今年のかすみがうらマラソンに際して。
何しろ、走行距離が圧倒的に足りてないということが最大の不安要素だった。
それでも付け焼き刃的に、本来、量を落として疲労を抜く直前2週間に30k走とかUC(帰宅ジョグな。約20k)をてんこ盛りにして、少なくともメンタルの負い目だけは取り除いておこうなんて考えたりもした。
が、おしごとの山場と重なったのと雨続きで、付け焼き刃すらろくにやんなかった。
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結果のエントリーで触れた2019年のつくばマラソン。
今回、直前3ヶ月に走った距離は当時にすら及ばないほどだったので。
「最悪、後半あるきたおして4時間半の再現もあるかなあ」と覚悟していた。
「あるかなあ」というか、そっちのほうが現実的だろう。
なので、事前に制限時間を調べた。
「5時間だったらギリギリかもだけど、6時間なら何とかなる」と。
しかし、どうしたものか?
悩んだところで、絶対的なスタミナ不足はどうにもならない。
というところで、世紀の大発見キマシタ。
「給水・給食は完全ストップしてみる」。
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わりとまじめにマラソンに取り組んでたときは、そんなんもってのほかだった。
タイムロスにしかならない。
スタミナが十分にあれば、なるべくペースを変えずに給水・給食できたほうがいいに決まってる。
でもきょうびのキクチにとっては。
そんな1分の中断をちょくちょく挟むことによってちょっとでも回復するんなら、それを挟まないで後半あるきたおす結末になるよか、総トータル的に全然早くゴールでける。
はずだ、と。
ドンピシャ、でしたね。
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最近、といってももう3年ぐらいになるのかな?
ジョギングをするときはだいたい「ドラクエウォーク」をやりながらで。
ゲームの都合上30分か1時間おきにストップし、ゲームが支障なく進むようにする。
もはやキクチは、「ジョグのついでにドラクエウォークをやってる」んだか、「ドラクエウォークをはかどらせるためにジョギングをする」んだかわかんない状態になっておって。
でいてロンのモチ、ぜんぜんよゆうでジョギングを中断しまくる。
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というところで気づいたのは。
「適度に疲れてきたところで30秒なり1分なり止まると、体力がそうとう復活する」
たとえば15kジョギングをするとして。
ノンストップだとキツいケド、1、2回小休止を入れるとわりとたやすくコンプリートできるのね。
ここでは「止まらず走り続けることで得られる効果」とかどうでもいいの。
「きょうは15k走った」という事実だけが、物理的にもメンタル的にも実績として残る。
これをかすみがうらマラソンでも利用しようとおもった。
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オークさんっていう、阪神の矢野監督にクリソツな(しつこい!)マラソンが速い人がむかし。
「ウォークなんたら」っていうのをやってらして成果を出してた。
給水所ではあるいて補給する、というもの。
広い意味でそれとおんなじようなもんじゃん?
っていう裏付け?も、実行を後押しした。
オークさんのウォークなんたら?
ウォークさんのオークなんたら?
クッソどうっでもいいな! ござる。
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。。。
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ただね。
今回は奏功してデメタシデメタシだったが。
これはあくまで手詰まりな状況における奇襲にすぎなくって。
やっぱ、給水とか給食のときもおんなじスピードで走りつづけたいんだよなあ。
またいつか、そういうことできる日が来るのかなあ?