自称・ドラマおじさんだてらに。
2022年度の第2クールはほとんどドラマを観てなかった。
理由は、ことごとくピンと来なかったからなわけだが。
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朝のワイドショー?の1コーナーとしてやってた
「泳げ! ニシキゴイ」(←TVerのリンク)だけは
毎朝、欠かさず観ておった。
お笑いコンビの錦鯉が、M-1グランプリで優勝するまでの半生を描いたドラマ。
相当ガチなつくりで。
むしろ、日テレがNHKの朝ドラの向こうを張って、そうとう気合いを入れてつくってんだろうなってことがよおくわかるクオリティ。
2ヶ月ぐらいやってたうち、
7週目まで、ほぼ救いようのないザ・売れない芸人の記録なんだもん。
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錦鯉のネタである「こんにちはー!」爆誕の回なんか、もうその一気に伏線回収っていうか超絶カタルシスで、ただ視てるだけのキクチもいちんち幸せに過ごせちゃったりしてね。
ついに「こんにちはー」までキタ!
— キクチヒロシ (@rFsPIZFyucNM3Z2) 2022年9月8日
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まあ、きょうも「キクチ、錦鯉が大すきデース!」満載なだけのいつもとおんなじクソエントリーなんだが。
「M-1」で優勝をキメたネタの、最後のオチ。
まさのり(スキンヘッドのほう)が「ライフイズビューティフル!」って言うやつ、あるじゃないすか。
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もともと、あのオトシ方がすんげえすきなんだけど。
まさのりとか相方の渡辺のこれまでの人生、
(全然売れなくて、本人たちも相当すさんだ生活をしてたのに)
(それでも芸人という道があきらめきれなくって)
(50代とか40代中盤過ぎになって、一念発起して? コウ、ブレークしたっていう)
そういう怨念にも似た感謝?悟り?の気持ちが込められていた。
というふうに、勝手に妄想すると。
まさのりが発する「ライフイズビューティフル」が。
とてつもなく深いもののように感じられたのね。
まあ、おのれももうじき50になるから
何らかオーバーラップしたのかもだけど。
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。。。
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余談。
2、3週間前。
ムスメっこの小学校からのおともだち、○○ちゃんが超絶豪邸に泊まりにキタ。
ムスメっこと○○ちゃんはほんとうになかよしで。
○○ちゃんのことはいままでクソ辺境でも。
マラソン大会やら中学を卒業するときに回転寿司食いに行ったときとか、さんざん取り沙汰してきた。
高校は別々だったので、LINEではよくやり取りしてたらしいけど2人で会うのは半年ぶりだって言うし。
おうちに来るのはそれこそ2、3年ぶりなので。
○○ちゃんがすげえ成長?しててビビった。
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受験生なムスメっこ。親としてはいっしゅん。
「この時期におともだちとお泊まりでウキャウキャしてる場合か?」おもったけど。
そんなことはどうでもいいのだ。
一足早く?、○○ちゃんの進路が決まったお祝いみたいなもんだって言うし。
ムスメっこがふだん、ちょっと心配になるぐらいがんばってることは薄く把握してるつもりだし。
○○ちゃんを寿ぎたいムスメっこの想いも十二分に感じとれたので。
全面的にウエルカム体勢で迎撃した。
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こちとらとしては。
せっかく○○ちゃんが遊びに来てくれたので。
酔っ払ったいきおいで「セブン行く?」ほざいてみる。
クソ父親としても、○○ちゃんが遊びに来てくれててんしょんがあがったのと。
これから夜通しJK同士で語り合うのに、お菓子やらジュースやらといった補給物資が必要だろうと。
クソ父親、兵站ミツグくんに志願しまっせ、と。
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ここでまず第一ね。
ノリノリでついてきてくれるとこが、ムスメっことか○○ちゃんのいいとこね。
そういうとき、親が変にからんでくるのってやじゃん?
「おれらだけにしてくれよ。積もる話もあんだから」
おもうわけじゃん?
でも、あからさまに嫌な顔とかしねえの。
(まあ、そういう機微がわかってんなら)
(おめえキクチ、変に話しかけんなよって話なんすけどね。。。)
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そんで、超絶豪邸から200mぐらいのコンビニに行くとちゅう。
ちょっと○○ちゃんと会話がしたくって。(第二ね)
「おじさん最近さあ、ZIPの『泳げニシキゴイ』にドマハリしてんのよ!」
聞かれても望まれてもないのに、勝手に夜道で喋り出し。
「錦鯉のアレ、最高だよな!」っつって。
ノリノリマサノリ(錦鯉のネタの踊り?的なやつ)をやり出す。
○○ちゃんがいまでもムスメっことなかよくしてくれてることが、すごくうれしかったんだろうね。
そのうれしさ・感謝をこんな形でしか表せない、おのれのコミュ障っぷりと世代間ギャップ的なものに心底悶え苦しみましたよねw
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したらば。
さすがに「ノリノリマサノリ」の踊り?はいっしょにやってくんなかったけど。
「あ、わたしもソレ大すきっす」とか言って。
踊りに合わせてちょっと手拍子とか歌とか合わせてくれて(夜道)。
「コレ、ガチマジでライフイズビューティフルじゃね?」
パワハラ? 思いやり? がキョライしつつ。
心底おもったおもいましたとさ。