キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

時空が歪むみたいなこと #12

小学校の同窓会の話をしつこくつづけるのラスト。なんと、マラソンがらみの話である。

 

 

1次会の中盤。

「キクチくんだよね?」不意にシブいおじさんが話しかけてくる。

(まあ、同窓会だからあまねく同い年なんだけど)

 

話を聞くだに、彼は小学校の終わり頃だか中学のはじめ頃に沖縄に引っ越したそうで。

要するに、「中学卒業までコンプリートしてない仲間」である。

 

きょうはこの同窓会のために、わざわざ遠征してきたそうな。

 

 

彼が高津に住んでいたころ。

おうちは小学校の近くで染め物工場をしてて。

授業で必ずそこに工場見学に行くので、彼はある意味有名人で。

 

そんなんわけでキクチも当然、彼のことは知ってたケド。

「あ、あの染め物屋さんの!」「でもクラスはいっしょになったことないよねえ」

社交辞令的な探り探り会話をしてたらば。

 

「○年生のとき、おんなじクラスだったよね」と。

ふぁっ!

まっこと、すまねえ。。。

 

 

正確に言うと、彼のことはFBの小学校同級生のコミュニティで見つけて知ってた。

何年か前に彼が東京マラソンを走るために来京したとき、今回も幹事をしてくれたコと歓迎会的に飯を食ったというのを目にしてたから。

 

なので、「ああ、そういうひとがいるんだあ」ってのは認識してた。

じぶんがマラソンを走ったことあるひとって、学校の同級生とかでマラソンを走るひとを発見すると、よくわかんないけど何だかとてもうれしいじゃん?

 

 

キクチはFBは友人限定の公開モードにしてるから、直接のつながりがないと内容を見れない仕様なんだけど。

アイコンは大阪マラソンのときの写真にしてるので。

彼がそれを目にして、おんなじように「ふぁっ!」っておもってくれたらしくて。

「しかもキクチ、小学校のときマラソン大会とかそこそこじゃなかったっけ?」おぼててくれてて。

 

見ず知らず(実はそうじゃない)なのに話しかけてくれた。

のが、ものすっげーうれしかった。

 

せっかくだからって、しばらく2人でマラソンの話をして。

彼はいまウルトラをメインにしてるんだけど、フルのPBは2時間52分だって言うのね。

(キクチは昔走ってた記憶を掘り起こし、手探りで「それってほぼキロ4ってことじゃん!」とか知ってるような口を叩いて、話に必死についてこうとしたでござるが)

 

 

それって、たんじゅんにすげくね?

ってのはタイム自体もロンのモチ。

本拠地が沖縄だからね。

 

たとえば関東だと、寒い冬場は無補給で30k走とかできちゃったりするけど。

=そんだけ、距離も踏みうるってことだけど。

天気予報を眺めるだに、沖縄って年中20℃以上あるじゃん?

そうはいかないだろうし、がんばってもどうしてもペースは上がりきらなかったりするし。

 

に対して彼は「そこは何とか根性で」って言ってて、そうなのかもしんないけど根本的に違えよ、キミ、スゴイよ! ってメダパニになったりして。

 

LINEを交換したし、レースのためによくこっちに遠征してくるからまたどっかで会えるかなとも言ってたけど、レースで会えるかどうかはまた別の問題だw

 

そうそう、たぶんキクチが同窓会に求めてるのって。

そういう未知との遭遇? なわけで。

もう少ししたら、今年も秋のマラソンをエントリーする時期になるんだろうけど、もしエントリーしたら彼に連絡しようとおもってる。(しないかもしれない)

 

 

。。。

 

 

で、ちょっと外に空気を吸いに出たら。

そこに前エントリーでちょこっと触れた議員になった同級生がいて。

いや、おれは彼のことを直接は知らなくて。

外に出たら何人かいたので、話してたら「ああ、あの噂の!」ってはじめて認識したんだけど。

 

彼はキクチのことを知ってて。

「だって、3年生のときにクラスいっしょだったよね?」って。

また、脚がどうとかドッチボールがどうとかって細かいエピソードが出てきて。

 

しかし、議員になるほどだから当時からそれなりに存在感はあっただろうに、まったく記憶にないのは失礼だなって、「すまねえ」即座に謝って。

あまつさえ、「おれいま狛江で川崎に選挙権ねえから投票できなくてよけいすまねえ」って謝り倒した。

 

(せっかく知り合いになれたのでFBで友達申請したら、週明けにそれなりに長文なDMをよこしてきて。それがちゃんとソツがないっていうか、誠実さとアツさがほどよくミックスされてるようないい感じだった)

 

 

。。。

 

 

いまさら思い出したように表題に沿うと。

こっちが覚えてるのに相手が覚えてねえっていう時空の歪みがあるように。

相手が覚えててくだすってるのにこっちがまったく覚えてねえっていう時空の歪みもあるってことで。

 

今後は、くだらねえバカ正直さは要らないから。

記憶がなくてもとりあえず覚えてるてい、知ってるていで臨んだほうがいいな。

それがオトナのたしなみだなって、つおくつおくおもった。

おもいましたとさ。

 

ちゃんちゃん。