キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

イッヌ

ゆうべ、ウタゲが楽しすぎて終電近くになって。

南武線の登戸から歩いてきて、やっと超絶豪邸にたどり着いたぜとおもったらば。

玄関の前にちょこんと、イッヌが鎮座してるう!

f:id:kikuchiroshi:20230118223349j:image

近所では見たことのないイッヌなんだが。

こいつがチョーかわいいし、チョー人懐っこくてキクチが話しかけるとちぎれんばかりに尻尾を振りながらすりすりしてくる!

 

 

さむかったりお腹が空いてたらかわいそうだなとおもって。

玄関に入れて、ごはんと水をちょっとだけあげたらガツガツ食って。

「おすわり」とか「待て」をちゃんとできるし。

首輪がついてて、家でつないでおく用のロープ?が途中でちぎれてるので。

 

さぞやかわいがられてるイッヌだなって瞬時にわかった。

 

おそらくだけど。

何かの拍子でロープがちぎれて。

「うえーい!!!自由だ!!!」っててんしょんが爆上がりして夢中でさまよってるうちに迷子になってしまったんであろう。

と推察。

 

なので。

散歩してるうちに彼のテリに入って何かを思い出し、おうちに帰れたらいいなあとおもって。家のまわりをうろうろしてみることにした。

 

 

ちぎれたロープの切れ端の端を持ってはいたものの。

基本的に、彼の行動にまかせることにしたら。

川沿いを1kぐらいぐんぐん下ってくし。

そのあと、住宅街でもいろいろうろうろしてて。

 

途中で見知らぬひとの家の前でしばらくクンクン何かを探ってるので。

「ここか!?」

ってしらっと30mぐらい離れて見てて。

さらにちょっとずつ距離を置いて遠ざかろうとしたら。

(だって客観的に見たら、キクチが完全に不審人物じゃん? 夜中の2時前だぜ?)

 

ピャーッ!ってこっちに向かって走ってくるし。

 

 

夜中だし、もう人もクルマも通らねえだろうってんで。

ロープを手放して、ちょっと距離をとって進んでたら。

たまたま帰宅してきたんであろう20代そこそこのあんちゃんにまた、しっぽをすんげえ振って近寄ってって。

 

あわてて近寄ってったら。

「お宅のイッヌかとおもいましたよ」って言われて(そりゃそうだよな)。

事情を話したら、しばらく付き添ってくれて。

イマドキの若者、捨てたもんじゃねえな!イカース!

っておもったり。

 

 

それでも、イッヌのおうちが見つからず。

キクチのHPも底を尽きかけてきたもんだから。

「これで彼のおうちが見つからなかったら、一晩泊めてあげよう」

ってことにして、何となく超絶豪邸のほうに進むことにした。

 

 

で、結論から言うと。

(さんざん過程をほざいて、ぜんぜん結論からじゃねえな!)

イッヌのおうちは見つからなかったし、キクチはイッヌとはぐれてしもうた。

 

 

というのは。

住宅街の路地をあるいてたらば。

イッヌが私道をずんずん進んでって。

さすがにキクチは入っていけないから待ってて。

 

5分ぐらい経っても出てこないのでちょっと遠ざかってみて。

ちょっと遠ざかったみたけど、さっきみたいにピャーって走ってもこないので。

「おうちに帰れたんであれぞかし!」

って祈りつつ、キクチはおうちに帰ってしまったんだ。

 

でもやっぱ気になってねむれなくって。

飲みはじめちゃってw

4時過ぎまで飲んでおった。

 

むかしキクチ家で飼ってたヨシダ(イッヌ)のことを思い出したりしながら。

まだ、火曜なのにだぜ!

 

 

そんなんわけで。

きょうも朝起きてから「イッヌ、大丈夫だったかなあ」ってずっと気になっちゃったし。

きょうは本当はゆうべのウタゲのことを書こうとおもってたのに。

(「最近の辺境クソブログは以前にも増してただの日記っすね!」ってお褒めにあずかったこととか)

そこまではたどり着かなかったし。

 

何なら次エントリーは、ヨシダについて書こうとすらおもっておる。

(やんねえフラグぇ?)

 

 

なお、クッソいらねえ情報的には。

キクチは動物を愛玩する?的なことにはもともと恐ろしく無関心で。

 

なんなら、イッヌは小さい頃に耳を噛まれたのがトラウマで怖い・嫌いな対象でしかないし。

ネッコに至っては好き嫌い以前にアレルギーで、近づくとくしゃみや鼻水が止まらなくなっちゃう。

 

何を言いたいかというと。

きのうのイッヌは、キクチがそれを軽く超越するぐらいのクソかわいさだったんだぜってことである。

 

クソかわいさの前では、固定観念なんてチョロいもんで。

パラダイムシフトとやら?は。

コウしていとも簡単に起きるのだ。

のだ。