キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

裏目裏目(空白の2年半)中編4

お店を決めるときに。

石川町の様子がまったくわからないキクチはいっちさんに相談した。

「ザ・居酒屋みたいなとこがいいです!」

 

 

シャレオツなイタ飯屋(昭和ぇ)でも全然かまわないんだが。

コロナを挟んだこの約2年半。

クダを巻ける?的な典型的な居酒屋を渇望してたのもあって。

 

たとえば。

串に刺さった焼き鳥とか。

豚キムチとか、揚げ出し豆腐とか。

家ではそうそうお目にかかることはないし。

 

逆にいうと、ザ・居酒屋をそこで感じられる。

じゃん?

 

 

キクチの要望に対して。

地元のいっちさんは最適な居酒屋を提案してくだすった。

 

和も洋も中も、まんべんなく料理があります。

という。

 

しかも、そのお店は。席ごとに蛇口がついてて。

そこからビールを自由自在に補給できて。

お店の人に「すんませーん、生もういっちょ」お手をわずらわせなくてもいい仕様。

 

 

ただ、コロナ禍でいまは席ごとの蛇口ビールサーバーは休止してますと。

まあしようがないよね。

 

 

過去エントリーでほざいたように。

キクチがお店に着したちょっとあとに

いっちさんとユキさんがいっしょにいらした。

 

蛇口ビールサーバーが休止の旨は、

予約時にお店の人に確認して、いっちさんにも伝えてあった。

 

 

「キクチにこのお店を提案したのは」

「席ごとにビールサーバーがあったからなのにねw」

いっちさんがおっさる。

 

「そのビールサーバーがないんなら」

「トリキでもよかったんじゃん?」

 

「で、キクチ」

「なんで、こないだトリキ?

 

いっちさんの闇は深いw

 

 

『恩讐の彼方に』

明治時代の文豪であり文藝春秋っていう大出版社をつくった、かの菊池寛の代表作である。

 

菊池寛(きくちかん)、本名はヒロシ。

もうね、コロナのせいにしたくてたまらないw