前にあげつらった、スマホの大学駅伝シミュレーションゲームのことなんすけどね。
(きょくりょく、このゲームを知らないひとにも読めるように書くショゾン)
(「ゲームのことを説明してわかってもらおう」的な意味じゃない意味で)
相変わらず、つづけておって。
「通勤電車でだけやっていい」ってマイルールを設けてつづけておって。
ゲーム内で31年目に突入した。
*
このゲームのいちばんの特徴は。
「たぶん個人でつくって、ひとりで地道にアップデートを重ねてる」ってことで。
ゲームバランスが劇的に変わって。
当初はとにかくスピード練習をガンガンやれば。
3年目ぐらいからぶっちぎりの独走で
I雲、Z日本、H根の三冠を独占できたり。
5000m12分台、10000m26分台、ハーフ60分カットなんていう
ケニア人みたいなタイムの選手に育ったりしたのに。
*
ほんでもって。
各学年12人ずつ選手がいるんだけど。
各学年、初期設定が高い5〜6人に絞って(あとは切り捨てて)集中的に強化すればどうにかなったりしたのに。
最近はめっきりで。
スピードに特化すればI雲は勝てるけどH根には通用しない。
かといって、スタミナに特化してH根対策をすれば、その前のI雲とZ日本で振るわなくて途方に暮れるとか。
(現実の大学三大駅伝とおなじく)
(I雲は6区間、5000mを13分台中盤で走れるスピードランナーをいかにそろえられるかがキモ)
(そんでそのなかで、1、5、6区をまかせられる10000もつおいエース級を3人つくれるかが超キモ)
(Z日本は8区間、10000mを28分台中盤で走れるランナーをいかにそろえられるかがキモ)
(そんでそのなかで、7、8区をまかせられるハーフもつおいスーパーエース&準エースを2人つくれるかが超キモ)
(H根は10区間、ハーフを62分中盤で走れるランナーをいかにそろえられるかがキモ)
(そんでそのなかで、ハーフ61分台を何人つくれるかが超キモ)
(って感じになってきて)
*
あまつさえ、「楽勝しすぎるのもどうだか?」って考えなすったんだか。
スーパーエース区間がやけに速すぎる学校とか。
平均的にものすごい高レベルな学校ってのを設定しなすったので。
スーパーエースと呼べる、
たとえば、5000なら13分20カット、10000なら27分台か最悪28分そこそこ、ハーフなら61分台か最悪62分そこそこ、
みたいな選手をつくらなきゃエース区間・重要な区間でごぼう抜かれしちゃうし。
(ゲーム的に、逸材が入ってくるとそこに目がゆきがちだが)
かといって、穴をつくらないようにしないと。
いわゆるつなぎ区間で、取り返しのつかないビハインドを背負うようになる。
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(この話の本筋とは関係ねえかもしんないが)
(有望な新入生を青田刈りできる「スカウト機能」ってのも新設されて)
(ますます、「このゲームおもしれえ」って意味で勝ちにくくなってきてるし、着目点によるチームづくりのむつかしさが際立ってきてるとおもう。)
*
。。。
*
やっべえ。
気がつけば、「このゲームを知らないひとにも読めるように書くショゾン」を超絶置き去り展開ぇ。。。
*
さらに日光東照宮でいえば、
「置きザル!(みざるいわざるきかざる的な?)」
なんだけど、こんなんクソつまんねえにもホドがあるので。
自分勝手につづける。
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このゲームの進め方っていうか、大雑把にいうと。
「各学年12人います」
「月に1回の記録会(月によって距離は異なる)は各10人ずつ出走できます」
(出走とどの距離の記録会かによって、選手に加算ポイントが異なる)
「各数値を目標のレースに向けてどんだけ高められるか」
ってことで。
(あ、言い忘れたけどいまさら)
(選手の能力は「スピード」「スタミナ」「メンタル」がそれぞれ数値化されてて)
(日々「きょうは何練する」ってのがあって)
(それとは別に上記3種類の強化ポイントを選手ごとに設定できるっていう建てつけが基本にある)
(あ、「メンタル」ってのはコースの起伏(上り)のつおさってことらしい)
*
何を言いたいかというと。
(ようやくたどりついた???)
このゲームのむつかしさ、キクチが最近、苦戦してるのって。
「レギュラー当落線上にいる選手をどんだけ底上げできるか?」なのね。
上記のくりかえしになるかもしんないケド。
スーパーエースを育成しようってなったら。
それは反面、当落線上にいる選手の育成がゆきとどかなくなるし。
総合力で勝負しようってなったら。
平均値は高まるけど、突出した人材を育てられなくてエース区間で差をつけられてけっきょく勝てないってなる。
そこをバランスよく。(きわめて高度なバランスで)
「スーパーエースを2、3人つくりつつ」
「6〜10人目の層を厚くする」って、
なかなか両立できないのね。
このゲームの、このバランス感覚って
なかなかすげえ設定だなっておもう。
どんな逸材でも5000m12分台とかかんたんに出なくなったからなおさら。
*
。。。
*
話はいきなり翻るんデスケド。
前にも幾度となくほざいてきたかもだが。
おのれが社会に出ていつも実感するのは。
「バランスがよくないひとでも生きる道はある」
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キクチなんかクソザコオブクソザコだから。
新卒でちゃんと就職できなくて1年ぐらいプラプラして。
バイト採用から繁みをかきわけかきわけ、なんとかこんにちに至った(もののこの先どうなるかはわかんない)って身なんだが。
その、新卒でどうしてもどうもなんないとき。
「そこでキマる人たちはパーフェクト超人で」
「すなわち、その会社の人たちはみなパーフェクト超人ぞろい」
だとおもってた。
陽キャで、コミュりょくがあって、一定以上にウジウジしなくて、朝ちゃんと起きれる。
みたいなすべての能力が高いところでバランスしてるひとたち。
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極端に言うと。
「東大文学部を主席で卒業し、あまつさえ足すんげえ速いうえに戦ったら誰も勝てなさそうなマッチョ草野仁大センセイ」とか。
「宇宙飛行士っていう世界の超絶スーパーエリートなのに、なんなんだあのクソコミュりょくは!?っていう野口聡一さん」みたいな。
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いっぽう。
やがてバイト採用から少しずつ積み重ね。
周りの「デキル」人はどんな人かってのをつぶさに観察してておもったのは。
(ほら、キクチって人一倍人見知りなくせに、人一倍、人間の行動とかそれに伴う感情とか思想に興味あるほうじゃん?)
「パーフェクト超人なんて、そうそういねえ」とか。
「むしろ、キクチが『この人イカース!』『この人ホントに仕事デキール!』っておもうのはむしろ、魅力的な部分はものすんげえ魅力的だけど、それ以外は超絶ポンコツな人じゃんか」ってことで。
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たとえばそういうひとは、アメ玉の個包装もうまく開けられないのに。
誰もがうなるようなキャッチコピーを生み出す的な。
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キクチはパーフェクト超人になれる資質はないので。
むしろ、欠落してるぶぶんが多すぎるので。
どこでもいいからひとつだけ突出しようっておもった。
逆に言えば、それでも生きていける、おあ、生きててもいいんだって希望が持てた。
(いまも、基本的にその一点突破でこのクソ人生なんとかなんねえかなっておもってる)
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話がダイナミックにずれちったぇ。。。
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いきおいでクソ長くなっちゃったケド。
たぶん「どこをどう設定すっか」ってだけの話なんすよねこれって。
バランスの支点? 作用点? をどこに置くかってことで。
要するに、「設定」なんだよな。
そのさじ加減。
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上記は、表題について書こうとおもってたことだらけで。
存外にちょっと長くなっちゃったんだケド。
「バランス」を考えるなら、
このエントリーも800〜1000字ぐらいで区切って。
その1その2とか、つづけてもよかったのかなあっておもった。
おもいましたとさ。
そんな夜もあります。
(たぶん、明日困る)