知り合いが過激なことを言う。
「あの、薄いグリーンの電動キックボード?ってマジクソうっとうしいよねっ」
「ものすごく控えめに言って、あれにかかわったすべてのひとが『もう二度と薄いグリーンの電動キックボードに近寄りたくもない』っておもうくらいの体験をしてもらいたいとおもったりまでする」と。
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にわかジョガーキクチだてらも。
たぶんここ1〜2ヶ月ぐらい、コロナ後っていうかぬーん(ケツ痛え)後、職場からの帰宅ジョグを中心にしてじぶん比、最もジョギングしてるとおもうんだが。
(だからといって、マラソンで結果が出るとはかぎらないわけよ。くれぐれも)
4〜5年ぶり、もっと言うと7〜8年ぶりに河川敷とかじゃないふつうの道の脇の歩道をジョギングしててすげえおもうのは。
「おめえら、歩きながらでも常にスマホ覗いてねえと死んじゃう病なのかな()ってひとが多すぎやしねえか?」と同時に。
「薄いグリーンの電動キックボードがあまりにも多すぎるし、あのひとたちあまりにも危なっかしすぎる」が物量的に跋扈してて。
よしんばそのひとたちが、じぶんと関係ないとこでどうなろうと知ったこっちゃないけど。
期せずして、てめえがなんらかに巻き込む/巻き込まれる可能性が爆発的に増えた。
ような気がする。
から、気をつけすぎるほど気をつけてる。
(クソ独断とクソ偏見的には。)
(アレを都心で積極的に利用してる層ってたぶん、意識高めかつ進取の精神に富んだひとたちでしょ。おもくそ平和な物言いをすっと。)
(なんつうかいろんな意味で、キクチとは一生交わり得ない人種。だよな。)
(っていうのも、「いろいろおもうところのもの」のベクトルをおのずと偏向的なほうにひっぱってってるのかもしれない)
(キクチ、そういうおめえこそがクソうっとうしいんだぜ!)
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。。。
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きょうは、早めの夕方というかヘタすっと昼下がりにきょうすべき仕事がなくなっちゃって。
かといって、帰宅ジョグ的なものをする気にもならなくって。
成城学園前駅から4k弱、あるいて帰ることにした。
「ぼーっと走るとごちゃごちゃ考えてることが整理できる」とおもいがちだけど。
いざ走ってるとなんだかんだ言って、フォームがどうだとかこの坂はもう少しぜいぜいさせたほうがいいんじゃないかとかいろいろ考えちゃって、言うほどぼーっと考えごとができなかったりするから。
きょうはほんっとうにダラッダラ、頭をからっぽにして40〜50分あるけて、気分的には相当リフレッシュでけた。
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あ、何を言いたいかというと。
超絶豪邸まで残り1kぐらいのとこで。
コンビニから「薄いグリーン」的なものに乗ったひとが飛び出てきたのね。
それまで、というかこの道程は。
わりと曲がり角ばっかの住宅街ばっか選んで進んできたので。
「うわっ、けっきょくこういうたぐいに出くわしちまうのかよ。。。」
げんなりしかけた刹那。
薄暮で近づくまで見分けがつかなかったが。
その青年が乗ってたのは、薄いグリーンでも電動でもない自前のキックボードで。
なんでだかわかんないが。
「ああ、よかった」っておもった。
おもいましたとさ。
「『知り合い』って実在するの?疑惑」は拭い去れなつつ。