10月に入って、朝ドラ(NHKの朝の連続テレビ小説)が、まあおもしろい。
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今回の朝ドラはヒロインが福原遥っていうひとで。
福原遥ってのは子役のころ朝のEテレの子ども向け番組で「まいんちゃん」っていう料理ずきなキャラクターをけっこう長らくやってて。
美少女っぷりが話題になって。
その番組のイベントがあったりすると、子ども向けのイベントなのにいわゆる「おっきいおともだち」が最前列を占拠して、肝心のお子様たちがぜんぜん舞台を見られなくてイベントを台無しにされてたりしたぐらい、その種の人たちに人気があって。
でいて、「まいんちゃん」はけっこう長らくやってて、福原遥も中学生だかになっちゃってもつづけてて。
さすがにちょっとこのキャラ、無理あんじゃね?ってぐらいまでやってたんだが。
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子役って、ビミョーなとこあんじゃないすか?
小学生のころは子役特有のかわいらしさで人気あったんだけど。
成長とともに風貌の感じもちょっと変わってきたり、思春期を迎えて本人の意思みたいなものが出てきたりして。
直截的な物言いをすると、「子役だからこそのかわいらしさ」みたいなものが徐々に失われてってその世界からはフェードアウトする。的な。
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そんななか、福原遥は。
美少女から美女へとうまく成長し。
このたび、朝ドラのヒロインの座を射止めたわけで。
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あ、いや。
別にキクチは「おっきいおともだち」のたぐいじゃなく。
ムスメっこが保育園から小学校低学年ぐらいのとき、ちょうど「まいんちゃん」がリアルタイムだったのでまいにち観てたので。
「おおっ、あのまいんちゃんがこんなにごりっぱに!」って。
リアルタイムで成長をながめてきた、ある種、親的な視点で楽しみにしておる。
(えなりくんとか芦田愛菜とか、浅田真央とか卓球の福原愛ちゃんをみてるのとおんなじ感じ?)
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なお、さんざんここまで福原遥のことをほざいてきたが。
朝ドラってほら、ヒロインの一代成長記みたいなのがテンプレじゃないすか。
なので、本チャンのヒロインである福原遥は(10月から始まったこのドラマの)1週目にはまだ登場してなくて、子ども時代を子役がやってるターンなんだけど。
半年のブランクを経て。
キクチにふたたび、「7時半からBSの先行放送?をみて、8時からNHKで本放送もみる(そして、「朝ドラ受け」まで楽しむ)」という生活のリズムを取り戻させてくれた。
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逆説的にっていうと棘が出ちゃうけど。
やっぱ朝ドラってのは、出てる人がみんないい人で、みんなまわりを思いやってる。
というなかで、それぞれがいろんなおもわくを抱えつつヒロインは元気はつらつと前に進んで成長してくみたいな、ともすればマンネリな設定がいい。
(し、そういうザ・朝ドラ的な縛りがあってこそ、ドラマをつくってるひとたちのいろんな力量がよおくわかって唸れる)
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ってのは。
この半年、沈黙してた自称ドラマおじさんが復活傾向の狼煙を上げましたっていう。
いわば、ただの話の枕なだけのはずで。
何を言いたいかというと、ね。
それがゆうべ(木曜)ね、奥さん。
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夜におさけを飲みながらぼうっとテレビをみておったら。
「silent」っていうドラマをやってて。
これがちょっと、おもしろくなりそうな予感がバシバシしてきたんっすよ。
ってことを言うつもりだったが。
1300字を超えたので、中身は大してないままつづく。
まいんちゃんの説明、必要なかった?