「そのことを3回考えたらせしめるの法則」に則って買っちった。
すげえ安売りしてたし。
安いってことは何かオチがあるのかも? おもったが、仮にまったく使えなかったとしてもどういうものかを知る勉強代と割り切れる程度の額だったので。
もし想定からまったく外れた(骨伝導イヤホン自体がじぶん的に使えないモノだった)ら見切りをつければいい。
もし「いいじゃん!」「もっといいモノほしいなあ」ってなったらそれはそれでめっけもんだし。
ってんで、こういう(↓)。
「そのことを3回考える」に至った要因は、通勤で聴いてる語学講座。
ただ歩いてるとか電車で座ってるだけっていう単純作業?なら「ワイヤレスじゃないイヤホン」でいいんだけど。
電車を乗り降りするときに、リュックを膝のうえに載せたり、背負ったり。
家を出るときに玄関でしゃがんで靴紐を結んだり。
そういうアクションを起こすとき、やっぱ「ワイヤレスじゃない」は地味にうっとうしいのね。
朝、ポッケから取り出して、付ける前に絡まってるワイヤーをいちいちほぐす。ってのもわずらわしい。
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いや、「そういうものだ」とおもってれば別にどうでもないんだろうケド。
ほら、すでにあたしたちぼくたちは新文明「ワイヤレスあるよっ!」の存在を知っちゃったわけだもん。
文明を享受することで暮らしの快適度が上がるのであれば、享受しないテはない!
っていうか、この数行のクソ浅え小理屈こそ、脳内における「今ぞワイヤレスイヤホンをせしめるときぞ!」を後押しする大義名分だったわけで。
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で、使ってみたらば。
おもってた以上に使える! 使いやすい!
旧文明にはなかった最初の2つの関門、「充電」と「スマホとのペアリング」は秒で終わったし。
装着感に異物感もない。
「音がくぐもってる」のは、この機種の性能ってだけなのかもしれないし。
「音量をマックスにしてもちょっと小さい」のは、この機種の性能ってだけなのかもしれない。
骨伝導の仕方ない性質として「音漏れする」があるらしいから、ひょっとしたら音量が絞りめなのはそれとこれとの兼ね合いなのかもしれない。
耳がふさがってないので、周りの音がふつうに聴こえるぶん、周りの音がふつうに聴こえるゆえにうるさいところだとイヤホンの内容が聴きにくくなる。というのは、最初からわかってたことだから別に何ともおもわない。
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で、新しい道具をせしめると、なんかすげえウキウキするじゃん?
通勤で、いつもより激しめに歩いたり、階段を上り下りしたり、信号の変わり目や電車の乗り換えで軽く走ったりしてみても支障はビタ一文ない。
(上記リンクでほざいたように、キクチはイヤホンが耳からすぐポロッポロ外れるタイプ)
ってことは、ですよ。
とうとう、とうとう、ですよ。
世の陽キャなランナーさんどもがするような「音楽聴きながらジョギング」ってキラキラ文明がわが掌中に来たれり目前?
おれっちったら、陽キャになっちゃう?
爆誕してみる?
いやあ、まいったなもう。