女子カーリングの日本代表。
北海道のロコ・ソラーレっていうチームなんだけど。
代表の本橋麻里ってすげくね?
冬季北京五輪のカーリング。
すげえ熱狂したものの。
絵に描いたような完全なニワカのイッチョカミなもんだから。
たとえばたぶんカーリングが日本で注目されたのってここ4、5回の五輪なんだろうけど、五輪以外では観たことない、みたいな。
ある意味ど真ん中。生粋のニワカあんどイッチョカミである。
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本橋麻里ってのは2006年トリノ五輪と2010バンクーバー五輪で主力として活躍して。
ルックスもかわいかったりなんかしたから「マリリン」なんて呼ばれて、アイドル的な人気になったりしたじゃないすか。
その本橋麻里が北海道で新しい形のカーリングチームを立ち上げた。
っていうニュースを当時、耳にしたとき。
「なんかメディアに踊らされて調子に乗っちゃってんのかな?」
ぐらいにしかおもわなかった。
(絶頂期の吉田栄作がアメリカ進出するってんで「皿洗いから始めますよ!」なんてイキって、実際に皿洗いしてたとかしてなかったとかいう、みたいなやつ)
でもメディアに踊らされてたのは、こっちのほうで。
そんなじぶんをチョキでおもくそぶっとばしてやりたいw
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北京五輪後、さんざん報じられたから大幅に割愛するが。
「いまさら言わなくてもみんな知ってんでしょ?」に寄りかかって。
地元・北海道の有望な選手は、青森とか長野のチームで競技を続ける。
そうじゃない選手の受け皿がなかなか厳しかった。
なぜなら、バックアップしてくれる企業?団体?がなかったから。
という状況を解決したわけでしょ。
みずからスポンサー探しに地回り?したりして。
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詳しくはよくわかんねえケド。
論点がズレてるかもだケド。
カーリングって金がかかるスポーツで。
むかし五輪の解説で「This is Curling!!!」っていう名言を残した小林宏っていうひとは。
私財を投じて山梨の山中湖にカーリング場をつくったのが。
つくるのに億単位かかるうえに、維持費が年間数千万かかる(らしい)。
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チームを運営するとなると、ほかに人件費とか遠征費もばかにならない。
というなかで、飛び込み営業でスポンサーをいくつも見つけて。
こんにちまで組織を保ってる。
ってだけでも、経営者として有能オブ有能すぎるし。
(カーリングの日本代表はチーム単位なのね)
(他競技みたいにいろんなチームからの選りすぐりメンバーじゃなくて、日本で優勝したチームがそっくり日本代表メンバーになるという仕組み)
同時に強化面でも、チームが五輪代表になるぐらいにはしてきてるわけで。
ということは、競技面におけるコーチ?マネジャー?モチベーター?としても有能オブ有能すぎる。
(コーチは別に招聘してるのかもだけど、そこらへんの差配も含めて)
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今回のエースだった藤沢五月はライバルチームにいたのを引き抜いて?
(引き抜きってえと人聞き悪いな。「地元に帰ってこい」的な?)
あまつさえ、本橋に心酔してるっていうし。
準エースの吉田知那美なんて、他チームで戦力外喰らったのを拾って?招き入れた?っていうんだから。
なんかスゴイっていうか。
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有能とか敏腕とか辣腕とかスゴイとか。
キクチの言語化能力が陳腐すぎてアレなのはさておいても。
何がいちばんスゴイかっていうと。
カーリングに対する愛情・情熱にほかならないんだよな。
とりもなおさず。(←日本語能力ぇ。。。)
いくら好きったって、好きなものにこれだけ掛けられ(賭けられ)ますか?
って、話のベクトルをおもむろにこっちに向けてみても「ムリムリムリムリムリ!」である。
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。。。
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なあんて、コタツでミカン食いながらクソテキトーにテレビやネットを見て得た情報を並び立てただけのことだが。
コタツでミカン食いながら聴きかじった情報をつらねると。
キクチが「マリリン」の凄みをいちばん感じたのは。
「そだねー」をあえて言わせないようにした(らしい)ということ。
前回、2018年の平昌五輪で取り沙汰された北海道弁「そだねー」。
「そだねージャパン」ナドト、その年の流行語大賞にもなった。
今回、戦いのなかでそういえば、日本代表のひとたちは「そだねー」って言ってなかったのよね。
どうやらそれは、本橋麻里の指示?だったらしいって話がある。
いわく、そこばかり切り取られるとカーリングの普及・周知とはちょっと違う方向になってただ消費されてしまうだけだからということらしくて。
それは「マリリンっていう美女アスリートがいる」ってことがメディアで必要以上に一人歩き?しちゃったという、自身の苦い?経験から来たものだってことで。
これホントマジ、すげくね?
(すげーすげー言うことしかできないおのれのボキャブラリーの貧困さが憎いw)