キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

世間は狭い、みたいなこと?エピローグ

「そういえば、○○ちゃんは最近、元気?」

ム「すげえ元気!」

○○ちゃんってのは、くだんの大学の同級生である。

 

ム「○○ちゃん、また家に泊まりに来たいってさ」

「そりゃいつでもウェルカムよ!」

 

 

冒頭、「○○ちゃんは最近、元気?」のつながりとして。

「ちょうどきょう、お昼に2人でとんかつ食べに行った」って言う。

 

なにやら、3限(ゴゴイチ)がいきなり休講になったらしく。

せっかくだからってんで、前々から行きたいとおもってた恵比寿駅前のとんかつ屋さんにランチしに行ったんだとか。

ムスメっこの学校。最寄駅はたしかに恵比寿だけど、歩いて15分ぐらいかかる。

往復だけで30分。食通か!

 

あまつさえ。

とんかつを食ったあと、広尾駅のパン屋さんにも行ったって言う。

広尾駅は恵比寿駅よか学校に近いものの、恵比寿駅起点で分度器で言うと30度ぐらいズレるので、けっきょく広尾駅から学校まで10分ぐらいある。

「そのパン屋さんにも行きたいねえって前々から言ってたし」

とか、知らねえわ!

 

なら、購買とか近所のお惣菜屋さんでカツサンド食えば胃の内容物はおんなじじゃねーか!

(↑貧民窟キクチならではの珠玉の一言!)

 

 

何を言いたいかというと、超絶お嬢な○○ちゃんとはそんくらいなかよくさしてもらってるってことで。

 

上記した「またななちゃん家に泊まりに行きたい!」ってのは。

いわば、下心みえみえで。

「ななちゃん家にはドラゴンボールが全巻そろってるから」なんだってさー。

 

小学生? 何学部?

 

 

ちょっと前のある日。

「ななこ、すきなアニメなあに?」

○○ちゃんから何かの会話の弾みで訊かれて。

 

ムスメっこは堂々と「ドラゴンボール!」って答えたんだって。

 

あ、念のためもう一度確認しとくと。

これは小学生じゃなくってキラキラJDの会話な。

じぶんでも確認しとかないと、そこらへんわかんなくなる。。。

 

 

で、ムスメっこは何らかの火が点いちゃったらしく。

動画を観ながら、ドラゴンボールについて○○ちゃんに語り倒したんだってさ。

なお、○○ちゃんはドラゴンボールにはそう詳しくないっていうか、疎いと。

 

とくに、セル編で悟飯ちゃんが覚醒したところが超絶ツボらしく、そこを重点的に(ドラゴンボールに疎い)○○ちゃんに語り倒して。

 

○○ちゃんに「ななこ、ドラゴンボール詳しいね!」って言われたらしいんだけど。

たぶんそれは○○ちゃんのやさしさっていうか。

うまく話を合わせてくれてるっていうか、もっと言うと、気のない相槌みたいなものなんだろうに。

 

「わたし、ドラゴンボール何十周もしてっから!」豪語したとw

 

 

たしかにかに。

超絶豪邸には、ドラゴンボールが全巻そろっとる。

でも、キクチがドラゴンボールをそろえた(ちゃんと全部読んだ)のはだいぶ大人になってからで。もともとの単行本じゃなく、デラックス版でw

その「だいぶ大人になってから」ってのが、ちょうどムスメっこの保育園とか小学校低学年のころとかぶってたってのと。

 

ギリギリ上限の4年生までお世話になってた学童に、ドラゴンボールが全巻(こっちは元の単行本な)そろってて。

キクチ家は学童で群を抜いてお迎えが遅くって、毎日毎日、預かってもらえる時間ギリギリ5分前にクソ親どもが飛び込むありさまだったから。

(それもよくこぼれて、ファミサポさんにもお世話になりまくりだったんだけど)

 

そんなこんなで、ムスメっこのドラゴンボール鑑賞がはかどってはかどって。

上記したような「何十周もしてっから」が育まれたわけで。

 

 

っていうか、この話の要諦って。

「○○ちゃん、でけえ!」にほかならないんっすよね。

 

ムスメっこがしたセル編の悟飯ちゃん覚醒、激アツ語りなんて聞き流せばいいのに。

○○ちゃん、なんだかマジでドラゴンボールに興味を抱きはじめやがった。

 

 

そうすっと、悲劇的な近未来がたやすく想像でける。

 

ドラゴンボールを読みに、超絶豪邸にいらした○○ちゃん。

(その時点で、○○ちゃんはドラゴンボールまだ丸腰)

クソ父親オブは、なんだか秀でようとして。

「53万です!!!!」ついつい先走っちゃうんっすよ。きっと。バカだからね。

 

○○ちゃん「はあああ????」

当然、なりまさあな。

 

ななちゃんに、幸多かれ!