今年の正月、初出勤から5月末ぐらいまで
毎日、お弁当をつくってったことがある。
「お弁当」ったって。
おにぎりを2ケと冷蔵庫から出しただけのおかず1品だけなんだけどな。。。。
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のっけから、いらねえ情報的には。
おかずは最初、シャウエッセン2本だった。
ムスメっこのお弁当。
小学校から変わらない超絶固定メニュウに
ポークビッツが含まれておって。
いつしか。
週末、okストアにおさけを買いに行くついでに。
「超絶地元駅のスーパーよか全然安い!」
ってんで。
ムスメっこのために
ポークビッツをせしめるのが、
キクチのタスクになった。
ついでに、おのれのために
シャウエッセンをせしめ、
お弁当におかずとして持っていくようになった。
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春。
ムスメっこが高2になって。
いきなり美容的なことに目覚め。
小学校のころから超絶固定だった
お弁当のメニュウが変更を余儀なくされた。
揚げちくわ(冷食な)は、ブロッコリーに。
ポークビッツは、ゆで卵へと変ぼうした。
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折しも。
キクチもじゃっかん、
「米と腸詰じゃ、どうなの?」
「ただ腹をふくらませるためだけじゃん?」
疑問を持ち始めており。
あまつさえ折しも。
タンパク質ブームがキテたこともあり。
おかずはゆで卵一択となった。
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お弁当がある日は。
にょうぼうが早起きしてつくる係なので。
キクチは早起きは無理なので。
キクチのタスクは。
「週末にokストアで」
「次週分のポークビッツをせしめておく」
から。
「前の晩にゆで卵をこしらえとく」
へと、進化した。
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いらねえ情報にいらねえ情報を連ねると。
ムスメっこは平日週5日学校に行くうち。
(土曜は半ドンな)
月火木は、にょうぼうがお弁当をつくる。
水は、ムスメっこがじぶんでお弁当をつくる。
金は、購買部で買って食う。
というシステム。
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ムスメっこは。
中学までは基本的に給食で。
高校に入ってから本格的にお弁当生活に入ったわけだが。
1年半ぐらい、幾度となく
「週1はダンナもななちゃんのお弁当係やってみない?」
言われたが、かたくなに拒否しておる。
なぜなら、結婚してわりとすぐ。
「料理方面だけには絶対に手を出さない」
と固く決めたからである。
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感じわりいっすよね?
「男子、厨房に入らずって、昭和かよ!」
的な?
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いや、話すと長くなっちゃうんで割愛するが。
そのうち、どっかでほざくが。
(やんねえフラグぇ?)
すっげえはしょると。
結婚した当初、まあ共働きだから。
「家事は気づいたほうがやることにしよう」
って決めたのが原因で。
「気づく気づかない」って、
ごくフィーリングのもんだいじゃないすか。
気づいてないフリを押し通せば、やんなくて済むわけで。
それがエスカレートして、気づいたとしてもけしてやんねえぞっていう胆力の勝負になっちゃって。
いや、誰が悪いとかじゃなく。
ごく初期に。
「えっ? すべての家事おれやってるよね?」
ものすごく控えめにいうと、
そういう感じになったので。
じぶんのなかで、禁忌を設けようってなって。
それが料理?調理?ってことにした。
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きょう書こうとおもってたことに
ぜんぜん近寄らねえまんま。
いらねえ情報だけで、文字数を消費す。。。
話を戻す。
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正月から5月末まで5ヶ月間。
おのれのお弁当をつくりつづけた。
(あ)
(世間のお母さんは、何年単位、十何年単位でつくりつづけてる人もいるだろうから)
(特にドヤ顔カマすことじゃない)
(ということは、重々承知しておる)
(いや、マジ)
(むかし、じぶんらの親世代までいっぱいいた)
(「ちゃんとした専業主婦」ってホントすごいとおもうのよね)
(365日、飯をつくり、洗濯し、掃除し、etcをつづける)
(それって、語弊を恐れずにいえば)
(代わり映えのしないことをやり続けるってことで)
(1日も欠かさずちゃんとやり続けるってことで)
(それを何年も十何年も、とか)
(じぶんにはとうていできないな)
(ホントすごい、実は偉業だなってつくづくおもう)
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年明けから、記録をしはじめて。
エクセルに項目を設けて。
ヨガをやったら、きょうのとこに印をつける。
スクワットをやったら、きょうのとこに印をつける。
ってぐあいに、ごく簡易に。
ジョギングって項目は、空白だらけであるが措いて。
ある程度、経ったときに気づいた。
「おにぎり」って項目が。
平日、ずっと印、埋まってるんっすよ。
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たしかにかに。
おにぎりをにぎってきゃ。
昼飯代が浮く。
キクチなんか、貧乏病が深刻だから。
定食屋に行くのは、ごちそうで。
昼飯食っただけで野口英世が消えるのが貴重で。
ついつい、菓子パンとかカップラーメンで済ませちゃう。
ドラッグストアなら100円しなかったりするじゃないすか。
助かる。
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かたやそれらは。
栄養の偏りがあるし、カロリーも高い。
ってことは?
おにぎりを握ってきゃ。
全方位的にハッピーである。
栄養面はときに応じて補えるし、
カロリーも抑えめにでけるし、
目先のお金もかからない。
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あ、そういうことを言いたいんじゃなかった。
*
エクセルのおにぎり欄。
1日も欠かさず印がついてるのに気づいてるうち。
そういう。
栄養とかカロリーとか経済とか
物理的なことよか、やがて。
「きょうの印を絶やさない」
ってことのほうに。
喜びを感じるようになっていった。
「喜び」っていうか「安心」?
「きょうも印を絶やさなかったぜえ!」
っていう。
クッソどうでもいいネタなのに。
長くなっちゃったので、つづく。