1980年代、広島カープが投手王国と呼ばれたころに活躍してた川端順ってピッチャーがいたんすけどね。
こういうエピソードがあって。
広島時代、ピンチでマウンドに上がった川端に高橋慶彦が「バタ、大丈夫か?」と声を掛けると「勝者には熱い拍手を、敗者には優しいブルースを」と詞のような返答が返ってきたという。
なんだかよくわからないケド、チョー気になるじゃん?
高橋慶彦のYouTubeに川端が出たときに、その顛末を語ってるのを見たのが知ったきっかけ。6:00ぐらいからだったかな?
高橋慶彦が言ってるとおり、「はあ??」でしかない。
が、どうしても気になる。
「勝者には熱い拍手を、敗者には優しいブルースを」
(ちなみに、川端はそのピンチを無失点で切り抜けたんだってさ)
熱い拍手を!
*
試しに検索してみたら、オリジナルがあった。
谷村新司の「マラソンマン」っていうおうた。
「勝利者には熱い拍手を そして敗者には優しいブルースを」
川端はじゃっかんアレンジしてるみたいだが、そんなことはどうでもいい。
言ったときの人間関係とか、いろんな状況を想像するだけでもおもしろすぎるし。
いい感じのポエム感っていうか。
川端投手って現役時代、パームボールの使い手だっただけに。
「パーム」と「ポエム」ってちょっと似てるしねっ!ってなる(イミフ)。
ぱーむぱるむぽるむぽえむ、みたいな。
*
川端順は現在、地元・徳島の松茂町で町会議員を務めてるらしい。
上記YouTubeをみてると、地頭のよさとコミュりょくの高さがよくわかりる。
たぶん、いわゆる有名人枠として知名度だけで受かったんじゃなく、それ相応の能力があるひとなんだろうなっておもう。
1992年に現役を引退した後、コーチやフロントとして2017年まで四半世紀にわたってカープに残っていたことからも、まわりから信頼されるようなひとなんだろう。
子どものころ、テレビで観ていた無骨なイメージとはずいぶん違うことに驚く。
(違う回でしてた、高橋慶彦のクルマに同乗してて暴走族に囲まれた話なんか、腹がよじれるくらいおもろい)
そんなんわけで、このYouTubeって半年前にアップされたものなんだけど、月に1回ぐらいリピートしちゃってる。