っ込むのは)もったいねえぞ? でもあおお復路はないよなあ。

という。

 

2段がまえの裏バージョン、若林が出走できなかった場合はというと。

若林に劣らぬ登坂力?がある黒田朝日が5区に入り、黒田朝日が入るはずだった2区に太田蒼生と。つまりコウなる。

 

1区宇田川、2区太田蒼生、3区鶴川、4区荒巻、5区黒田朝日

 

表バージョンに見劣りしないどころか、全然いいじゃん!

 

 

箱根駅伝が終わったあと、とくに声高に叫んでた「原メソッド」ってのが何なのかは、イマイチよくわからない(っていうか青学の駅伝の取り組み全般ってことなんだろう)が。

 

たぶん、今回のオーダー編成もその一つっちゃ一つで。

つまり過去の教訓を活かしたわけで。

 

かつて。

山の神になるかもぐらい言われてたtakeishiが見事に期待外れだったり。

キャプテンのkanbayashiが直前にケガして走れなくなりチームが動揺しまくったうえ、留年してまで山登りを走ったtakeishiの気合いが完全に空回りだったり。

若の神が故障で走れなくなり、6区山下りの予定だったwakitaを5区山登りに起用するという、ある意味での離れ業をカマすなどチームに少なからぬ動揺が走り、その動揺がモロに結果に出てしまったり。

 

ってのが、実に直近11年で8度箱根を制した青学のまさに「負けた3回」なんだけど。

これって見事に、ポイントとなる選手に起きたアクシデントがチーム全体に波及しちゃった結果で。

今回、そうならない手を打ったってわけね。

あまつさえ、保険をかけた感を微塵も感じさせない組み合わせでもって。

 

もうね、おみごと!!! としか言いようがない。

 

。。。

 

で、書いててうすうす気づいたんだが。

その4、その5の鶴川選手のことってほとんど、ググればわかることを並べただけだし。

 

きょうの区間エントリーのことも、ネットニュースか何かですでに出ておって。

それを「おれはパクリじゃねえ!」「往路のスタート前にすげえとおもったんだあ!」いくらほざいたところで。

「朝ごはんはさっき食べたでしょ、おじいちゃんったらw」案件にしかならねえっていうね。

 

浅く薄い箱根語り、もうちょいつづく。