キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

時空が歪むみたいなこと #4

大学の同窓会の話をもう少しつづける。

共通の知り合いだらけなコミュニティにおける、にょうぼうとの距離感について。

 

同窓会は15時から新宿西口のイタ飯屋さんを貸切。

ほかの代はみんなそれなりに横のつながりがあるようだが、おれらの代はほぼみんなつながってないから、体裁を整えるために?躍起になったりして。

 

おんなじ代のなかでは、それでもキクチは(ジョーダマチャンネーパイセンつながりで上のひとたちとのウタゲにたびたびイッチョカミさしてもらったり、後輩さんファミリーと肉食ったり)まだ知ってるひとたちはいても。

それ以外のだいたいみんなは10年20年30年単位で「うおおっ、ひさしぶりー!」って感じで時空の歪みを楽しめた。

 

 

うちの代の横のつながりがすっげー希薄だってことは、内外?に知れわたってて。

きょう来てない誰々はどうしてんのかとか、キクチは誰々とは連絡とってねえのかみたいな話には当然なるんだけど。

 

こちとら、きょうのためにありったけの火力を集中して集まったのがまさにいまここにいるメンバーだから、それ以外のひとのことなんか知るわけねえじゃねーか!

ってなかで、「でも言っても、(にょうぼう)がどうしてんのかが、いちばんわかんないんだけどねっ(なにしろエア夫婦だから)」っていう持ちネタがあって。

 

はじめて聞いたひとはいちおう薄く笑ってくれるが、二度目以降のひとは「またか」って感じでお付き合い笑いしてくれる空気が、バリバリに読み取れる!

 

 

で、にょうぼうには極力近づかないようにするんだけど。

 

場があるていど温まってくると、おのおの自由に移動を始めるじゃない?

そんで、おもしろそうな輪があるよっ!って入ってったら、そこににょうぼうがいたり、よしんばにょうぼうが話題の中心だったりして勝手になんとなく気まずくなったりして。

 

(でいて、そういう気まずいキクチを内外にあっぴーるする姿勢を怠らなかったりして)

 

 

たびたび出くわした風景としては。

ごぶさたな同級生や後輩さんとにょうぼうが近況を報告し合ってて。

直近で会ったのが10年15年前の誰かの結婚式の2次会で、まだ赤ん坊だったり小学校低学年だったムスメっこといっしょに出席してたから。

「ななちゃんはいまいくつなんですか?」

「大学2年生なのよお」ってんで、時の流れ的な展開になり。

 

いま薬学部なのお、ええ?両親文学部なのにい?的なとこでふいに首を突っ込み。

「英訳すっとアバウト学部な」ってうすら寒い笑いを提供する感じ。

 

 

いまや完全にワークホリックなにょうぼうはきょうは土曜だってのに仕事がチョーたまってるという理由で1次会で帰ったので。

みんなといっしょに「○○さーん(旧姓)、ばいばーい!!!!」ってぶんぶん手を振って見送り。

 

そこでキクチの緊張の糸が一挙にゆるんだんだか、2次会からはほぼ記憶ロスト→電車を寝過ごしてけっきょく終電で帰るという、ザ・ありがちぱったーんだったんだけど。

 

つづく(記憶のある部分だから、時系列にはけしてならない)

 

 

(あ、ロストした記憶の淵にちょっと残ってるのは、駅までの帰り道で盟友キャトゥにガチ説教されたこと)

(そういうのをこの齢になっていちいちちゃんとキレてくれるキャトゥは盟友としてまっこと得難い。みたいなことを、今朝二日酔いの頭を抱えながらすんげえおもって猛省した)