キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

かまぼうこ

前エントリーをものしてて思い出したんだけど。

わが家では「かまぼこ」を目にすると必ず、「かまぼうこ!」って言う。

 

なにその。

「日本語がたどたどしいアメリカ人のまねをしてる日本人」

みたいなやつ。。。

 

 

いや、ちょっと話をそれると。

高校のとき、うちの学校にチェコ人の留学生が短期留学で来て。

その子は何ヶ国語もペラペラで。

6つ目だか7つ目だかを学びに日本に来たらしいんだが。

 

こちとら丸腰じゃぱにーず。

 

何とか会話をしたいって必死になったとき。

出てくるのは、そういう「日本語がたどたどしいアメリカ人のまねをしてる日本人」の日本語なのね。マジで。

 

「○○デスカー?」とか語尾伸ばしちゃったりして。

田舎もんはこええっす。

 

 

さておき。

わが家の「かまぼうこ」の源流は、家族旅行である。

 

前エントリーの「福島にクルマで行った翌年に宮城にクルマで行ったからどっちがどっちだかこんがらがってる」なかで。

 

温泉宿を出て、目的地を目指そうとしてると。

標識?案内図?に「釜房湖」ってあって。

一躍、「なんだよ『かまぼうこ』ってwww」

車内が活気づき。

 

ロンのモチ、次なる目的地は未知の秘め場所「かまぼうこ」に即決された。

 

 

そして。

釜房湖って、後から調べたらそれなりに観光スポットらしいんだが。

 

湖畔?ダム畔を走っているとき、標識の上に添えてある「kamafusako」に。

「んだよ!『かまぼうこ』じゃねえのかよ!」って、謎の逆ギレを一同カマして。

 

そのまま、仙台市街へと向かったんであった。

 

 

あっ、するってえとこれは。

福島旅行の翌年の、宮城旅行のときだな!

(って、かまぼうこでググったら、かまぼうこのわりと近くに、行き覚えのある秋保温泉があった)

 

 

ただ。

ぼくと愛する妻(!)のなかで

「釜房湖=かまぼうこ」はみずみずしく息づいておって。

 

冒頭でほざいたとおり。

スーパーとかおそば屋さんとかでかまぼこを目にすると。

いまだにふつうに「かまぼうこ!」って

どちらからともなくごちる。

 

ポップコーン正一正二の「どんぶらこっこー!」(たけし城)的なメキシカンノリでもって。

 

 

夢っていうのはそうやって受け継がれてゆくのである。

(↑いいオチが見つからないからもっともらしいことをほざいて逃げる)