今年のはじめにランニングウォッチをカロスに変えたんすけどね。
いままで使ってたガーミンとか、ほかのもそうなんだろうけど。
ラップはもちろん、ピッチとかストライドとか心拍とかも記録?分析?してくれるじゃないすか。
それらを基に、つどつど現状の予想タイムを弾きだしてくれちゃったりなんかして。
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カロスも例外ではなかったうえに。
走ることには丸腰っていうか、もはやまったく初心者なので。
こないだのつくばマラソン前は練習のペースとかをほぼそれに頼ることにしてみた。
「この有酸素レベルのペースってちょっと遅すぎやしませんか?」
たとえば経験則でそうおもってもそれは科学的にノー根拠だろうって、従ってみた。
あ、こっから話が一見蛇行してるふうだが、要素が複数あるだけで蛇行はしてないので聞いてくださいな。っつっても、きょう言わんとしてることの前フリなんだけどな。
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ただ、こちとら基本的にマラソン対策だから。
42.195kって距離にビビって、対応するためにゆっくり走ってたので。
あ、ランニング系のアプリの判定って、ペースと心拍数がいちばん作用しやすいじゃないすか。
ってんで、じぶんでは(マラソンに対して)徐々に手応えを感じはじめてても。
たとえば、慎重にゆっくり20kぐらいをいくら走って、その余裕度が上がってきても、アプリ的な数値はぜんっぜん上がってこなくて。
予想タイムはずっと4時間10分とか20分で。
つくばの1週前に30k走って、やっとアプリが「距離」に反応したらしく。
予想タイムが3時間台に乗って。
「ああ、サブフォーはできるのかもって裏付けはとれたのかな?」
なんだかちょっと安心しちゃったりしてね。
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で、つくばマラソンを走った結果。
走った距離自体も作用したんだか、アプリ的にいろんな数値が爆上がりしたんだけど。
「VO2MAXとかナツいな!」「っていうか、なんだっけ?」おもいつつ。
マラソンの予想タイムをみると、つくばマラソンの結果まんまで。
「おめえソレ、ただの結果論じゃねーかwww」ってなった。
(こまけえこと言うと、その予想タイムは)
(トイレ休憩80秒をさしひいたやつw)
(たしかにかに。トイレは「移動時間」じゃねえからなw)
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こういうのの判断基準(叩き出す予想タイムの数値)って。
ガーミンとかカロスとかNIKEとか、ほかはわかんねえけどメーカーごとに独自のぱらめーたー? あるごりずむ? があるんだよね。
代ゼミと河合と駿台だと偏差値とか志望校合格判定の基準が違うみたく。
なので。
判定が甘めのやつだったら、現実を踏まえつつも「おれには実はこんくらいのポテンシャルがあるはずなんだぜ!」ってわけのわからない根拠のよりどころにしたり。
判定が厳しめのやつだったら、「いやいやいや。おれほんとうはもっとできるんだから、結果でてめえ(メーカー)の数値を覆したるっ!」って何か謎に燃えたり。
すんだろうけど、わりと忠実に従ってきて。
つくばマラソンっていう本番?大一番?の直後に、結果まんまな予想タイムに書き換えられたらどうすればいいんすかね?
「けっきょくこれがいちばん正しかったのかな」とも言い切れないし。
「アプリさんがおれっちに寄り添ってくれたのねん」とも言い切れない。
初心者オブ、大いに困った。
その「困った」ってのは。
「じゃあもうてめえなんか信じねえよ!」とかじゃなく。
「あなたの判断基準はどこにあるんすか?」っていう、薄い疑念みたいなもので。
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でも、こちとらしょせん初心者だから。
カロスのアプリが叩き出すもろもろの数値を信じて、前に進むことにしてみる。
つづく。