「自己肯定感が低い」ってことが身辺でちょっとした問題になってて。
いや、おれ自身じゃなく周辺で。
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「自己肯定感」って言葉自体がもう手垢にまみれすぎてて、何かつかうのすら気恥ずかしいなあっておもうんだが、まあそれはいいや。
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自己肯定感の高さって成功体験の数と本人の性質に拠るものだから。
要するに、自己肯定感が高いひとって成功体験をうまく自信に結びつける能力のあるひとってことだから。
それはとてもすばらしい資質だとおもうけど、まあ言っちゃえばやっぱりただの性質で。
逆に言うと、高いひとがすばらしいのは確かだけど。
低い人がすばらしくない、よろしくない、ダメだってことではないんだよな。
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具体的に言えない事柄なのでふわふわと抽象的な物言いになっちゃうが。
まあそういうことで。
けして自己肯定感が高くない人に、「それで全然いいじゃんか!!!」をどうやって(あまつさえ、それとなく)伝えたらいいか。
その伝え方を、ここんとこずーっと考えてる。
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たとえば、「『他己』肯定感が高い」はどうだろう?
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1990年代最高のピッチャーである斎藤雅樹が大ブレーク前夜、その才能をなかなか活かし切れず「ノミの心臓」「気が弱い」などと言われてたころ。
「君は気が弱いんじゃない。ただただ優しいだけなんだ」
監督に返り咲いた藤田元司が斎藤にそう話しかけたっていうエピソードが悶えまくるほど好きで。
そのパクリ的な。
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なるほど、物事には必ず二面性があって。
ポジティブな物言いでもすべてが是なわけではなく、なにがしかのマイナス面があるもので。
同様にネガティブな物言いでも、なにがしかのブライトサイドがあるのだから。
そのオイシイとこだけ掬っていい感じにほどよい感じに着地できればいいよね、と。
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これは別に「自己肯定感高い」を無用にくさすわけではなく。
もののたとえとして。
自己肯定感が高い人は、基本的に成功(勝ち続けて)きたわけで。精神的に。
「基本的に失敗(負け続けて)きてる」人の気持ちは理解できないわけですよ。
だって、勝ち続けていまここにいるわけだもん。
そりゃ「自己肯定力を高めよ」って言うに決まってるよな。
かたや。
自己肯定感の高さが成功体験の多さに基づくのであれば。
いろんな意味での「体験」の場数って意味で言えば。
彼には負けた経験や負け続けた想いは知らない。
とも言える。とか。
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なんだろうな?
もっとわかりやすく言いたいのに、どんどんどんどんわかりづらく抽象になってってる?
(この整理のできてなさが、まさにいまのキクチの脳内を反映しておるのかもしれない)
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たしかに。
その当該人物は、自己肯定感はめちゃんこ低いが。
ヤツはね!
他人のいいところを見つける着眼点と、それをちゃんと褒め切れる技術はむちゃくちゃ高いのよ!
あまつさえ、そこには嫉妬とかライバル心みたいなものは微塵も感じられないのね。
まさに「他己」。
最初「おめえソレ、テキトーなよそ行きで言ってる?」訝ったぐらい。
でも、彼は心底そうおもってて。
そのおもってることをちゃんと言語化できてるってことも加味すると。
その「他己肯定感」は、その子にまぎれもない超絶武器になりうる。
なーに、すんげえいい武器、持ってんじゃん!!!
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彼はいま、おのれの自己肯定感の低さを、誰よりもじぶんがいちばん悩んでるのかもしれない。
直面している問題においては、自己肯定感の低さはある種、致命的なディスアドバンテージになりうるし。
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しかし、だ。
すげえたぶん、だ。
物事(世間、社会、人と人、ほか全部)はおそらく、そんな単純にはできていない。
よしんば欠点があるとしても。
欠点の内容そのものより。
それを「あたしおれの欠点である」と自覚できているかどうかがむしろ、何らかの分かれ目だったり。
「他己肯定感」の高さこそが活きる/活かされるシーンもある。
「もある」っていうか、むしろそんなんだらけだとおもうのね?
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そんなんわけで、あなたには。
もともと絶対的な正解はないのだから、「しょせん絶対的な正解なんてないんだあ」的な心持ちでずんずん、がんがん前進してほしい。
その進んだ先が、あなたの正解。
(なんか、いいこと言った気になってみるw)
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。。。
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あるいはこういう見方もでけるのかな?
「自己肯定感が低い」ということは、じぶんの現状をまだ肯定できてないということ。
じぶんの現状にまだ納得できていないということ。
(え? まさかのいまさら言葉遊び?)
そんだけあなたはじぶんに厳しいってことで。
たぶんどこかで「あたしおれはまだまだこんなもんじゃない」が滾ってるのよね?
(たまにはじぶんをもっと甘やかせばいいんじゃん?)
(半世紀にわたってじぶんを甘やかしつづけてるキクチはそうおもうけど)
それって明日以降、上昇曲線しか見えねえってことじゃん?
超絶最高じゃね?
(ほどほどにがんばれ! ○○○○○)
仲本工事に対する勝手な思い入れは明日かあさってかそのうち必ずほざきたい。