松山英樹イッチョカミのつづきなんすけどね。
こまけえことはわかんねえケド、とりあえず「どういうメンタルだよ?」っておもうじゃないすか。
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だって技術うんぬん実力うんぬん、進化や進歩うんぬん以前に。
○世界最高峰の夢舞台で。
○トップで最終日を迎えて。
○そのポジションを譲らず優勝する。て。
ショミンには想像もつかないようなプレッシャーがあるはずで。
そういうときって、えてして「平常心でやろう」「いつもどおりやろう」っておもえばおもうほど「平常心ってなんだっけ?」「いつもどおりってどんなだっけ?」ってドツボにはまっちゃうもんで。
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また、そういうのって。
経験とか鍛錬である程度は何とかなるのかもしんないケド。
たぶん、そもそも土台に圧倒的につおいメンタルの素質があってこそのことなわけで。
よしんば、豆腐メンタル・オブ・キクチが万が一その立場になったとして。
そこに至るまで十二分に経験とか鍛錬を積んでたとしても、とりあえず1番ホールのティーショット(1打目)で盛大に空振りする絶対的な自信があるw
そんで、そっからグダグダ。
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そう。
ゴルフって。
(というほど、ゴルフのことはまったく知らないんだけど。)
ゴルフって、止まったとこから自分でアクションを起こしてはじめて成立するってとこがよけいむつかしくって。(想像)
あくまでたとえとして比較論として。
ほかの多くのスポーツって流れのなかで動いてるから。
上昇気流に乗りやすいってぶぶんもありうるとおもうし、流れてるなかできっかけをつかんで調子に乗るってことも比較的起きやすいとおもう。
マラソンの超絶勝負レース。
スタートする前はたぶんド緊張で。
最初の数キロも変な力が入っちゃったりすることがあるにせよ。
42.195km、数時間、その状態ってことはないわけでしょみたいな。
わかりづれえ?
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だからこそ、松山英樹ってのは鬼メンタルのもちぬしって前提がまずないと成り立たないとおもってたんっすよ。
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そこで、キクちゃん。
(↑あああ、こういう物言い、勢いにせよ恥ずいがそのままにしときます)
きょうまたネットをまさぐってて、松山英樹がこんなんような言ってたって記述をみつけて目からウロコがスコンスコン落ちた。
いわく。
「プレッシャーにつよいのではなく」
「極度のプレッシャーを感じたときの対応方法を知ってるから」
おおっ! と。
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もともとプレッシャーを感じない性質だとか
メンタルがむちゃくちゃつよいだとか。
気合いで撥ね退けましただとか、
根性で何とかしましたならば、
「そうすかすげえっすね!」だけの話だケド。
真正面から正攻法ドカンじゃなく。
「じぶんなりに対応方法をめっけて」
「それを忠実に実行するだけ」っていう。
向かってくる力を
半身かわしてそらして逃してやりすごす。
みたいなことなら、できそうじゃん?
凡人にも参考になりそうじゃん?
キクチでもマスターズ勝てそうじゃん?
おもわせられる。
勇敢になれる。
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。。。
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でも、待てよと。
あぶなくひっかかるとこだったわ、と。
ゴルフの世界で最高峰の舞台、マスターズ。
いくら「おれっち、超絶ゴルフうめえし!」とかイキっても踏めない「主催者から招待状が来てはじめて出られる」という試合。(←きょう仕入れた知識ぇ)
の、3日目終了時で首位。
で、迎えた4日目最終日。
たぶんゴルフをやってるすべてのひとにとっての夢の舞台オブ夢の舞台。
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いくら対処方法を知ってたとしても。
地に足がつかないフワフワな感じだろうし。
不如意的に、手はワナワナ震えてるであろう。
対処方法をよおく知ってるはずの頭は、真っ白であろう。
「経験と鍛錬がモノを言う」としても。
「マスターズの最終日を首位で回る」ってのは初めてなわけだし。
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ってんで、けっきょく。
「素質として超弩級の並外れたメンタルのつおさがないとムリムリムリムリ!」
という、身も蓋もない結論が導き出されてしまった。
のであったぇ。。。
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じぶんなりに脳内スパコンでw導き出された最終結論(↓)
「オーディエンスはオーディエンスらしく、敬意をもって超一流を楽しめ!」
「それ以上には出てくんな」
「おさけを飲みながら観るとチョー楽しいよっ!」
あんど
「でもやっぱ、対応方法を探索するってのは参考にできるシーンが大いにありうり」