で、おめあての中華屋さんに着いたらば。
みなさんほぼいらしてらして、下座のほうにそそくさと座った。
左どなりにいっちさん(!)
目の前にハンサムネコさん。
左斜め前にチャレさんという布陣。
このウタゲは総勢9名で。
ほとんどみなさん山登り系な方々で。
キクチは山のことは「横浜」ぐらい丸腰なので、話がぜんぜんわかんなくてちょっと戸惑ったけど。
そんなことは最初からだいたいわかってたので、どうっでもいいとして。
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ハンサムネコさんがいらっさると聞いたとき、チョーてんしょん上がった。
で、たぶんネコさんとお会いすると必ず、いつもいつもおんなじ話になって。
いつもいつもけっきょく酔っぱらって記憶ロストしちゃうから、
はじめてお会いしたときの話ばっか永久ループするんだが。
コレ(↓)は二度目にお会いしたときだな
きょうも「おれ、ネコさんすげえ警戒してたじゃないすかあ」
「そうだよね。キクチ、よくわかんないけど喧嘩腰だったもんw」的な。
あ、きょうは珍しく記憶がぜんぶ残ってるからこそ書けるんだけど。
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キクチにとってネコさんは実際にお会いする前、隙あらば誰かに噛みつく危険人物というイメージでw
ネコさんにとってキクチは、それを警戒して接してくるクソ生意気なガキで。
でいて、キクチはネコさんが誰かに噛みつく的なシーンを見たことないっていうか。
むしろ、キクチごときが失礼にいじってんのを喜んでんのか?まである。
のの、メカニズムがなんとなくわかった気がした。
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あ、ただの妄想を広げちゃってもいいすか。
ネコさんってのは上記したように噛みつきヤローなんだけど。
噛みつく対象は、じぶんよりつおいひととか立場が上のひとなのね。
「職場で揉めたんだけどさあ」ってギャグ的におっさることもだいたいそうだし。
かつて、わりと身近でなんらかの爪痕を残した?ときもだいたいそうで。
かたや、ネコさんが仲間とおもっているひと(って言うと上記と語弊があるな。だいたいアバウトに捉えてくらはい)や、ごじぶんより立場が下なひと(って物言いも語弊があるな。だいたいアバウトに捉えてくらはい)にとっては、チョーいいひとで。
クセはチョーあるけど、爪ひとつ立てない。
vsキクチでいえば。
要するに、キクチはネコさんにとって下なひとなのよ。
だから、キクチが度を過ぎたいじり方をしても凶暴ネコには変貌しない。
(あ、たぶんここの「下」ってのはたとえば齢のことを言ってるんだと解釈してる。)
(中1のときの中3のとき、的な。)
なので「クソ生意気な後輩がなんか噛みついてきてるけど、かわいいかわいい」的な。
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そんなんわけでこの日。
キクチは2次会も含めた6時間あまり。
顔面のイメージとはかけ離れてるぐらい、ネコさんはすっとんきょうなおもしろトークを繰り出しつづけてたし。
キクチはキクチで、安心してネコさんをいじりまくり。
ネコさんはそれを「オイシイもの」としてにやにやしつづけておった。
とっても楽しかったし。
とってもハンサムだなとおもった。
あ、表題に「素質」とかぬかして前編中編ってやってきたのに。
素質にかかわることはここまで一言も触れてねえぇ。。。