「キクチが毎日欠かさずおさけを飲む」
って現象は、アル中ではない。
みたいなことをどっかで読んだんだか
聞いたんだか、したことがある。
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大雑把にいうと。
ほにゃらら中毒ってのは、「ほにゃらら」によってカラダが直接的に害を受けること。
ほにゃらら依存症ってのは、「ほにゃらら」に依存するようになっちゃってること。
(あ、医学用語としてそうなのかどうかは知んないっすよ。)
(聞きかじったことをキクチが勝手に解釈しただけなので。)
なので、たとえば。
巷間いわれるアル中(アルコホール中毒)。
重度のパンチドランカーみたいに手が震えたりするのが、おさけを飲むととまる。
というのは「アルコール依存症」。
大学生がコンパとかで一気させられてなるやつ。
急性アル中ってのは、いきなりすげえたくさんアルコホールを摂取したことによりカラダが変調をきたす。
ので「アルコール中毒」。
ってことになる。
(「重度のパンチドランカーみたいに」は『あしたのジョー』で聞きかじっただけなので)
(専門的なことは知らないっすよ)
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ことほどさように。
キクチが毎日欠かさずおさけを飲むのは。
「夜になると手が勝手にプルタブを開きやがったり」
「飲まないと1日が終わった気がしない」わけで。
あるいは。
「酔っぱらった感じになるのがとてもきもちい」とか
「酒場では必ず楽しいことが起こるっていう思い込み」があるわけで。
それは「アルコホールを摂取すれば起きるいいこと」を期待してるわけで。
「期待=依存」と換言できるわけで。
(あ、キクチのいまの状態ってのは)
(「ソレりっぱな依存症の入口ですよ」って物言いだったかな?)
とにかく、理屈っぺえ?
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いや、その中毒と依存症の違いにキクチが勝手に納得しましたとさってだけの話なんすけどね。
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。。。
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そう考えると。
「ほにゃらら中毒」と巷間言われてるもののほとんどは。
「中毒」じゃなくて「依存症」なのかもしれないな、と。
一酸化炭素中毒とかフグ中毒とはあきらかに違う
「おかしいんじゃねえかぐらいハマってること」
を意味してるわけで。
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「ランニング中毒」ってのもそのたぐいだよね。
(じゃあ「ランニング依存症」か?ってえと、それもちょっとニュアンス違わね?とかは措いて)
そんくらい走るのがすきとか、
そんくらい速くなりたいって気持ちがつおいとか、
そういうことで。
「ただちに毒的なものがまわってダメになる」
たぐいではない。
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「ハンガーノックになっちゃったわあ」だの
「全身攣っちゃったわあ」だの
「がんばりすぎて失神しちゃったわあ」だの
「3本目ですでにキツかったけど10本やっちゃったわあ」だの
いずれも、どこかしらじゃっかんの誉れが込められてるじゃん?
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でもでも、ムダに混ぜっかえすと。
ランニング。
上記「(ほにゃらら)だわあ」にしろ。
途中の苦しみと終えたときの解放感?達成感?のギャップにしろ。
ワケワカメな脳内ドーパミンが出ることにしろ。
「今月何キロ走ったぜ!」にしろ。
それによって快感を得てるっつうか。
その快感を得にいってるって意味では。
そういうひとらはやっぱリッパに、
「依存症」ぐらいのことは言えるのかもしれない。
こっちはいい意味100で。
。。。
とか、よけいな妄想を広げながら
おさけを飲むのは楽しいっす。うっす。
でもいいかげん、リアルな酒場に繰り出したいっす。
うっす。