キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2021年モコちゃんの旅(家族旅行)つづき

というわけで。

年に1回の家族旅行は。今年は。

おれが信仰してるw「モコちゃん」のるつぼであった。

 

 

ストーカーもここまで来れば、ちょっと逆に尊敬されてもいいのかな? ともおもえてくる。

 

いや、こない。

 

 

たとえば、旅行の10日ぐらい前にこういう(↓)。

 

旅行中、高速道路の車内では。

こんな会話も飛び交った(↓)。

 

宿で夕飯のとき、新生児がおって。

ホテルのひとが気配り満点で、赤子を寝かしておけるようカゴみたいなものを用意してくだすってて。

ああ、すごいなあってぼんやり見てたら。

 

「ダンナ、あすこにモコちゃんのバッタモンがいるよ!」

って、おれを喜ばそうとして言ったのかしんないけど。

ちょっと声がでけえし。

 

その子はその子で独立したかわいい赤ちゃんであって。

モコちゃんのバッタモンでは、けしてないぞ。

 

って、殴り合いのケンカに発展しかけた。

 

 

二日目。

今市インターに入る直前の信号で止まると。

 

前のクルマ。

 

日産のMOCOなうえに。

ベイビー・イン・ザ・カー

的なステッカー。

 

キクチは寝かけてるにょうぼうを叩き起こし。

「モコちゃん、いたよ!」

 

そこから、リアルストーカーがはじまった。

軽のわりに飛ばしまくるモコちゃんに、キクチは必死でついてった。

 

 

最大の危機は途中の料金所。

 

日産モコちゃんはあろうことか、令和のきょうびなのに現金払いで。

ETCなキクチとは離れ離れになってしまった。

 

でも諦めない。

マラソンで鍛えた豆腐メンタルは諦めない。

 

高速道路の一番左の車線を、

バックミラーを凝視しつつゆっくり進む。

 

すると、日産モコちゃんがバックミラーの向こうから現れる。

「追いついてきた!追いついてきた!」

ってんで、モコちゃんに抜かれるやいなやアクセルを踏み。

 

ストーカー復活!

後ろにピタッとつける、レンタカーキクチ。

 

 

おかげで、鬼怒川から宇都宮まで。

あっという間に着いた。

日産モコちゃんは、東北道をそのまま進んでいった。

 

 

そのころにはにょうぼうは後部座席で寝てしまっていたが。

(乗り物に弱いムスメっこは終始爆睡である)

鹿沼インター(宇都宮城の最寄りSA)で下りる=直進するモコちゃんとお別れの際。

「バイバーイ!」

おのずと、口をついて出ましたよね。

 

 

そんで、2日目の昼前、宇都宮城址に着き。

赤子をみつけるや、にょうぼうは気をつかってんだか。

「あそこにもバッタモンのモコちゃんがいるよ!」

「ダンナ、あそこにもバッタモンのモコちゃん!」

 

ん?

何だぜ?

にょうぼうはキクチの気を引きたいのか?www

 

 

。。。

 

 

そんなキクチ(とにょうぼう)の様子を冷ややかに観察するムスメっこに向かって。

お城の櫓と櫓をつなぐ塀の上の通路をあるきながら、キクチはほざき出す。

 

「パパってこんなん感じでモコちゃん大すきじゃん?」

「でも、モコちゃんってガンプさんっていうひとの子で」

「言ってみればしょせんっていうか、赤の他人の子じゃん?」

 

「でもでもなのに。。。」

「こんなにアツくなってんじゃん?」

「すごくね?」

 

ムスメっこ「お、おう。。。」

 

 

「想像してみて!」

「しょせん他人なガンプさんの子、モコちゃんにこんなに熱狂してるパパ」

「もし、モコちゃんがじぶんの子だったとしたら。。。」

 

 

「そこはオレに言わせろ!」

キクチの機先を制して、にょうぼうが語りはじめる。

 

「ななちゃんは12月30日生まれじゃん?」

「2日後、お正月の朝、パパが病院に来たらしいのよ」

「あ、看護婦さんから『苦情』として訊いたんだけどね」

 

「そんで看護婦さんが『キクチさん、面会時間外です』言ったのに」

「『数えでいえば2歳だし、お年玉あげないと』とか言ってw」

 

「仕事始めの1月4日にも、朝早く来て」

「さすがに看護婦さんがブチギレて」

「『いまは面会時間じゃありません!』と」

「そしたら『でもこれから仕事だから、いまじゃなきゃきょうは会えないじゃないですか!』とか涙目だったらしくて」

 

「ママは看護婦さんに謝りまくって、もう大変だったんだから!」

 

 

キクチは話を引き継ぐ。

 

「何を言いたいかというとね」

「パパはもともと、赤ちゃんっていう赤ちゃんが大っすきじゃん?」

(甥っ子姪っ子にも前科アリ)

 

「んで」

「いま、モコちゃんにストーカー気味だけど」

「っていうか、ストーカー完全体だけどw」

「ななちゃんに対するストーカーまがいも、いまなお大概じゃん?」

 

「ただね、ただね」

「でもこれでも、ななちゃんにはだいぶ落ち着いてきたほうなの」

「ってのを」

「いまのモコちゃんへのストーカー度でシミュレーションしてほしいんだけど」

 

「よその子でいまそんなん感じなのに」

「それがてめえの実の子だったら、当時いったいどんだけだったのかを。。。」

 

 

ム「シミュレーションがあまりにも容易すぎるwww」

宗教って、こええな。

でも、人の親ってふつうにそんなもんっすよね?