土曜に遊びに?来た伯母はきょう浜松へ帰ってった。
高齢の伯母には、お守りとして?伯母の長女(キクチのいとこ)がついてきてたんだけど。
そもそも今回、来京したほんとうの目的の主役(日本語ぇ?)はいとこのケイコちゃんなので。
伯母のほうがついてきたほうってことになるな。
文字で書くとややこしいし、どうでもいいな!
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ケイコちゃんに会うのはざっと35年ぶりか、ヘタすっと40年近くぶり。
キクチが小学生のとき、夏休みかなんかに伯母の家に一人で泊まりに行って。
キホンは1コ上のタカちゃんとずっと遊んでるんだけど。
夜、もう寝ようかってころ、ケイコちゃんがぼくらの寝室に遊びに来てくれて。
いっしょにトランプとか「クラスですきな女の子はだーれ?」みたいな恋バナとかしてくれたのをよおく覚えておる。
ケイコちゃんは8つ上だから、当時もう働いてたぐらいのお年頃なのに。
「せっかく来たんだから」ってんでこんながきんちょを相手にしてくれてすげえうれしかった。
だって。
おれが18〜19だったら、小学生のがきんちょ相手にそんなこととてもできないだろうし。
いとこっつっても、ちょっと齢が離れてるので親戚で集まってもビビってそんなに話せたりはしなかったんだけど。
そんなんわけで、「ケイコちゃん=あこがれのやさしいおねいさん」という記憶は刷り込まれてて。
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何を言いたいかというと、ものすんげえひっさびさに会ったケイコちゃんは、キャラが当時のまんまでビビり返ったということ。
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で、ケイコちゃんの息子ちゃんが27〜28のイケメンくんなんだけど。
去年から会社の異動で東京の立川のほうに住んでるってんで。
今回、土日の2日間、ドライバーとしてツアコンとして、彼からすると母&祖母を(おまけにうちのばあさんも)そつなくアテンドしてくれて。
彼がまた、ケイコちゃんに似たんだか物腰のやわらかい好青年でビビった。
キクチからすると、いとこの子ども。
その間柄を、男の子だと「従甥」って言うんだってさー。
じゅうせい、あるいはいとこおいと読むらしい。
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親戚関連。
小さいとき、いくら密接につきあってたとしても。
祖父母がいなくなったり、親がいなくなったり老いたりすると。
親の代がもう本家みたくなって、いとこ階層とはなかなか接点がなくなるもんじゃん?
そういう意味では今回。
いとこの子ども階層に会えたのはレアケースだし。
立派な青年になっちょる、というところにおおっ!ってなったし。
ムスメっこからすると「はとこ」なわけだけど。
さすがに、その間柄でおれらと伯父伯母いとこみたいな親戚づきあいをするのは(そもそもろくに会ったことないんだから)現実的ではないなあとか。
そのいとこおいクンが立派な青年になってるだけに。
「こうやって、時代はどんどん流れてってんだなあ」をつおく実感したり。
伯母が来ればおれは甥っ子気分だったり、ケイコちゃんがいればおれは若手気分ではいるんだけど。
20代のいとこおいクンからすればまぎれもなく50代のじじいで、なんつうか親世代と同じ括りだし。会社の相当な上司と同じ括りみたいな見え方なんだろうなあとか。
どっぷり昭和な伯母や母が「早くいい人みつけて。。。」みたいなきょうび完全アウトなことを水が流れるようにいとこおいクンに言ってて。
「いやいやいや」と。「いまはいろんな価値観があるしさ」ってほざいた直後。
それってしょせん、じじいがさも若者を理解してますよってポーズを見せたりするよねえみたいに映って、逆に痛々しいぜとか、ムリがみえみえだぜ。
っておもわれたりしてんのかなあとおもったら、キクチはもはや一歩たりとも動けん!
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それでもソツなくいい子な、いとこおいクン。
あんど、学生時代陸上をやってたってことなので。
あまつさえ世田谷246ハーフの夜だけに、そういう話になって。
「ボク、今度の立川ハーフにエントリーしたんですよ!」なんつって。
「最近、昭和記念公園(立川ハーフの会場)のまわりを走ったりしてます」なんつって。
「ハーフマラソン、はじめてなんです」なんつって。
うおーまじかー! おれもつい手がすべってエントリーしちまったんだよナドト、話が盛り上がって。というかたぶん、あっちがうまく話を合わせてくれただけなんだろうけど。
もし当日、会場で会っちゃったりしたらとおもうと。
緊張していまからねむれぬ。