キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

フックをつくりてえからはじまった、みたいなこと

厨二的なことをほざきたいシリーズはまだつづく。

昨日のつながりで今クールのドラマについて語ろうとおもったケド後回しにして、と。

 

 

前エントリーでぬかしたコレ(↓)は。

けして自嘲でも、いわんや謙遜でもあろうはずはなく、大げさに言っちゃうとわりと切実な苦悩なわけで。

そこらへんについてほざく。

↑キクチ、文章へたすぎてわかりづれえ!!!!

もうなんか、最近ますます文章がへったくそになっててるな。

 

 

いわゆるうまい文章って、すーっと読めちゃうじゃないすか。読ませられちゃうじゃないすか。

じぶんもそういうの書けてえ! って当然おもってたんだが。そういうトレーニングもしてたんだが。

 

ある日、ちょっと待てよ? とおもった。

すーっと読めちゃうってことは、裏を返せばそのまま流れちゃうって言うこともできる。印象に残りづらい。

 

そこで、文と文のつなぎとか言いまわしをあえてギクシャク、不協和音のようなものをちらっと挟めればいったん流れが滞るから、読み手は「おやおや?」ってなって印象により残りやすくできるんじゃないか。と考えた。

マラソンでいきなりこの地点だけ走りづれえ砂利道?みたいなとこってつよく記憶に残るじゃん? そういうニュアンス。

 

それを試す場としてブログはかっこうの実験室だぜ、と。

10年ぐらい前だったかな?

当時、「おれはもう読みやすい文章ならいくらでも書ける」って(いまおもえば)クソおもい上がってたんだろうね。

 

 

しかしして。

当初、うまいぐあいに不協和音を生み出せた気になってたんだが。

読み返すと、いいぐあいのフックどころか、ただただノイズでしかなく。

単なる「文章がへたっぴいなやつ」になっちゃってて。

(まあ、元からっちゃそうなんですケド)

 

でいて、それ以前に戻せない。

 

 

よく「こいつフォーム改造にあきらかに大失敗したな」っていうアスリートっているじゃないすか。

シロート目には「じゃあ、ただ元に戻しゃいいだけじゃん?」おもうんだけど、そんな単純なもんじゃなくて。

けっきょくすべてのメカニックが狂っちゃってどっちつかずの選手に成り下がる、みたいな。

 

こんなクソムシのたとえにそういう一流アスリートを出すのはおこがましいけど、ストラクチャーとしてはおんなじ感じ。

 

 

「なんでそんなよけいなこと考えちゃったのかなあ」と後悔してるわけじゃないけど。

伝えたいことがまっすぐ伝えられるような文章が書けなくなっちゃってるので、そこだけはどうにかしたいとじゃっかんもがきはじめてて。

原初に立ち戻ってみようとおもった。

 

つづく。