キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

単位の肌感覚、みたいなこと

どなたかが1000m未満のショートインターバルをキロペースで表記しておって。

たとえば「200m×10のインターバルをキロ4設定でおこなった」みたいな。

 

キクチは肌感覚的に、それがどんくらいの速度かをつかむまで時間がかかった。

ということがあった。

 

逆にそのかたは、キロペースで表したほうがわかりやすいんだろうし。

どっちが正しいとか間違ってるとかって話ではなく、あくまで慣れのもんだいで。

 

上記

「200m×10のインターバルをキロ4設定でおこなった」

キクチならたぶん

「200m×10のインターバルを48秒設定でおこなった」

って言う。

 

 

キクチの言い分は、たぶんに後付け的にいえば。

「1kも走らないものを1k速度で換算するの、まだるっこしくね?」

であるが後付け的でしかない。苦しまぎれすぎる。

 

やっぱ、慣れのもんだいである。

 

 

「100mを10.00秒で走る」と言われれば、

なんとなくのスケール感ってわかりるじゃないすか。

みたいな。

 

それは、オリンピックとか世界陸上を見てきて慣れてるわけで。

 

おんなじ速度を。

「100mを時速40kmで走る」って言われても

じゃあ、39.0kmや39.9kmとはどんくらいの違いがあるのかなんてピンと来ないし。

「100mをキロ1分40秒で走る」って言われても

なんだかいろいろこんがらがる。

 

 

いまや、ちょっとは慣れてきたけど。

むかし、海の向こうの野球は「マイル・フィート」で表されてるのが。

よくわかんなくもあり、ワケワカメにモノホンっぽさを感じさせてもくれた。

 

「ノーランライアンの速球は100マイルらしいぜ!」とか

「カンセコのホームランは450フィート飛んだらしいぜ!」とかそういうのね。

 

いまでも速球が100マイル出ると「うおおおっ!」ってなって、98マイルとか99マイルだと、何だかショボく感じられてしまうけど。

肌感覚的に、じゃあ98マイルと100マイルってどんくらい違うのかがわかんない。

 

 

逆に、ゴルフとかアメフトって最初っからヤードだから。

「350ヤードかっとばす」ってえと「うおおおっ!」っておもうけど、それをいちいちメートルに換算して考えず「350ヤード」に「うおおおっ!」ってなってるだけ。

「55ヤードのタッチダウンパス」ってえと「うおおおっ!」ってなるけど、それをメートルに換算したら50mになって、数字が減って何かすごくないみたいになっちゃうけど、誰もそんなことはしない。

 

(あ、昔から疑問なんだけどゴルフ)

(なんでグリーンに上がった瞬間、メートル換算になっちゃうんだろうね?)

(350「ヤード」のティーショットなのに)

(15「メートル」のロングパット、とかそういう)

 

 

。。。

 

 

冒頭の話に戻ると。

原体験の違いなんだろうか?

トラックかロードか、みたいな。

 

キクチは学校の校庭が200mトラックだったから

1周の秒で考えるのが原体験。

「36秒=キロ3、競技場では72秒」

みたいのが染みついてて。

競技場の400mトラックは校庭の2倍すればいい。

 

(ところで何で「1分12秒」じゃなくて「72秒」って言うんだろうね?)

(とかは、ややこしくなるから措く)

 

 

逆に、オトナになってからジョギングを始めたとき。

「キロ4(キロ4分)」が「200mを48秒ペース」となかなか結びつかなかった覚えがある。

45秒とか50秒でペース走をやることはあっても、48秒でペース走をやることはほとんどなかったゆえ。

なので、「キロ4(48秒)」よか、5秒区切りの「45秒(キロ345)」「50秒(410)」「55秒(435)」のほうが何となくしっくりキテタ。

 

あとは、オトナになってから。

「キロ5」なんて「60秒ペースの超ゆるジョグ」っておもってたら、とんでもなく速く(感じられ)て、ビビり返したりもした。

 

 

原体験がロードだと。

まあ、多摩川なら0.5kmや1kmごとに標識や標示がある感じで。

キロペースで考えたほうがわかりいい。

「キロ5は100m何秒?」とか、そんなことふだんたぶん考えっこない。

 

その肌感覚に慣れておる。

みたいな?