キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

こどもウソ

平日は毎朝、伊集院光のラジオを聴いてる。

最近のリスナーから募集しているエピソードのテーマは「こどもウソ」。

ちょっと、食指が動く。

 

公式ツイッターによると、こういう。

 

投稿モノなので、求めてるのは深刻なやつじゃなくてネタ。

上記をむりやり補足すっと、

自分が子供の頃ついた(当時はオトナをうまくごまかせたとか説得できたと思ってたけど、振り返ってみるとあまりにミエミエな)ウソ。

子供がついてくる(バレバレだけど子どもの面目を保ってあげるため騙されたフリをする)ウソ。

みたいなニュアンス。

 

このドへたな補足、いらなくね?

 

 

人の親になってはじめて気づくことのひとつに、「子どもが親につくウソはだいたいぜんぶ親に筒抜けである」みたいなこと、あるじゃないすか。

 

ウソとはちょっと違うかもだが、

いまヒロシはどのチャンネーを気に入ってるかとか、エロ本の隠し場所とか、買物のお釣りをちょろまかしたとか、きっとぜーんぶお見通しだったんだろう。

 

学校でも、授業中にまわしあってた手紙や(あれ、何だったんだろうね?)早弁も教師にはぜーんぶ、お見通しだったんだろう。

 

 

そう考えると、「こどもウソ」と呼べるほどかわいくない、いまだに通じてるとおもってるあのウソも実はバレてて、でいて母親はなかったことにしてくれてるとしたら、ちょっとこええっていうか、申し訳ない気もしてくる。

 

ナンダソレ?

 

 

あ、話を戻す。

 

「こどもウソ」はあくまでクスっとする、ほほえましいものであることが基本であり、そこが腕のみせどころっていうか。

 

たとえば、ラジオで伊集院が言ってたエピソードは「親の金を盗んだ」なんだけど。

(以下、あやふやな記憶ベースなので細部は違うかもしれん)

 

「罪を分散させたいんだか知らないけど、なぜか駄菓子屋で友だちに大盤振る舞いしちゃうじゃん?」

「そこに運悪く母親が通りがかって、ソッコーで『この子がそんな金もってるはずない』ってバレてるんだけど」

「友だちの前では怒ったりせず、ふつうに過ごしてる」

「友だちと別れたあと、『あのお金どうしたの?』って訊かれて」

「明らかにおかしい(内容失念)って言い訳をして」

「けっきょく母親に死ぬほど怒られたw」

 

そういうの。

 

心をくすぐるいろんな要素が含まれてんじゃん?

「親を金を盗んだ」っていう悪いことも、最後に「死ぬほど怒られた」ことでうまく回収されてるし。

 

 

むかし、ビートたけしがテレビの収録に大遅刻した理由が「おばけが出たから」ってのも、このこどもウソのたぐい。

むかし、学生時代のパイセンが大遅刻してきて「ごめーん、うんこもらしちゃって」って言ったのもこのたぐいだろう。

 

気が小さくてテンパってしまうキクチには、窮地に堂々としらじらしいウソをつけるような器量はない。

 

器量?

 

ってんで、連日のムスメっこネタでアレだが。

 

 

保育園に行ってからもしばらく乳離れできなくって、でもおしゃべりをするぐらいだからもうそんな赤ちゃん赤ちゃんはしてないころだったんだろう。

2歳か3歳だったかな?

 

あるときにょうぼうは彼女のプライドに訴えかける作戦に出た。

「ほいくえんのおともだちもみんなまだおっぱい飲んでるの?」

 

ムスメっこ、即答。

「うん。ナカムラ先生も飲んでるって!」

 

にょうぼうと顔を見合わせて、ナカムラ先生も飲んでるんじゃしようがないよねってなって。

ムスメっこを寝かしつけたあと、2人で「かわいい!」を大連呼しつつゲラゲラ笑った。

 

とかそういう。

 

 

。。。

 

 

おまけ。

話はそれるが、ムスメっこはきょう美容院に行ってきた。

今週は入試シーズンで、月から木まで学校がおやすみだってんで。

 

小さいころからかたくなにロングで、最短でも肩甲骨の下のほうまで伸ばしてたのに、中学のおともだちの○○ちゃんといっしょに美容院に行って、2人ともおんなじボブにしてきた。

 

いい意味でますますななちゃんってよか、ななこさんって感じになっててビビった。

っていうかぽまいら、どんだけなかよしなんだぜ?

 

 

ときに。

きのう○○ちゃんと話しててノリでやってみることにしたと言うが、いままで「ためしにちょっとショートもいいんじゃない?」っつっても絶対にロングだったムスメっこ。

 

心の中でへんな勘ぐりをしようとして、即刻打ち消す。