キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

まだ何かありそう、みたいなこと

「まだ何かありそう」みたいなほうにたまらなく魅かれるほうで。

 

ええっと、あるじゃないすか。

 

たとえば、あくまでたとえば。

おもしろそうな人がいて。

 

そういうひとってだいたい。

「表に出てるのがおもしろくて、その裏側にも幾重にも重なっておもしろそう」

「実は裏側はなく、ぺらっぺら」

「一見おもしろくないけど、実は裏側に幾重にもおもしろさが重なってそう」

「一見おもしろくなくて、やっぱりぺらっぺら」

っていう、4象限?に分けられる。

 

表題で言う「まだ何かありそう」は、後半部が「おもしろそう」があるってことで。

 

 

「おもしろい×おもしろい」

「おもしろくない×おもしろくない」人は明らかなんだけど。

 

「おもしろい×おもしろくない」人も、おんなじくらい明らかで。

 

たぶん、そういう人って。

「じぶんは、おもしろい人になりたい/おもしろい人とおもわれたい」

って、がんばって「おれっちはおもしろい人っすよ」アッピールをすればするほど、皮肉にも「実はぜんぜんおもしろくねえ人」だってことが浮き彫りになっちゃって。

 

でいて、それが本人以外にはぜんぶバレバレだったりする。

 

 

その、「おもしろい人になりたい」っていう努力の量は、なかなか等価交換されないもんだよね。

努力すればするほど、薄さを客観的に露呈?披露?する結果になっちゃうんだよね。

 

もうなんかね、ひたすらイタいのよ。

イタさを通り越して、つらい。

 

 

観念的でわかりづれえけど、そういうもんだからしようがない。

おのれもそっち側だから、よおくわかりる。

 

 

。。。

 

 

キプチョゲが、また?マラソンで世界記録を塗り替えたんだが。

けっきょく、彼がほんとうに必死で走ってたのってラスト5kだけだったじゃん?

 

少なくとも、ドシロート・オブ・キクチにはそう見えた。

 

ハーフ通過が60分を切ってて。

「ファッ! 1時間台でゴールするかもよ!?」

ってなっても。

 

5kごとのラップが14分10秒前後という、

「じゃあ、全力で5kを走って14分10秒で走れるひとって世界60億人?でどんだけいるの?」という超絶ハイペースでも。

(とりあえず日本の男子高校生の全国レベル以上ではあるよね?)

 

キプチョゲは「これまだジョグだし」って感じだったし。

 

 

さすがに後半ちょっとペースダウンしちゃったが。

ゴールタイム2時間01分09秒にさえ。

「あああ、01分切れなかった。。。」

いっしゅんおもっちゃうよな、感覚の麻痺ぐあいで。

 

(おもえば、5年前のbreaking2っていう)

(NIKEのプロモーションですべての環境を整えた非公認レースで出した夢のような記録と)

(そう、遜色ないとこまでキテんのよね)

 

 

何を言いたいかというと。

キプチョゲは「まだまだ何かありそう」。

おもわせられて。

 

たまっらなく、wktkするわけです。