いまだにごく細々とつづけているドラクエウォーク(DQW、スマホゲーム)。
半年だか3ヶ月に1回ぐらい、本家ドラクエとコラボした企画をやっておって。
ついこないだ、「6」とのコラボ企画が始まった!
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キクチはドラクエのなかでは、圧倒的にいちばんぶっちぎりに6が大すきで。
(ことほどさように、このエントリーもクソぽえむな)
DQWにはさほど熱心ではないし。
キホン、ゲームをプレイしながらどんだけ歩いたか(万歩計)ってのと。
ゲーム内のストーリーをどんだけ進めたか、だけのゲームだから。
新しくストーリーがはじまっても、「どんだけ歩いたか」「ストーリーを進めたか」の大筋のパターンはおんなじなので。
ストーリーの細かいぶぶんはぜんぶスキップして、タスクだけをこなす。
的な使い方をしておって、DQWなりのオリジナルストーリーは全然知らん。
一度たりとも、話を読んだことなかったんだが。
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やっと「6」の企画が始まった! ってんで。
(たとえば、ドラクエって1〜3のロト編?が有名で)
(DQWでも順を追ってコラボしてたんだが)
(ロト編が終わったら、次に人気の5とコラボしたり)
(その次は、8とか9とか、よりによってダイの大冒険にすっとんだり)
(あ、ダイの大冒険ってのは、ドラクエブームにあやかって当時少年ジャンプで連載されてたまったく別の外伝みたいなやつな)
(なので、世間的に人気イマイチな6は捨て去られちゃうよね、って諦念してたんだけど)
(このたび、とつじょ6とのコラボが始まった!ってんで)
ストーリー部分もスキップせず、ちゃんと読み込んじゃったりなんかして。
ぐらい、キクチは6が圧倒的にぶっちぎりにいちばんすきなのだ。
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ドラクエに関して言うと。
実はキクチがはじめてプレイしたのが「6」なんだよね。
発売されたのがちょうどヒマな大学生のころで。
やり始めたら一気にハマり、後追い的に1〜5も中古ファミコンカセット屋さんでせしめて網羅した。
なので、「キクチがドラクエのなかでいちばん6がすき」ってのは。
ひょっとしたら、オオカミ人間みたいな。
「はじめて見たひとを親とおもう」的なことなのかもしれない。
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んだが、そんなことは長くなるから措いて。
まあ、「後追いで1〜5も網羅した」し。
ネットが普及して、オンラインプレイで出会ったり共闘したりする10?の前まではおのおのそうとうやり込んだんだが。
それでも「いまだに6がいちばんすき」っておもえてるのは。
そんだけ、6がよっぽどすきなんであろう。
(あ、言ってる中身スッカスカぇ。。。何も言ってない。。。)
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ドラクエの、とりわけ6につおく惹きこまれたのは。
ストーリーがメルヘンで重厚だったからである。
「メルヘンで重厚」の一端を、ネタバレになるけどいくつか挙げると、たとえば。
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ある町で、寝たきりの町の英雄アモスがいる。
アモスはなんでも、町を長年苦しめていたモンスターを死闘のすえ打ち破って。
その闘いで負った傷がもとで寝たきりになってしまったと。
ある夜、ふたたびその町を訪れると。
町の真ん中でモンスターが暴れているが、町の住人は静観してる。
しかしして、そのモンスターの正体はアモスで。
モンスターとの死闘において尻を噛まれた影響で、夜になるとモンスターになってしまうようになったと。だからしようがないんだと。
町の英雄は、夜、てめえがモンスターになって町人を困らせているということは知らない。夜中じゅう地響きを立てる以外、襲うとか実害を加えるわけでもないし。
ので、「どうか、アモス様にはこの事実は決して伝えないでください」言われる。
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あ、記憶ベースでほざいてるので、合ってるかどうかわからんがつづける。
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で、勇者御一行様は、近くのガケでそれに効く薬草?をみつけ、アモスに与える。
ストーリー的には。
そこで、アモスは勇者の強力な仲間になるんだが。
会話のなかにトラップがあり。
アモスが夜な夜なモンスターになってしまってるという事実を伝えてしまうと、アモスはショックで出奔してしまい、仲間にはならない。
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ほかにもたとえば。
(いまさらだけど、ネタバレしまくり祭りだけど)
(四半世紀以上前のゲームのことだから、別にいいよね)
ある国で、無能で気の弱いボンボン王子様が、試練をクリアすれば王位継承できるってのをお供して問題解決したりだとか。
またある国で、いつまで経っても妃をめとらない王様は実は、鏡の中のジョーダマチャンネーにずっと恋してて。
で、そのジョーダマチャンネーは、数百年前にモンスターの呪いにかかって鏡に閉じ込められたひとだったり。
(解決して、鏡の封印から放たれたジョーダマチャンネーと結婚してめでたしめでたしってなる)
あるいは、幼くして亡くなってしまった子どもを持つ悲観しかしてない親がいて。
その子どもは、(天国にいるから)世界を意のままに飛び回れるんだ! という幻を目の当たりにして。
課題を解決して、「空飛ぶベット」をせしめるとか。
あるいはあるいは。
町人全員が、欲望を剥き出しにしなきゃ生きてけない町で。
そうじゃない大切なことがあるじゃんかってことを目覚めさせて解決したりだとか。
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たとえ&ネタバレ多すぎだけど。
要するに、そんな話をたてつづけにクリアしてくゲームで。
もっと言うと上記の話って、グリム童話やらアラビアンナイトやら何やら、既視感のあるストーリーのパクリだらけだったりもすんだけど。
やってるうちにちょっと、メルヘンの立て続けに酔っぱらう的な状況におちいったり。
。。。
ってのはぜんぶ、余談だったりするw
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キクチがドラクエのなかでことさら6に惹かれたのは、表題。
(やっとちょっとたどり着いた。ふうう)
そもそも、主人公(プレイヤー)が最初にいる世界があって。
そこには、落ちたら必ず死ぬ的な大きな穴が空いてて。
まあ、主人公は穴から落ちちゃって、穴の下の「幻の大地」に降り立つところから物語が始まるんだけど。
実は、幻の大地だとおもってた穴の下の世界がリアルで。
最初いた世界は、リアルの世界にいる人が見ている夢だってことがそのうち判明して。
「じゃあ、おれあたしは何なんだ?」
リアルの世界と元いた世界を行き来する、
いわば、当時流行った自分探しの旅。
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こんな前フリが長いくせに、何を言いたいかというと。
「じぶんが生きてきた世界のほうが、実は幻だった」
っていうのが、メルヘン的にキクチのハートにゲットオンしちゃって。
文学部のメルヘンお花畑満載だった20歳?のキクチは。
「現実にいま生きているこの世界も、考えようによっちゃただの夢幻みたいなもんじゃん!」
とか、クソくだんねえことを真っ向から考え込んじゃったりしてね。
でもこれって。
ものすっごい広義で考えると、あながちなくもないことじゃん?
強引に前エントリーとのつながりを求めてみると。
たしかにてめえが経験・体験したことですら。
一定のときを経てしまうと、たしかに思い出?としてあることなのに、それが夢かうつつかてめえでもよくわかんなくなってきちゃうみたいな。
まあいいや、文学部脳すぎてうぜえ。
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あ、いちおうじぶんなりのこのエントリーのオチはあらかじめ決めておって。
でも、ここまでこんな長々とたらたら書いてたらただの蛇足かもしんないが。
土日でいつにも増して誰も見てねえだろうし(この物言いもナツいな)
ついでだからほざく。
まあ、ぽえむの域は出ないんだけどな。
あまつさえ、クソどうでもいい結果論だったりすんだけどな。
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ドラクエ6は大学生のときに発売されて、ハマってたんだが。
スーパーファミコン、スーファミ。
ドラクエって、物語の中終盤?になると。
主人公の行動範囲がみるみる広がるもんじゃん?
大雑把に言うと。
最初は地続きでしか移動できなかったのに。
船を手に入れて大陸間を移動でけるようになったり。
鳥と仲間になって大空を自由に飛べるからどこでもいけるようになる、みたいな。
ドラクエ6の中終盤では、人魚とおともだちになって。
海底にも行けるようになる。
そんで、世界中の海底をつぶさにつぶしまくると。
あるところに「なまえの神様」がいる祠(ほこら)と出くわす。
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で、主人公キクチは、仲間をぜんぶ学生時代の知り合いに改名すんのね。
武闘家ハッサンを「キャトゥ」とか、町の英雄アモスを「モリヤ」とか、ミレーユ(途中で仲間になる美女)を「ジョーダマセレブパイセン」ってぐあいに。
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ドラクエ6は、上記したとおり自分探しの旅で。
中ボスの呪い?で実体をなくされ、夢の世界に飛ばされてしまった各キャラが。
現実の世界で、現実のじぶんを見つけ融合して、パワーアップしてく物語で。
「旅の武闘家キャトゥがてめえの実体と邂逅して、『せいけんづき』を思い出した!」みたいな。
ほかにも、けっきょく仲間は計6人いるんだが。
ひとり、バーバラっていう大魔法使いの末裔ってのちに判明する女の子がいて。
キクチはなまえの神様にバーバラを「にょうぼう」って改名してもらってた。
そのころは、当然?にょうぼうとおつきあいはしてなかったし。
ただのわりと仲のいい知り合いの一人だから。
たまたま。
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で、ラスボスを倒しました。
エンディングでっせってなる。
エンディングは、役目を終えた仲間たちを故郷に送り届ける自動プレイ。
荒くれた港町で武闘家キャトゥと別れ。
占いおばばの家でジョーダマセレブパイセンと別れ。
ゲントの村で、僧侶コハマと別れ。
モンストルの町で町の英雄モリヤと別れる。
主人公キクチも、実は王子設定だったレイドックの城に帰る。
ただ、一人だけまだ帰れてない「にょうぼう」が夜、レイドック城の中庭でさびしげに夜風に吹かれてる。
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大魔法師バーバレラの末裔、バーバラ(にょうぼう)だけは。
現実の世界で、その魔力にビビったラスボスに村ごと滅ぼされたため、帰るところがない、実体がないってことをそこではじめて知る。
「これでお別れね、キクチ」
もともとの実体がないから半透明になってて、やがて消えゆくバーバラ(にょうぼう)。
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「おれさ、勝手に『にょうぼう』ってなまえつけちゃったんだけどさ、そういう結末だからなんだかものすごく愛おしくなっちゃってさ」
キクチがドラクエ6をクリアした翌日、
あくまでおいしいネタのひとつとして、だいぶ後年ににょうぼうになるひとにそのことを話して。
「クッソくだんねえよな、ぎゃはははは!」
「よりによって、消えちゃうキャラを『にょうぼう』にしたとか!マジ、すまんな!」
「いやそこはキクチ、きょう帰ったらすぐバーバラを○○に改名してリプレイしときなよ!」
「あ、でもバーバラは消滅しちゃうのか、ノーカンノーカン!」
。。。
○○ってのは、そのころキクチが勝手にものすごく気に入ってて、でいて、もちまえの超絶人見知りでクソほどモテないブサキモメンっぷりを大発揮して結局、どうともなんなかったチャンネー。
ザ・夢のような夢だ。
っつうか、現実がどうなるかなんて誰にもわからないし。
そういうの経たいまの現実にいちばんクリビツテンギョーしてるのは誰なんだぜ。