クソ父親は語る。
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※あ、ムスメっこの進路決定に浮かれて10/1に書いて塩漬けしといたものをおめおめとさらす。ののつづきのつづき
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「パパなんかさ、バカなくせに見栄っぱりだから」
「結果的に身の丈に合わなかった国立大学にチャレンジして」
「その反骨心?で受験勉強がんばれたのは確かにあったけど」
うっせーじじいの昔話風だが。
わりと頭の中はクールに。
ムスメっこのやる気出してももらうファースト。
「まあ、浪人までしてもメタメタに落とされたんだけどな」
おのれの傷をえぐるような自虐オチまでつけてw
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何を言いたいかというと。
圧倒的に先行してる浪人生も混じる高3春先の模試で。
第一志望の国公立も私立も、かぎりなくBに近いC判定だよ?
現役生は夏秋冬って未習分野を習って爆発的に追い上げられるから。
春時点なら「B?だっせー!」でも「C?だっせー!」でもなく。
ごく現実として目指せられるとこにあるわけじゃん?
しかも今はその時点から一夏越えてるわけじゃん?
この夏、ななちゃんは(ふだんふつうにはたらいてる)パパより早く家を出て勉強して、パパより遅くおうちに帰ってきてるぐらいがんばってんじゃん?
どう考えても、ここで○○大学はもったいなくね?
「じぶんだったら、どうせならちょっとでも聞こえのいい学校へGOだってなるんだけど。。。」
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あ、なんつうか。
そこには偏差値偏重とか。
親としての見栄っ張りとか。
子に重度な期待をかけるみたいなことも。
ひょっとしたらあるのかもしれない。
でも、子に重度な期待を勝手にかけるクソ無駄さは、高校受験のときにゲロ吐きまくるほど思い知ったからもうしないって決めたし。
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あ、もうひとつあって。
上記だけみると、どう見ても見栄っ張りとか偏差値とかって話だけみたいに聞こえちゃうけどそうじゃなくって。
ムスメっこが薬剤師さんになりたいって言い出したのは高1のころ。
もし、希望どおりの道に進めるってなったとして。
薬剤師試験ってのは大学の薬学部を卒業してることが受験資格らしいんだけど。
一級建築士、みたいな?
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で、薬剤師になりたいって最初に聞かされたとき。
逆に言えば、国家資格を取れさえすればいいんなら。
こういう言い方はどうかとおもうが、受験資格さえ取れりゃ学校はどこでもおんなじじゃん?
よしんば、大学受験でそんなにがんばらなくてもテキトーにどこでも薬学部入っといて最終的に資格とったもん勝ちじゃん?
っておもってた。
よくわかんねえケド。
弁護士に依頼するとき、出身大学っていちいち気にしなくね?
東大卒とか早稲田卒とか慶応卒ってネームバリュー?よか、その分野にどんだけ精通してるかとか、じぶんが安心しておまかせできそうなフィーリングのほうが大事で、たとえば狛江市立大(架空)のほうがよかったりするってこともあるでしょ?
(弁護士に依頼したことはねえのに言うw ぜんぶ架空である)
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いっぽう、薬剤師ってのは。
詳しくは知らんし、業種によっても違うんだろうが。
知り合いの薬剤師さんが言うには、ちょっとその、どこの大学を出た的なことも就職後、作用するきょくめんがあるらしいのよね?
そこはいわゆる弁護士とか会計士と違う、組織(製薬会社なり病院なり薬局なり?)に所属して力を発揮する資格だからだろうか?
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ってなったら。
大学受験でも、できるだけ背伸びしといたほうがよくね?
春先の模試でA判定もらえたとこ一択じゃもったいなくね?
見栄うんぬんなんてどうでもよくて。
ムスメっこのこれから始まる?人生をおもうと、そうなる。