キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

あぶく

今クールのドラマがおもしろくなりそうなの多すぎて、ドラマおじさんが復活してしまいそうだ。

 

こないだちょっと触れた、朝ドラはいまんとこパーフェクトにいいし。

 

(きょうバスンと来たのは、「うさぎ殺し」のくだり)

(ヒロイン(まだ小学生)がすっかり元気になり、東大阪に帰ったら)

(かわいがってた学校のウサギが死んでて。おんなじクラスの飼育係の女の子が「うさぎ殺し」ってあだ名がついててハブられてて)

(あ、その女の子は夏休みのある暑い日、あまりにも暑いからウサギのことが気になって家に連れて帰ってきたら、翌朝、女の子のおうちでウサギが冷たくなってたっていうのね)

 

(で、ヒロインの子は「その飼育係の子のせいじゃない」って)

(飼育係の子に「ウサギは体調が悪くても隠す性質があるからしようがない」みたいなことを言って、心の重荷を取ってあげようとして)

 

(それまで、じぶんの意見を全然言えなかったヒロインがきょうのラストに「言えたー」って言ってて、その成長っぷりにおおっ!ておもったし)

 

(何がいいって)

(飼育係の子に「ウサギ殺し」って言った子らの文句?は言わないところ)

(文句を言うんじゃなく、ウサギの性質をちゃんと説明することによって解決しようとしたところ)

 

(こういう朝ドラを待ってたのよ!)

(カッコ、長えな!。。。)

 

 

もう一つ、上記リンクのつづきエントリーでちょっと触れた、川口春奈が主人公のやつも。

先週、何曜の何時にやるのか忘れてて見はぐって。

さっき、Tverとかいう文明の利器を駆使して?、やっと観たんだけど。

 

ちょっと、人も物事も、いろんなほうに展開しそうでおもろい。

 

風間俊介っていう役者がちょっとよくって。

手話の先生の役なんだけど。

「聾者とか障がいを持ってるひとって、心がきれいだとおもわれがちだけど」

「そんなのこそただの偏見で」

「ふつうにドロドロしてるし、すげえやなやつもいる」

(セリフのままではないが、だいたいそんなんニュアンス)

 

っていうスタンスなのがいい。

本人(役)にも、まだまだ何かカゲありそうだし。

 

 

ほか、ゆうべやってた。

 

安定のTBS日曜21時の「倍返しだ」枠?ってえの?

お名前がわかんないけど、むかし「陸王」で役所広司の息子役をやってた、官九郎さんとフジヤマさんを足して2で割ったようなさわやかイケメンが出てるドラマ。

も、ちょっとおもしろそうだし。

 

その後フジでやってた、清原果耶が霊媒師で殺人事件を解決するみたいなドラマも。

こう書き起こすとチョーへんてこ設定だけど、おもしろくなりそう。

 

清原果耶っていえば。

なんか、この子ってどんどんどんどんキレイになってってるな。

朝ドラの「おかえりモネ」のときからさらに磨かれてってるのな。

 

とくにすきでも嫌いでもないけど、すげえおもう。

演技うめえし。

 

 

あまつさえ。

去年の暮れだか今年の春のシリーズで終了したとおもってた「科捜研」。

明日から火曜に移動してまたやるらしいっすね。

沢口靖子がそもそも眼福すぎるので、これも観なければならない。

 

 

ドラマに興味のないひとは置いてけぼりも甚だしいぜ。。。

 

まあ、この辺境クソブログ自体が置いてけぼりみたいなもんっていうか、置いてけぼりそのものだから、いまさらどうってことでもねえんだろうケド。

 

 

何を言いたいかというと。

 

「ドラマおじさんがガチで復活してしまいそう」というか。

ドラマは大概、平日の夜にやってるので。

職場からおうちまで走って帰れる日がおのずと限定されちゃうわけで。

 

あー、困った困った(棒)。

すんごく走りたいのになあ(棒)。

 

 

。。。

 

 

こないだの土曜。

箱根駅伝の予選会を興奮のあまり1日2度フルで観た。

ってのは、当該エントリーでほざいたとおりなんだが。

 

午前中のLIVE中継と、夜のBSでの再放送。

 

夜の再放送を観終わって、きょういちんちやり遂げた気になってお風呂に入り。

お風呂から出たら、テレビがつけっぱなしになってて。

後番組で「東京ラブストーリー」をやってた。

 

何となく、観ちゃうじゃん???

 

 

あ、東京ラブストーリーってキクチが高校生のころがオンタイムで。

世間はバブルまっ盛り。

 

そのころ、帰宅部キクチはドラマなんて夕方の水戸黄門とナイトライダーの再放送しか観ない、まごうことのなき硬派(あんど怪盗紳士系)だったんだが。

「月9」なんていう陽キャにはほとんど見向きもしなかったんだが。

 

なぜか「東京ラブストーリー」だけは、どういういきさつか観てて。

なんなら紫門ふみの原作もせしめて、穴が開くほど読んだ。

 

 

で、この日に30年ぶりに観た率直な感想をいうと。

これは悪口でも腐したいんでもなく。

「なんだこの、誰にも思い入れも共感もできないドラマは!!!」

 

カンチ(織田裕二)は「ああ、みんなに好かれたい(嫌われたくない)んっすね」っていう中途半端な感じだし。

三上(江口洋介)は9割9分やなやつだし。でいて、オンナにモテまくってるからよけいいけ好かないし。

関口(有森也実)はキレイゴトばっか言ってカマトトぶっていながら、三上とあっさりヤッちゃうし。

リカリン(鈴木保奈美)は絵に描いたようなザ・メンヘラ。

いるじゃん? 「わたしサバサバしてるから」をことさらアッピールするやつにかぎって、実は人一倍クサクサジメジメしてる的な。サバサバを気取りたい人のテンプレそのもので。

 

 

リアルタイムで観てたときは。

有森也実の顔面がど真ん中豪速球ストライクだったのね。

 

でも役柄上、世の中ではこれでもかってほど嫌われまくってて「有森也実イイ!」とは言うに言えない、なんだか隠れキリシタンみたいな感じだった。

 

その前は、というかいまもなお基本的に斉藤由貴がすきなんだが。

そのころちょうどオザキ的な何らかがあったころで、「斉藤由貴イイ!」とは言うに言えない、なんだか隠れキリシタンみたいな感じだったし。

 

そのちょっと後。

裕木奈江がものすんごくすきだったんだが。

裕木奈江もドラマの役柄上、ザ・女の敵みたいのをやってたらしく世の中では嫌われまくってて、「裕木奈江イイ!」とは言うに言えない、なんだか隠れキリシタンみたいな感じで。

 

 

ただでさえ、当時からリアルでクソほどモテ皆無だったのも相まって。

厨二病をさらにこじらせ。

「これはおれの女性を見る目が根本的に先天的に、修正不可能なほど超絶皆無に違いない!?」

とか、真剣になやんだりもした。

 

でも、当時のキクチ。

そんなに見る目なくなくない?

むしろいまとなってみれば、見る目チョーあるじゃん?

 

バブルってマジこええわ。