キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ペキンパイセン

中学のころ、「ペキン」っていうあだ名のパイセンがいて。

それはなんでかというと、明らかにややワイルドな顔面をお持ちだったからで。

原人?的な?

 

いっぽう。

ペキンパイセンはもともと「キクッコ(仮)」と呼ばれてたらしくて。

 

(あ、「(名字の上2文字)+ッコ」なので、仮にキクッコな。)

(いや、別に本名を出しちゃってもさしつかえがないっていうか、ペキンパイセンもその周りのひともこんなクソ辺境を見るわけないし、内容的にも迷惑かけるようなもんじゃないからいいんだけど、なんとなく、ね。)

 

ペキンがわりと広まったあともしばらく、女子のパイセンたちはキクッコと呼びつづけていた。

 

 

別にペキンパイセン自身が嫌がってたわけでもなく、ふつうに受け入れて?いたんだけど、なんつうか、ちょっと含まれてるじゃん? 男子中学生特有のいじり?的なニュアンスが。

女子のパイセンたちは、そういうのを何となく避けたんだろうね。

 

遠慮とかかわいそうとは違う、女子中学生特有のなんらかでもって。

 

 

そうこうしてるうちに。

当初はたぶん一発ギャグ的なノリから生まれたであろう「ペキン」はほどなく驚異的な広がりと浸透力を見せ。

もはやそのパイセンは「一般的にペキン、共通語としてペキン」となり、「キクッコ」なんて呼ぶのは部活のパイセン女子数名になってしまった。

 

キクッコ、存亡の危機。

 

 

しかしして。

その後しばらくして、女子のパイセンたちはペキンパイセンを「ペキンコ」と呼ぶようになって一件落着して。

たぶん「ペキン」まんまじゃ豪速球すぎるし、いまさら迎合するのも悔しい?ってんで、「ペキン+キクッコ=ペキンコ」的なプロセスを経たんであろうが。

 

「フォークダンスde成子坂」はコンビ名に大すきなデニーロの要素をどうしても盛り込みたくて、検討に検討を重ねた結果「de」が残った。みたいな?

 

 

っていう、ただの想い出話というか中身なんてビタ一文ない話なんだけど。

なんつうかね、もうちょっとやりようはなかったのかな?っておもうわけですよ。

 

(そういう「何でわざわざそっちにする!?」みたいなことってわりと世の中にあふれてるよね的なことを言いたかったらしいが、もうどうでもよくなっておる)

 

たとえばいっそのこと「ペキンッコ」にすれば文字数的に3:2になって、「ペキンコ」の3:1より対等合併感も出てくるし。

読みづらいところにわざわざ「ッ」を置くなんてちょっとイタリア人のおなまえっぽくてかっちょええかなとかね。

バロテッリ、みたいな。

 

どうっでもいいな!