2週間ぐらい前に、大学時代のジョーダマチャンネーパイセンから招集がかかり。
きょう、武蔵小杉でウタゲをカマしてきた。
きょうはジョーダマチャンネーパイセンの意向で。
「少人数で飲ろうぜ」というフォーメーション。
秋田美人なジョーダマチャンネーパイセン。
超絶セレブなジョーダマチャンネーパイセン。
同級生のイズミちゃん。
やたらプライドが高くてやたらモミアゲが長い後輩。
うんこ味のカレー・オブ・キクチ。
って陣容であった。
*
このウタゲはある意味において。
の、感想戦みたいな感じで。
1ヶ月前の集まりでは。
まあ、学生時代に男女間でもろもろあったみたいなひとたちもいっぱい一堂に会しておったので。
何十年ぶりに顔を合わせたお互いのひきこもごも的なことも同時多発的に起きてて。
そのまま、いまも夫婦としているひともいれば。
いまはお別れしてしまったけど、いいおともだちとして良好な関係を続けてるひともいれば。
とっくにお別れしてしまって、でいてどちらかが不本意な気持ちを抱いてるのを、これだけの時空を超えたってことを免罪符?に、当時の気持ちを深掘りしようとしてよけい嫌われてるみたいなひともいてw
*
そういう話は2次会で頻繁におこなわれてたらしいんだが。
キクチは、にょうぼうが1次会だけで帰っちゃったので、羽根を伸ばして?酩酊の淵にいてまったく覚えてねえし、把握してねえんだが。
っていうかそもそも、キクチは学生時代もクソほどモテなかったのでサークル内のそういう色恋沙汰とは無縁で、ひたすら楽しく飲んでただけなんだが。
きょうのウタゲでは、そういう学生時代誰と誰がどうであの場ではどうだった的な、言ってみればまあクソどうでもいい話が盛り上がって。
*
カヤの外なキクチは、あまりにもネタがないのでイズミちゃんにこれを話してみた。
たとえば、夜中に。
だしぬけにキクチに電話(当時はケータイがないから家電)をよこしてきて。
「キクチはいま、○○ちゃんがすきなんでしょっ!?」
ってことだけを告げてきて、「じゃーねー、おやすみー」って切ったり。
(それが誰にもというか)
(少なくともイズミちゃんには匂わせてもないのに)
(超絶チンポンパンポーンだったり)
したのに。
イズミちゃんはそのことをまったく覚えてなくって。
あまつさえ、ジョーダマパイセン2人も含めた「もしそれがほんとうに起きたことだとしたら」的な見解を。
女性なりの視点で、背景やら含めて解釈してくだすって。
そのことを覚えてないイズミちゃんも、ジョーダマパイセンらに補正された記憶をもとに都合のいいことをほざいておったんだが。
それは生っぽすぎてここには書けないので、非公開日記ブログに鬱憤をぶつけることにする。
*
ついでに、吐露してみた。
同級生のイズミちゃんがいるので、「こういうことあったよね!」と。
大学4年生の卒業直前、同期が全員集まって学校近くのファミレスで飯をくったときのことを。
*
そのときはもうみんな、卒業が決まってて。
キクチ以外は就職も決まってて。
将来にベクトルが向かった話をする。
「誰がいちばん速く結婚すんだろうね?」みたいな。
そのとき、カレシとかカノジョがいたひとはいやおうなくその相手とのゆくすえを想像してみたり。
あるいはそれとは別に、「意外にこの子はあんがい速く結婚しそう」を妄想広げられたり。
「速いひとベスト3!」みたいな感じでウキャキャしてて。
*
それがひとしきり、盛り上がったあと。
矛先が、クソキクチに向いた。
あ、これって前にもどっかで言ったことあるけど。
このエントリーで言いたいことはその先にあるからなぞると。。。
矛先がキクチに向いたしゅんかん。
それまで、将来の夢いっぱいトークは雲散霧消してしまって。
「キクチはマジ、きちいよなあ」っていう出席弾劾裁判みたくなった。
「まだひとりだけ就職が決まってない」という事実はさておいても。
生来のクソほどモテないキモさっぷりを、おめえこれからどうすんだ的な感じになって。むしろそっちにフォーカスされて。
それまで、わりと静かにしておった、同期のなかでも選りすぐりのクールなイケメンくんが「キクチはいろいろ、ちょっとキツいだろうなあ」って言ったのを端緒に。
キクチdisはとどまることを知らないほど膨れ上がってった。
ショージキ、キクチはそうとうこたえた。
*
「キクチは何でここまで徹底的にチャンネーにモテないか」を、同級生15人がそれぞれの視点でいろんな角度から指摘してきたとて。
「おのれがキモくてモテないことはおのれがいちばん知っとる」
自覚してても、じゃあどうすりゃいいのかって根本的な解決策などそもそもありはしないのだ。
わかってりゃ、ちょっとずつでも改善しますよ。
だってやっぱ、モテたいもん。
モテないまでも、嫌われたくないもん。
*
あ、きょうも長くなっちった。
そういう25年以上前のことを踏まえて、イズミちゃん。
「キクチはホント、○○ちゃん(にょうぼう)に感謝しなくちゃね!」
「よくキクチなんかと結婚までしてくれたと!」
「だってあんころのキクチは、マジでホントそんな感じだったもん!」
*
ええっと。
それはただキクチをdisってんじゃないっすよね。
いまにょうぼうと結婚してもらえて20年以上平和だからこそ言える、俯瞰的な物言いっすよね。
ある意味、キクチのその後の伸び???とにょうぼうの先見性???を讃えてくれてるんっすよね?
イズミちゃんのやさしさは、よおく伝わる。
わかりる。
「キクチ、きょう帰ったら○○ちゃん(にょうぼう)にちゃんとありがとうっていいなよ!」
お、おう。
*
帰宅したら、にょうぼうは起きてた。
飯を食っておった。
でも、キクチはどの面さげて「ありがとう」って伝達すればいいのかわかんなかった。
けっきょく何も言わなかった。
それは「なにをいまさら」みたいなこともあるが、それよか。
ちょっとでも「こんなおれなんかと」的なニュアンスが出ちまったら、逆にすげえ失礼なことになっちまうし。
ウタゲのときのやりとりのいきさつから、それを省いたただの「ありがとう」ではちょっと本意とズレちまうんではないか。それは違うよな。
っておもっちゃったからである。
*
なんでもいいからありがとうぐらい言っとけよ! と。
よけいなヤブヘビを生む恐れのあるようなことは言わないほうがいい!
どっちも正解な気がするし、どっちもミステイクな気もする。