キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

エピソードゼロ #9 ちまき飲みの事前セレモニーその3

向こうのシートで、いっちさんとちまきさんはすげえ話が弾んでおる。

 

でもキクチといっちさん・ちまきさんの間にはプラッチックのカーテンがはだかってるから、会話がいまいち聞き取れないし、話にまったく入ってゆけねえぇ。。。

 

 

しばらくすると。

横浜の全力中年さんがいらした。

 

全力さんはサッコン、仕事忙しいっすマンを標榜してて。

今回のおさそいも「なんとか時間をこじあけてでも絶対イキます」おっさってたくせに。

ギリギリのキワキワっぷりを演出してたくせに。

 

この日、正式スタートのだいぶん前に。

「きょうは早く出られそうです♡」ナドトLINEよこしてきやがってんのね。

 

 

全力さんはさあ。

毎日、きょうみたいな気持ちでおしごとに臨めば。

もっとバドミントンできるし。

よしんば、ジョギングもできるぞ。

おれらとも、もっとウタゲをカマせるんじゃないかな?

 

そこらへんもひとつ、全力でお願いします。

 

 

ちまきさんの事前のメンバー予想では。

全力さんは除外されておった。

「なんかお忙しそうだし、今回は無理ですよねえ」なんつって。

(「ですよねえ」とかクソテキトーな返事を返しといた)

 

かたや全力さんは。

「なんとか時間をこじあけてでも」言ってたとおり必死で。

いらっさるなり、もちまえの小5感モロダシボンで。

ちまきさん好きがダダモレのヘケモレのバレバレで見え見えで。

 

トリキに全力さんが現れたとき。

ちまきさんが「えっ!!!」って驚いたことに対して。

全力さんはすんげえ満足そうだった。

「おしごとで成果出したとき、全力さんはこういう顔するんだろうなあ」っていう顔をしてた。

 

それを眺めながら、キクチもキクチで。

ちまき全力双方のアクションリアクションに、そうとうほくそ笑んだ。

 

 

。。。

 

 

さて。

ちまき飲みにかぎらず。

ホルモン会とかここぞというウタゲのとき。

 

「0次会やりましょう!」

調子に乗ってドキドキしながらいっちさんをお誘いしたりなんかして。

よしんばいっちさんがいらしてくれたりしたらば。

うっひょー!感がトッピングされて。

 

「キクチは0次会で飲みすぎてしまう」

(で、肝心の1次会が始まるころには、すでにまったく使いものにならなくなってる)

ということを度重ねてきた。

 

それはもはや、テンプレ化しておるので。

きょうはほんとうに気をつけた。

 

 

ハツと皮。

串を2種類だけ頼んで。

ドリンクは中ジョッキ1杯だけでやりすごす。

というカンペキなプラン。

 

キクチも48のいいオトナである。

いいかげん、じぶんの責任はじぶんでとるぜ!

けして人のせいにはしないぜ!

固い決意をもって。

 

 

しかしして。

まだ誰もいらしてないころ。

1杯目に頼んだレモンサワーがなんか甘ったるかったのね。。。

秒で飲み干し、ビールのメガジョッキをオーダー。

 

店を出る前に甘くないほうのレモンサワーを追加して。

けっきょく3杯飲み干し。

意気揚々と1次会のお店に向かったんであった。

 

けっきょく3杯も飲んじゃったのは

1杯目のレモンサワーが甘ったるかったせいだ。

人のせいにしまくりじゃねーか!

つづく。