何の具体的なこともねえ、すっげえ漠然とおもったことをほざく。
「たまにリセットがひつようだ」
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ここで言うリセットは頭のなかの話。
特定のものごとに対する意識とか考え方とか方法論とか、そういうじぶんのなかの常識は定期的にリセットしたほうがいいんじゃね? と。
裏っ返していうと、もしもじぶんのなかで当然とおもってることがらが「古びたもの」「時代遅れのもの」である場合、かえって足かせやまわり道になっちゃう。ことによっては害悪でしかなくなるってこともありうりで。
たぶんそれって、こっちから気づこうとしなければ気づけないことで、わかりやすい原因として浮き彫りになることもないし、じぶんがそれがよいと信じちゃってることだからよけいめんどくさくて。そこを回避しねえとな、的なことで。
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コレ、ニュースを聞きかじっただけのことで、門外漢だからとんちんかんな解釈かもしんないケド。
たとえば、日本の製造業がかつてほどの元気がなくなっちゃってるのっていろんな要因があるなかで、「よかった時代の成功体験から抜け出せない」ってのもあるらしいじゃないすか。
その間にも世界はどんどん進化しとる、と。
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仮に、あくまでもおとぎ話として。
ふたたび走りはじめようとおもったとして。
それってのは、オトナになってからジョギングをはじめた10年ちょい前に読んだり聞いたりしたノウハウに基づいてるわけで。
もっというと、そのベースには30年以上前の陸上部のやり方が横たわってるわけで。
でも。
10年ちょい前なんてたぶん、まだガラケーを使ってた気がするし。
30年以上前なんつったら「CDってすげえ!」だし、まだチン毛も生えそろってたか疑問だし、1999年にたぶん地球は滅びるかもってちょっと信じてたわけですよ。
(「根本的に変わってない、大事なこと」もどこかにあるにせよ)そんなころの常識や価値観なんか、ガラッと変わっちゃってるに決まってんでしょ。っていう。
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まあ、やみくもに新しいものに飛びつくのが必ずしもいいわけではないだろうし、経済的・時間的・身体的な対応力や、そのものごとに対する関心度の大きさによっても変わるんだろうが。変化したということを知ってるか知らないかだけでも大違いなわけで。
もっというと、実際にアクションとして対応するかどうか以前に、そういうアンテナをじぶんが持っているかとか、めんどくさがらず受け入れる気概があるかとかそういう、柔軟性を保ててるんだろうかって自問自答の話で。
なんのこっちゃぽえむ。