キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

全盛期二度、みたいなこと

大坂なおみ、すごいよな。

誰かが杉山愛に「さらに成長するための課題は?」って訊いて。

すげえ長い間考えて「ボレー」ってあえて言うぐらい、弱点がなくなってるもの。

(大坂はあんなサーブとストロークがあればボレー必要なくね?っていうスタイル)

 

もともとサーブもストロークも男性並みの威力で。

弱点は精神面の脆さって言われてたのに、精神的にぜんぜん動じなくなっちゃった。

 

 

準決勝のセリーナ・ウィリアムズってのは。

グランドスラムのシングルスだけで23勝してるレジェンドで。

それだけ?でも十分、ものすげえことなんだけど。

 

セリーナが出てきたことで、女子テニスのパワーとかスピード化が顕著になったとおもう。

それまでのグラフとかとはいい意味で優雅さ?が違うし、

ヒンギスなんて天才だとおもうんだけど、あまりのパワーとスピードにテクニックが通用しないほどで。

 

つまり、大げさじゃなく女子のテニスをガラッと変えてしまったひとで。

 

 

何を言いたいかというと。

大坂なおみってのは、全豪オープンの準決勝で、

そのセリーナを「パワーとスピードで」ねじ伏せたのね。

 

もともとタイプが似てるのに、完全に「大坂はセリーナの上位互換」みたくなっちゃった。

 

 

コレマジで、大坂の時代くるよ。

「グランドスラムとった」とか「ランキング1位になった」とかいうショボいことじゃなく(全然ショボくないw)、歴代のレジェンド級っていうか、テニスを超えたスポーツ全体のスーパースターみたくなりうる。

 

きょうび、すでに国籍とか性別とかにある種、意味がなくなってきてるけど。

それでもやっぱ「日本人が」ってのはうれしいっていう。

こういう感じって何なんだろね?

 

ナドト、キクチのくせに何を言ってんだぜw

 

 

。。。

 

 

テニスもわりとすきだからイッチョカミしちゃったケド。

きょう書こうとおもってたのは大坂のことじゃなく。

 

あと、大坂と並列しようとか比べようって意図はビタ一文なく。

 

 

高梨沙羅、ね。

3、4日前のニュース。

週末から超絶豪邸のネットがふっ飛んでブログが書けないというチョー安穏な日々を過ごしておったため。

www.nikkansports.com

昨季は表彰台に3度しか乗れずに苦しんだが、今季は安定した強さを発揮し大記録も視界に入ってきた。

 

ものすっげー、失礼なこと言っちゃうと。

高梨沙羅ってもうオワコンなのかな?って勝手におもってたんっすよ。

 

 

女子ジャンプっていう競技自体がまだわりかし新しいため。

いち早く技術を取り入れた先行者利益みたいなもので、ワールドカップとかで勝ちまくってたものの。

 

152センチってたぶん、ジャンプ選手としては小さすぎるんだろうし。

(やっぱ「風を受ける」的にはデカいほうが有利なんだよね?)

 

細かくはよく知らないケド。

ロシアとか北欧?の人たちが本気で取り組み出したらかなわないんだろうなあって。

(マラソンのケニアエチオピアみたいなニュアンスで)

 

実際、2016-17年シーズンまではわりと圧倒的に勝ちまくってたのに。

2017-18年シーズン以降、年に1回ぐらいしか勝てなくなってた。

 

 

それとは全然関係ないんだろうけど。

数年前からお化粧テクの目覚ましい進化がやけに目について、「あああ、興味関心がちょっと削がれちゃってるのかなあ」とか勝手におもったりもした。

 

と言っても、ワールドカップではだいたい3位以内に入ってるんだが。

全盛期なんか優勝が当たり前で、たまに2位になると「よっぽど大失敗しちゃったのかな?」ぐらいの感覚だったのに。

「表彰台には上るけど、なかなか勝てない」って状況は、じゃっかんのオワコン感あんじゃん?

 

 

ところがぎっちょん、って話っすよ。

今年のシーズン。上記リンクにある通り6戦中すでに3勝してる。

 

「二度目の全盛期がキテる」わけで。

全盛期なんて一度くるだけでもものすごいことなのに、全盛期を経験したひとがふたたび全盛期を取り戻すとか、リスペクトしかできない。

 

てめえが心のなかでオワコン扱いしてた失礼千万は措いて。

勝てなくなった間の絶望感やら、それでもつづけた倦まない努力やら折れない心に想いをめぐらしたら。どうしようもなく胸が熱くなってしまった。

 

 

よく考えてみりゃ「全盛期は1回ぽっきり」なんて誰も言ってないわけで。

何回キテもいいわけで。

 

全盛期が一度たりともキテないキクチだって

もう少しどうにかしたほうがいいしw

まだ何とでもなるはず。