クソ親ばかの超ウルトラ盲目的には、ムスメっこにはとりたてて欠点が見当たらない。
何事にも一所懸命に取り組むし、なにしろ性格がすげえ穏やか。
たとえば父親がこんなにうざったい性質なのに、思春期をとおして声を荒らげられたことは一度たりともない。
「おめえ、マジ臭えんだよ!!!」的な。
5年後ぐらいに「なんてヒドいこと言っちまったんだ!」気づいて、頭を壁に打ちつけたくなるようなやつ。
すげえ大雑把にからげると、
ムスメっこは、クソ父親とはあまねく真逆な感じなのがいいとおもう。
*
唯一の欠点は。
「産まれた直後から顔面がまるっきりキクチ」
という超絶致命的なものだったんだが。
保育園とか小学校のときは、
おともだちのお母さんとか担任の先生から
「ななこちゃんはホント、パパにそっくりですねー」
言われつづけるホドだったんだが。
中学のとちゅうから独自の進化?をはじめ。
高2のいまはもう、全然まったく似てない。
「パパにそっくりですねー」
言われることも、いつしかなくなった。
(それはそれでちょっと寂しくもあるが、総トータル的に)
ホントよかったーーーーー!!!!
*
あ、これっていちおう。
コレ(↓)のつづきみたいなもので。
11月の中旬に高校の三者面談があり。
きょう、さっき。
塾の三者面談をカマしてきた。
*
内容は共通しておる。
大学受験を視野に入れて
「進路をわりと具体的に現実的に設定して」
「それに基づいて選択科目をしぼり」
「高校3年生をどうがんばってくか」
言われたことも共通しておった。
「志望が手堅すぎる」
ぬう。ここにクソ父親DNAが潜んでおったか。。。
*
クソ父親・キクチは。
じぶんに全方位的に、徹底的に自信がない。
という性質を産まれてから47年半、
一貫してつらぬいてきておる。
一般的に、若者の特権?として
「根拠のない自信はある」
みたいなことってあるあるだけど。
そういう文脈でいうと。
「根拠なく、自信がまったくない」
*
(キクチのばあいは。)
(それを空元気やハッタリでカバーしようと)
(おもて向きには目一杯虚勢を張ってきた。)
(それがうまくいってることもあれば)
(裏目に出たぶぶんも30倍ぐらいあるんだが)
(そんなことはクソどうでもいいので措く)
*
きょうの塾の面談。
そもそもその塾って。
高校受験にそなえて行ってた塾で。
受験が終わって一度やめたんだが。
高校に入ってから数学が一気にむつかしくなって。
「早いうちに手を打とう」ってんで。
ムスメっこが信頼できる先生がいたので
そのひとを頼りに高一の夏頃、
ふたたびお世話になることにして現在に至る。
つまり、高校受験の過程も
受験で希望がかなわなかったことも
高校に入ってムスメっこなりに仕切り直したことも
現状も、全部ごぞんじで。
*
何を言いたいかというと。
「勉強」って意味ではその先生は
ムスメっこのことを誰よりもよく知ってくだすってるわけで。
(学生バイトなんだけどね。)
(いや、親との面談にも毎度出てくるんだけど)
(マジ、勉強ってだけの意味じゃなく非常に優秀な青年で。)
ムスメっこはその先生に全幅の信頼を置いてて。
たとえば、勉強はともかくとしても。
夏頃、顔がパンパンに腫れちゃうほど
いろんな悩みを抱え込んでたアノときも。
母親以外は唯一、その先生に相談したんだそうな。
(って、にょうぼうに2、3日前に聞いた)
(父親はそれは知らないことになってる。いまだに)
*
その塾の先生は基本的にほどよく厳しく、辛口で。
高校受験のときは。
成績とか模試の結果から、
親はわりと「第一志望よゆうでイケル」おもってたのに。
冬の面談で。
「ちょっと油断はできないかもしれませんよ」
っつってて。
こっちは、ああそうやって手綱を締める?
ふんどしを締め直す?手口なんだなあ。
っておもったが。
実際、おもうような結果にならなくて。
いまおもえば、それは。
学校の成績とか模試の結果っていう数字だけじゃなく
ムスメっこの生来の
「ワケワカメな根拠のない自信のなさ」
みたいな面もちゃんと把握してくださったうえで
何かを感じ取り、そう言ってたんだなあ。
って、わかりる。
あくまで、結果論としてだけど。
*
きょうの塾の面談では。
そんないつも辛口で厳しめな先生が。
数週間前の高校の担任の先生とおなじく
「志望が手堅すぎるんじゃないすかね?」
おっさった。
そんで、煽ってるみたいなニュアンスで。
「どうせなら○○大学をちゃんと目指せばいいのに」
おっさった。
ムスメっこが通ってる高校でのいまのポジションや最近の模試の結果ってのは、ロンのモチ、踏まえてのことでもあるんだろうが。
いままで厳しめで辛口だった先生が。
顔腫れた案件(っていう勉強とは直接関係ぶうな悩み)にムスメっこにすげえ寄り添った適切なアドバイスをくだすった先生が、そういう風に言ってくだすったってのは。
学校の成績とか模試の結果の向こう側にある
「いまのじぶんの現状をちゃんと認識して」
「そのワケワカメな根拠のない自信のなさを払拭しなさい」
って言ってるんだなって解釈して。
ムスメっこは、人といい出会いをしてるなんだなあ。
って親として、ありがたくおもった。
クソ父親のへんなDNA、マジすまん。。。
*
生来の性質なので、ガラッと変換することはむつかしい。
無理かもしれない。
ケド、なんらかのきっかけで新しい視野が一気にぶわっと広がるってこともあるし。
ムスメっこが信頼してる先生がそんだけ言ってくれてることを、いい意味でちゃんと受け止めてくれたら、ムスメっこの人生、ちょっとおもしろいことになるかもしれないな。
*
。。。
*
すげえ上に貼ったリンクのエントリーの地続き的なことをいうと。
ちゃんと話したら、ムスメっこは自分なりにちゃんと考えてて、その希望に対する想いとか、それをかなえるにはどうしたらいいのか。
ということを、ちゃんと言語化できるくらいまで考えてた。
かたや。
親として、高2のいまごろのムスメっこをみてて。
ちょっと、JKを満喫しすぎてねえか?
は、スットコドッコイの思い違い。
ということを認識でけた。
*
高1のときの担任の先生は
「じぶんの希望に対して、よく考えてがんばってください」
的なスタンスで。
迷ってるぶぶんがあって相談してるのにそこを「じぶんでもっとよく考えろ」ってどうなのさ?
ショージキ、控えめに言ってもものすごくガッカリしたんだが。
高2の担任は。
「こういう考え方もアリマス」
「いまの課題はココとソコだから、まずココを解決するにはどうしたらいいかをいっしょに考えてゆきましょう」
みたいなスタンスで、ちょっとホッとした。
学校の実績づくり?セールスのネタ?的に。
ムスメっこの希望を無視して、
安易に東大とか東工大とか早慶理科大はどうよ?
とかはけして言わない。
信頼でける。
いや、高1の担任をdisりたいんではないのよ。
アプローチの仕方はいろいろあって。
いまのムスメっこにはたぶん、いまの担任の先生みたいな視野の広げ方みたいな提示が必要だとおもうからで。
*
。。。
*
こっからはまったくの余談なんだけど。
でいて、ちょっと切実なんだけど。
*
ムスメっこは、あいかわらずっていうか
薬学部に行きたいらしいの。
ゆくゆくは薬剤師になりたいらしいの。
いまの時点でもそうおもってるので、
たぶん基本路線はソッチ。
でも、薬学部がある学校ってごくかぎられてて。
あまつさえ。
超絶ビッグシティ・狛江から通えるとこってなるとさらにかぎられるのね。
*
以下、ちょっと実名で生々しくなっちゃうけど。
たとえば国公立ってなると東大か千葉大。
東大ってえと敷居高いし、
千葉大もチョー優秀だけど、自宅から通うとなると片道2時間はちょっと現実的ではない。
じゃあ、私立はってんで。
慶應っていうチョー優秀な学校があるけどやっぱり敷居高いし、
理科大もチョー優秀だけど、薬学部は千葉県の野田っていう。
千葉と埼玉と茨城の県境的な、片道2時間コース。
醤油のメッカ!
現実として、たぶんない。
選択肢は「それ以外」ってなる。
(あ、あくまでも高2のいま段階で「目指す」って意味でね)
*
高校の担任の先生のサジェスチョン。
「学問分野的に薬学に近い分野の研究がでけるところも探してみては?」
たしかにかに!
そんで、いろいろ探してみたんだけど。
生命科学部とかなんたら生物とかバイオなんたらとか。
どうもそれがムスメっこ的にピンと来なかったというか、
そもそもムスメっこは薬剤師さんになりたいらしいのよね。
よしんばそこらへんを相談されたとしても
文学部の両親、手詰まりぇ。。。
*
ってんで、たとえば。
間違えてこのクソ不人気クソ辺境ブログをうっかりみてしまった
関東南部のおんなじような指向性のあるひとって
どういう応用というか、考え方のバリエーションを利かせたんすかね?
比較対象になりえないけど。
たとえば、こういう幅の持たせ方。
もともと、社会学部にいきたかった。
社会学部、いいじゃんね。人間の行動とか考えることに興味があって
(人間の群れである)社会で起こることの
仕組みや構造に興味があったゆえ。的な。
でいて、社学と親和性高めなのが文学部。