階段をタッタタッタ駆け下りたいんだが、どんどんできなくなってるという話。
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それがですね、奥さん。
脚筋力の衰えとか不足ならいいんだけど。
下ってる途中で感覚がわかんなくなったり
ラスト数段で急に立ち止まっちゃったりして。
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単純に考えれば、おんなじリズムでおんなじ歩幅でタッタタッタ下りればいいだけで。
速く駆け下りたいんならそのピッチを速めればいいだけなんだけど。
「途中から感覚がわかんなくなる」って刷り込まれてるから。
踏み外したこと一度もねえくせに、踏み外すのがこわくてピッチが上げられねえぇ。
って、言ってることわかりづれえ?
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そういうのは昔から少しはあって。
当時は疲れたときになりがちだったから。
ビビってググったらば、ゲシュタルト崩壊の一種だってわかったんだけど。
あ、たとえば「あやた」っていう字を凝視し続けてると。
「何でこれを『あやた』って読むんだろう?」
的な、わけのわからないフシギ感覚に包まれるやつ。
ゲシュタルト崩壊な。
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要するに、脳みそがバグるうごめきなんだそうで。
階段の下りも、一定のリズムで左足と右足を出しつづけるという単調な動作のくりかえしだからこそ、そして先に何段も続く下りるべき階段を凝視してるからこそ、どっかの時点で脳みそがバグる。
ってすたっらくちゃーらしい。
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ただ、「単調な動きでバグる」ってんなら。
上り階段も、何ならふつうの平地でのあんよも。
よしんば、ジョギングだって。
その、ゲシュタルト崩壊の一種みたいなことが起きてもいいはずなのに。
起きるのは下り階段だけで。
何でなんだぜ?www
あ、その過程で。
「階段 駆け下りる」とか
「階段 速く下りる コツ」とか
死ぬほどググって。
メカニック面で凌駕してやろうともしてたんだぜ。
は、どうっでもいいな!
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で、何を言いたいかというと。
階段がうまく(おもうように?)下れないってのは。
てめえのなかでどんどん降り積もってくのね。
「下り階段イップスだ!」と、
駅の階段をおりるとき毎日毎日おもう。
そうすっと、なんつうの?
その意識がてめえ内でどんどんどんどんガッチリ固定されてって。
「日に日に」っちゃ、盛りすぎかもしんないケド
もし週単位とか月単位で定点観測してたとするならば
雪だるま式に確実に下りるのが遅くなってってる(と実感してる)。
みたいな精神の揺らめきって、
拡大解釈するとなんかこわいよね。
漸進的に後退してるって
進んでんの退いてんの?
なんていう、クソどうでもいい言葉遊びはクソともかく。
これも一種のマインドセットってえの?
何てえの?
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。。。
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オチが弱いな。。。
っていうか、オチてもないな。。。
そして、本人的には実はコレ、わりと真剣に悩んでるとかもうね。。。
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いらねえ情報的には。
ちょっと前にテレビを流し見してたかなんかで聞きかじったところでは。
本来のイップスって、そういうメンタル起因じゃなく。
何らかの神経系だか伝達系の疾患っていう説もあるらしくて。
なのでただの「階段をうまく下りれない」を
軽々とイップス呼ばわりするのは間違ってるのかもしんない。
真にプロレス好きな人の前で、メタファー的に軽々しく「プロレス」言っちゃダメだぞ! 的な?
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ナドトほざきつつ。
次エントリーから何回か、先週末に起こった「メタファー的なプロレス」を。
軽々しく下書きしてあったりするから始末に終えないよな。