そう、その昭和という時代ならではの「元はぎっちょなのに、幼少期に矯正された」ゆえのクロスドミナンス爆誕史。(ネタがとびとびだから唐突感すげえな)
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あ、いちおう補足しとくと。
クロスドミナンスってのは、行動によって利き手が変わることね。
右利きでも左利きでもない。
両利きと間違われるが、両利きではない。
たとえばキクチは。
字を書くのは右だが、絵や図を描くのは左。
定規で線を引くときも左。
ハサミは右でナイフは右で、包丁は左。
テニスやゴルフは右だが、左バッター。
ボールを投げるのは右だけど、ボーリングだけ左。
ってぐあいに。
両手でできるやつもあるけど、だいたいはどっちかでしかできない。
そんなんわけで、右利き左利き両利きみたいな文脈では「交差利き」と言うらしい。
ってのは、この連綿の直近に言ったな。。。
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そうなんっすよ。
キクチは1974年、昭和49年生まれなんだけど。
たぶん、昭和の50年代生まれまでのひとは右に矯正(強制?)されるのが当然のご時世で。
和式な(和式って右利き社会だから)。
箸と筆(エンピツ)は最初に右になおされようとするわけで。
キクチ家はそこらへんはフリーダムな方針で。
「もし右でもつかえたらいいっすよね」だったんだが。
幼稚園のとき、親の気まぐれで「箸を右で使えたらどうだろうか?」ってんで。
年長組さんの1年間、箸は右で使うっていう縛りが保母さんとなされて。
お昼ご飯を食べてて、不便だからってこっそり左で食うと。
つばめ組の先生に「ヒロシくん!」って右に直されたり。
したんだけど、箸はどうしても右は無理だったので小学校に入ってから左が再解禁されたりだとか。
親の職業上、幼稚園から小学校を卒業するまで習字をやらされてたんだが。
それは最初から有無を言わさず右で書かされたりだとか。
(それで字は右で書くようになった)
みたいなことがあって。
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すんげえ乱暴に言うと。
もともと器用で右も苦もなくつかえるようになったのが、後天的な右利きあるいは両利き。
ちょっと器用に右をつかえるやつ(も)あるケドこいつはどうしても右ムリムリムリムリみたいなムラができたのが、クロスドミナンス(交差利き)。
不器用とかじゃなく一本気な純トロ? が左利きという区分けで。
別に上下関係があるわけじゃないけど。
両利きなひとと、純左利きなひとに対してはじゃっかん引け目を感じなくはない。
とか、どうっでもいいな!
(たぶんクロスドミナンスあるあるだよね、これ)
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話を戻すと。
というか、戻し切れる自信が皆無なんだけど。
利き手って遺伝に依存する説があって。
(正確かどうかはわからない)
「(どっちかの)親が左利きだから子が左利き」。
って、納得感があるじゃないすか。
あ、これはコムズかしい話じゃなくネタなので、そういうものとして聞いてねっ。
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キクチは、母方のイトコ階層が17人もいるんだけど。
そのうち5人がぎっちょ(あるいはクロスドミナンス)で。
ぎっちょって統計的に人口の1割らしいので。
統計よりはるかに高い3割近いイトコぎっちょ率は遺伝なんだなってなった。
タキシタ(母の旧姓)はぎっちょ家系なんだな、と。
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ただ、ぎっちょなイトコをながめてみると。
そのお母さん(=伯母)がたまたまぎっちょで。
母は5にんきょうだいで男女女男女って構成なんだが。
お兄さんの嫁さん(=伯母)がたまたま2人ともぎっちょで。
イトコでぎっちょなのは、キクチ以外はその子ども。
言ってみれば外部要因っていうか。
タキシタ(母の旧姓)にぎっちょDNAがあったわけではない。
ってことになる。
キクチから見ると。
その伯母とは、厳密に言うと血のつながりはないわけじゃん?
だし、じいちゃんもばあちゃんもそれ以外のタキシタはみんな右利きw
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何を言いたいかというと。
キクチ(父方の親戚)は全員右利きなのね。
キヨコ(キクチの母親)も純正右利きで。
でいて、ヒロシだけに左利き要素があるっておかしくね?
っていうか、ことによっちゃオイシくね?
昭和あるある的に言えば。
「あんたは橋の下から拾ってきたんだよ!」
⇒まさかのマジガチでしたー!的な。
橋の下=プレイボーイ・オブ・父ちゃん
あるいは、母ちゃん???
(母ちゃんが父ちゃんと結婚する前におつきあいしてたひとはまさかの「ヒロシ」さんだったって、むかしどっかで聞いたことあるぞ! このネタとはビタ一文関係ねえな!)