キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

負けず嫌いのベクトル #7

ムスメっこからすっとんできたLINEは。

○○大学の一般推薦入試の要項であった。

ええっ! 

いろんな意味で、ええっ!

 

 

ここでも10月に書いたのをアップしたくだりの#3とカブるがつづける。

 

 

ムスメっこからLINEがすっとんできたとき。

キクチがおもったことは2つ。いや、3つ?

 

とりあえずムスメっこの意見を聞く前。

客観的に、かつ親としてごく主観的に勝手におもったこと。

 

ひとつは、「なんでそこ? もったいなくね?」

「ひとつは」っていうか、そこ最大にして最強の疑問。

 

 

ちょっと横道にそれると。

夏休みの三者面談で。

担任の先生から、ちょっと気になる話を聞いた。

 

「薬学部ってある意味ニッチなので」

「受験したい人がある程度決まっています」

 

「それはどういうことかというと」

「受験会場で同じ人と何度も顔を合わせるということです」

「どこの学校でも顔ぶれがだいたいおんなじなので」

「受かる人と落ちる人が二極化しちゃう恐れも大いにあるわけです」

 

「たとえば、本来ユニコーンズに受かるはずの層がユニコーンズもラスカルズも失敗することも起こりうるわけで」

「そこを乗り越える覚悟を持たなくちゃならない」

 

 

高校3年生になってすぐの、大手予備校の模試。

「高3になると優秀な浪人生が落下傘してくるから、現役生は必ず偏差値が落ちる」

「未習分野もあるし」

 

しかしして、ムスメっこの模試の成績は高2までとさほど変わらないというか。

数学と物理はむしろ上がっておった。

 

端的に志望校の判定でいうと。

めぼしいとこはB判定かもうちょいでBなC判定にはおさまってて。

 

あまつさえ強みと、弱みとか未習分野の出来の傾向の差がはっきり分かれていたので、「夏秋を順調に越えればどこでも勝負できんじゃん!」って感じだった。

 

 

ってのはどうでもいいとしても。

 

今回、ムスメっこがLINEをよこしてきた

「行きたい」って学校は、その春の時点でA判定でも相当よゆうがある感じで。

 

その学校の一般推薦入試は。

(っていうか、「その学校」ってよそよそしいな。ムスメっこがこれから6年間がっつりお世話になるのになw)

っていうか、推薦入試ってたいがいそうなんだろうけど。

合格したら辞退不可じゃん?

よほどのことがないかぎり、そこで決定。

 

ってとこを。

(他校も受けられる)一般入試で併願するならまだしも。

推薦は一択よ、もったいなくね?

と、あくまで偏差値ベースで。

(負けず嫌いのベクトルの違い)

 

 

キクチがおもったことの2つめ。

「どうしてそこ?」

 

きっとムスメっこなりに、あえてそこを選ぶ理由があるはずで。

その思い入れを聞きたいというか、納得させられたい!

 

担任の期待をはねのけて納得させた、ぐうの音も出ない

「あたしは薬剤師になりたいのであって、研究者になりたいのではない」みたいなやつ。

 

 

3つめ。

余談くさいし、これも前にどっかでほざいたけど。

 

ムスメっこは高校に入ってから。

1年ずつけっきょく3年間、学費免除だったわけですよ。

ぶっちぎりの学年トップが定位置だったわけですよ。

 

だからというか、ですね。

 

高1か高2のとき、クソ父親はクソ小生意気にムスメっこの耳元でささやいた。

「この身分を最大限利用しちゃおうぜ!」

 

 

2年生からは運よく選抜クラスに入れた。

選抜クラスの授業は、たぶん教科ごとのエース教師が投入されるであろう。

そして、学費免除は学年に数人しかいないだろうから。

ムスメっこはたぶん有形無形に優遇されるはずで。

 

たとえば質問や相談にいったとしても、

先生はむげにはできないはず。

そういうのをうまく活用しようと。

 

 

ドライに考えれば。

学費免除はあくまで学校側のつごうなんだし。

結果を出しゃおのずとリターンになるわけだし、と。

 

以後も、ムスメっこは。

学校の定期テストもそうだけど。

学校で受けさせられる大手予備校の模試でもそれなりだったので。

 

 

なんつうか、ムスメっこの学校は中高一貫を標榜してるから。

中学から入ってきてて中3で高1の過程を終えてる

厳しい中学受験を経てきた一貫生(中入生)にくらべて。

 

ムスメっこみたく。

高校から入ったひと(高入生)は。

よくわかんないけどクソむかつくけど、なんとなく。

お受験ママどもには勉強的にはちょっと下に見られてるらしくって。

(ネット掲示板の知識ぇ)

 

でいて、ムスメっこは。

高3の一貫生と高入生がいっしょくたになる、国公立必須の数3の選択授業の振り分けで。

ちゃんと位置をキープ?しておって。

 

 

そんなことはどうでもいいとしても。

自意識過剰的に言えば、そういう立ち位置で。

「なんで推薦????」ってたぶん絶対なる。

 

なんの義理も脈絡もないけど、どっかしら「学費まで免除したのに。。。」が残る。

いや、ただの思い込みかもしんないけど、学校へのリターンと考えるならば、はたしてどうなのだろうかと。

 

 

ちょっと横道にそれると。

もともと、(大学から高校に枠が与えられてる=学校が認めればほぼ合格決定な)指定校推薦にはものすごく消極的な学校で。

それはたぶん、高校側の進路実績にはならないからっていう事情なんだろう。

 

たとえば。

指定校推薦を取りたいとおもっても。

そもそも学校がどの大学・学部の枠を持ってるかってのは非公表で。

(まあ、実際は何となくみんなうすうす知ってるんだけど)

 

指定校ありきで、「こんくらいの成績だからそれに見合う大学・学部を」みたいなアプローチは認めてくれない方針。

第一志望が確固としてあって、成績が満たせてるっぽいから「その大学のその学部の指定校を取りたいです」ってピンポイントに表明したら、先生のサジ加減で(物言いw)指定校にしてくれるかどうか考えてもらえる、って感じで。

(それは高1の三者面談のときに、ウチはそういうシステムですって当時の担任の先生にはっきり言われた)

 

まあ、いかにも自称進学校らしいというか。

いろんな意味で血気盛んなんだろうね。

 

余談おしまい。

 

 

そういう(リターン)みたいなことを踏まえて。

「担任の先生には相談してあるの?」訊いたら。

「これはまずそれよか、パピンとマミンに話すほうが先だろうと」と。

 

正しい!

いい子じゃ!

 

 

話を訊いてるばかりだったにょうぼうが

おもむろに口を開く。

 

「ママもパパとおなじく、もったいねえなあっておもうんだけど」

「ななちゃんの考えを聞かせて」

 

お、おう。

キクチも、ムスメっこがどう考えてるのかを訊きたいんだ。

そのくだりは10月に書いたのをアップしたくだりの#4でほざいたから省きますね。

 

うーむ、また過去エントリーの繰り返しばっかになっちったでござる。

まだつづくのかい????