親としてのキクチができる唯一のことは。
「ムスメっこの希望にできるだけ添う」である。
※あ、ムスメっこの進路決定に浮かれて10/1に書いて塩漬けしといたものをおめおめとさらす。ののつづきな。
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現実的な(経済的な)限界はあるものの。
わが子が明確な目標を掲げ、
それに向かってがんばろうとするならば。
バックアップするのは当然っていうか、
それこそが親としてのおれの役割だとおもう。
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あ、ちらっと「おれの役割」などと表題にかすったが。
「そうやって、本題に近づいていくのね?」って匂わしたが。
きょうはまだ表題には近づかないくさい。
(あいかわらず、前フリがクソ長えなっ)
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ゆうべ。
ムスメっこのLINE「受けたい」を受けて
緊急家族会議が開催された。
訊きたかったのは、ムスメっこのナマの気持ち。
いきなりLINEしてきてまでそう言う、
その、積極的な気持ちを聞かせてほしい。
別に、1学期の三者面談の経緯とかはどうでもよく。
気持ちがいろいろ揺れ動くのは当たり前だから、そのごく正直な揺れ動き(でもってそういう意見を表明した)、純粋にそのパッションを訊きたかったのでアル。
なのでそもそも、否定するつもりはさらさらない。
むしろ、積極的な気持ちできもちよく論破?されたい。
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まずは、ムスメっこに話してもらう。
。。。の前に「○○大学って通いやすいとこにあるよね?」とフったらば。
「1年のときはそこなんだけど、2年以降は(もっと都心のほう)なの」言う。
(こんな情報だけでも、学校名伏せてもわかっちゃうひとにはわかっちゃうな。まあいいや)
「でねでね」
「きょうね」
「お昼に学校が終わって、なにげなくググってたら」
「○○大学の学校見学ができるってあって」
「ソッコーで電話して行ってみたのよ」
キ「行きやすいからね、どうだった?」
「いや、行ったのは都心のほうのキャンパスで」
「とりあえず、施設がすごくきれいだったし」
「『私はここで勉強したい!!!』っておもっちゃって」
ふむふむ。
「で、調べたらさっき送った一般推薦の枠があって」
「LINEしたというわけ」
「逆に言うと、っていうか」
「その学校を見学できるって知って」
「ソッコーで電話しちゃった行動力にじぶんでじぶんでビビって」
「客観的に考えたら、それだけパッションがあるんだって気づいたの」
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今回、俎上にあがった○○大学はもともと。
ムスメっこのなかで優先順位が高い。
本人の中で、これはあくまで妄想とかフィーリングの域を出ないんだろうが、「じぶんに合う」って想いがあったんだろう。
それはとても大切なことだ。
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「ちょっと、パパの勝手な意見を言ってもいい?」
何度もくりかえすように、最終的にはムスメっこの気持ちがいちばんだしムスメっこが決めた道に異を唱えるつもりはない。
なぜならば、ムスメっこが極上とおもう道がムスメっこにとって極上であるはずで。
ムスメっこはまじめによく考える性質なので、たぶんきょうのサジェスチョンも本人なりに考え抜いたすえのことなんだろう。
ただ、ひとつ引っかかったことを言う。
「あくまで模試の話だけどね」
「下世話な話だけどね」
「そこって、高3になって受けた(某大手予備校の)模試で」
「学校の先生にもさんざん、『高3の最初のころの模試は浪人生も入ってくるから高2のときより偏差値とか今までよりすげえ下がるから覚悟しとけ』って言われてたのに」
「そうっとう、ぶっちぎりなA判定だったわけじゃん?」
「そこを、推薦でキメちゃおうってのは『もったいなくね?』おもうんだけど」
クソ父親オブキクチが語り始めた。